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市況解説 2025年7月25日(金)

2025年7月25日(金)市況解説 大引け
日経平均株価 41,456.23(-370.11)
TOPIX 2951.86(-25.69)
売買高概算 176754万株

大引け・3日ぶり反落- 主要企業決算嫌気で上昇一服

25日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落、前日終値に比べ370.11円安い41456.23円で引けた。直近2営業日で2000円強上昇した日経平均株価は、手仕舞い売り優勢でのスタート。朝方は小幅安で寄り付くと、信越化学工業(4063)などの決算失望も相まって下げ幅を拡大。その後下げ渋る場面もあったが、後場終盤になると再度売り込まれて安値圏で一日の取引を終えた。

東証株価指数(TOPIX)は4日ぶりに反落。東証プライムの売買代金は概算で4兆5512億円、売買高は同17億6754万株、値下がり銘柄数は全体の5割にあたる818、値上がりは745、変わらずが62だった。業種別TOPIXでは全33業種中22業種が下落し、11業種が上昇。「化学」「鉄鋼」「輸送機」の下落が目立ち、「倉庫」「海運」「鉱業」が上昇。個別では、失望的な今期見通しを発表した信越化学工業が急落し、4-6月期が大幅減益の三菱自動車(7211)も大幅安。通期の各段階利益を小幅に下方修正したキヤノン(7751)も売られ、足元で急伸していたマツダ(7261)とSUBARU(7270)は上昇一服。三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)やみずほフィナンシャルグループ(8411)など銀行株にも軟調な銘柄が目立ち、JFEホールディングス(5411)はみずほ証券による投資判断の引き下げが悪材料視された。半面、野村証券による目標株価の引き上げがあった日本郵船(9101)や商船三井(9104)、川崎汽船(9107)が上昇し、モノ言う株主「バリューアクト」による株式の大量保有が判明したマネーフォワード(3994)が急騰。1-6月期の増益決算を発表した中外製薬(4519)も高く、三菱倉庫(9301)や三井倉庫ホールディングス(9302)などの倉庫株もしっかり。MBO(経営陣が参加する買収)を公表した太平洋工業(7250)は、ストップ高で比例配分された。

新興市場は小高く、東証グロース250指数は小幅に4日続伸。フューチャーリンクネットワーク(9241)、ブランジスタ(6176)、勤次郎(4013)が上昇し、いつも(7694)、ファンデリー(3137)、ヘリオス(4593)が下落。上場2日目となったフラー(387A)は公開価格(1170円)の4.4倍にあたる5200円で初値を付けた。



2025年7月25日(金)市況解説 前引け
日経平均株価 41,570.24(-256.10)
TOPIX 2958.77(-18.78)
売買高概算 88433万株

前引け・反落- 連日急伸の反動、一部主力企業決算の失望も重荷

25日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べ256.10円安い41570.24円で引けた。直近2営業日で2000円強上昇した日経平均株価は、手仕舞い売り優勢でのスタート。朝方は小幅安で寄り付くと、信越化学工業(4063)などの決算失望も相まって下げ幅を拡大。その後は下げ幅を縮める場面もあったが、前引けにかけて再度弱含んだ。

昨日史上最高値を更新した東証株価指数(TOPIX)も反落。東証プライムの売買代金は概算で2兆2842億円、売買高は同8億8433万株、値下がり銘柄数は全体の4割強にあたる673、値上がりは870、変わらずが80だった。業種別TOPIXでは全33業種が21業種が下落し、12業種が上昇。「化学」「鉄鋼」「輸送機」の下落が目立ち、「海運」「倉庫」「パルプ・紙」が上昇。個別では、野村証券による目標株価の引き上げがあった日本郵船(9101)や商船三井(9104)、川崎汽船(9107)が上昇し、モノ言う株主「バリューアクト」による株式の大量保有が判明したマネーフォワード(3994)が急騰。1-6月期の増益決算を発表した中外製薬(4519)も高く、イオン(8267)は連日の上場来高値更新。ソニーグループ(6758)による株式の取得が判明したバンダイナムコホールディングス(7832)は、1%弱の上昇で前場を終えた。半面、失望的な今期見通しを発表した信越化学工業が急落し、4-6月期が大幅減益の三菱自動車工業(7211)も大幅安。通期の各段階利益を小幅に下方修正したキヤノン(7751)も売られ、足元で急伸していたマツダ(7261)とSUBARU(7270)は上昇一服。三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や三井住友フィナンシャルグループ(8316)など銀行株にも軟調な銘柄が目立ち、JFEホールディングス(5411)はみずほ証券による投資判断の引き下げが悪材料視された。

新興市場は小高く、東証グロース250指数は小幅に続伸。ビーマップ(4316)、ブランジスタ(6176)、フルッタフルッタ(2586)が上昇し、ジーエヌアイグループ(2160)、キッズウェル・バイオ(4584)、Will Smart(175A)が下落。上場2日目となったフラー(387A)は、本日午前も買い気配を切り上げたまま売買が成立しなかった。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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