市況解説
2026年4月8日(水)市況解説
| 2026年4月8日(水)市況解説 大引け | |
|---|---|
| 日経平均株価 | 56308.42(+2878.86) |
| TOPIX | 3775.30(+121.28) |
| 売買高概算 | 276005万株 |
大引け・大幅続伸-後場も強い地合い崩れず
8日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に4日続伸、前日比2878.86円高の56308.42円で取引を終えた。米・イランの停戦合意で中東情勢を巡る不確実性が後退したとの受け止めが広がり、リスクオンの流れが強まる展開となった。「イスラエルが同意」など前向きな報道が相次いだことあって、売り方の買い戻しを巻き込んで先物主導で上げ幅を拡大、伸び悩む場面では持ち高を落としていた投資家の買いがすかさず入るなど、強い地合いは崩れなかった。東証株価指数(TOPIX)は大幅続伸。東証プライムの売買代金は概算9兆6668億円、同売買高も概算27億6005万株と高水準に膨らみ、値上がり銘柄数は1383、値下がり168、変わらずが26。業種別TOPIXでは「非鉄」「ガラス・土石」「電気機器」をはじめとする28業種が上昇、「鉱業」「海運」「石油・石炭製品」など5業種は下落。アドバンテスト(6857)や古河電(5801)など業績期待の高い銘柄が一段と買い進まれ、「上場来初の配当を検討」と報じられたキオクシアホールディングス(285A)は急騰し上場来高値を付けた。物価変動の影響を除いた2月の実質賃金がプラス幅を広げたことも支えに三越伊勢丹ホールディングス(3099)など小売りの一角が買われ、JAL(9201)などは原油相場の急落が好感された。「防衛装備品に力」との日経報道を受けて、古野電気(6814)にも買いが集まった。反面、INPEX(1605)、出光興産(5019)など石油関連が終日軟調、川崎汽船(9107)など海運株も厳しい。イーレックス(9517)など新エネルギー関連も売りに押され、サカタのタネ(1377)は12-2月期業績の勢い鈍化が嫌気された。高値圏にあるキッコーマン(2801)、中央倉庫(9319)などディフェンシブ関連の一角には手じまい売りが膨らんだ。
新興市場でもリスクオンの流れが強まり、東証グロース250指数が大幅に4日続伸。アストロスケールホールディングス(186A)、パワーエックス(485A)、QDレーザ(6613)が買われ、リファインバースグループ(7375)、アミタホールディングス(2195)、FIXER(5129)は売られた。
| 2026年4月8日(水)市況解説 前引け | |
|---|---|
| 日経平均株価 | 56078.83(+2649.27) |
| TOPIX | 3765.95(+111.93) |
| 売買高概算 | 134955万株 |
前引け・大幅続伸-「2週間の停戦合意」を好感、56000円台を回復
8日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸、前日終値に比べ2649.27円高い56078.83円で引けた。東京市場の寄り付き前に、米国とイランが「2週間の停戦」で合意。時間外のWTI原油先物は急落し、米株価指数先物も急騰。中東情勢に対する警戒感が大幅に後退し、日経平均株価も急伸スタート。寄り付きから54000円の節目を突破すると、その後もじりじりと上げ幅を拡大し、取引時間中としては3月5日以来約1か月ぶりに56000円の大台を回復した。
東証株価指数(TOPIX)も大幅に続伸。東証プライムの売買代金は概算で4兆9549億円、売買高は同13億4955万株、値上がり銘柄数は全体の9割にあたる1416、値下がりは130、変わらずが29だった。業種別TOPIXでは全33業種中29業種が上昇し、4業種が下落。「非鉄」「電気機器」「ガラス・土石」の上昇が目立ち、「鉱業」「海運」「石油・石炭」が下落。個別では、東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)などの半導体株が軒並み急伸で指数を押し上げ、「上場来初の配当を検討」と伝わったキオクシアホールディングス(285A)は上場来高値を更新。レゾナック・ホールディングス(4004)やJX金属(5016)など部材株の上昇も目立ち、古河電気工業(5801)も4万円突破で上場来高値を更新した。半面、米時間外での原油先物急落を受けてINPEX(1605)や石油資源開発(1662)には手仕舞い売りが広がり、出光興産(5019)とコスモエネルギーホールディングス(5021)も軟調。商船三井(9104)や日本郵船(9101)、川崎汽船(9107)などの海運株も安く、亀田製菓(2220)や山崎製パン(2212)、不二家(2211)などディフェンシブ株の一角にも売りが目立った。
新興市場も大幅高で、東証グロース250指数は大幅続伸。ACSL(6232)、ヘリオス(4593)、スリー・ディー・マトリックス(7777)が上昇し、Institution for a Global Socie(4265)、サスメド(4263)、トライアルホールディングス(141A)が下落した。
更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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