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市況解説

2020年12月2日(水) 市況解説

2020年12月2日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 26,800.98(+13.44)
TOPIX 1773.97(+5.59)
東証一部売買高 142881万株

大引け・小幅続伸―短期過熱警戒くすぶるも循環物色で底堅さ

2日の東京株式市場で日経平均株価は小幅続伸、前日比13.44円高の26800.98円と連日で年初来高値を更新して取引を終えた。急ピッチ上昇への警戒から高値圏銘柄を中心に利食い・手じまい売りが広がる一方、出遅れ感の強い景気敏感株などに買いが入るなど、循環物色の流れが下値の堅さをもたらす展開となった。円相場の弱含み推移や米株先物の下げ渋りなども追い風に働いた模様。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証一部売買代金は概算3兆726億円、同売買高は概算14億2881万株で、値上がり銘柄数は1158、値下がり934、変わらずが85。業種別TOPIXでは「ゴム製品」「非鉄」「海運」をはじめとする25業種が上昇、「サービス」「鉱業」「その他製品」など8業種は下落。米金利上昇を受けてメガバンクなど金融株が軒並み上昇、三菱重工業(7011)やキヤノン(7751)などには買い戻しが膨らんだ。信越化学工業(4063)は8日続伸しこの日も高値を更新、日本電波工業(6779)は日経電子版が水晶部品の値上がりを報じたことが刺激材料となった。モルガン・スタンレー証が格上げしたフジクラ(5803)も強い。反面、短期的な需給悪化が意識されるリクルートホールディングス(6098)は大幅に4日続落、3度目となる今期見通しの上方修正を発表した西松屋チェーン(7545)は朝高後下げに転じ、オープンハウス(3288)も利食い売りに押された。ジーンズメイト(7448)は今期最終赤字見通しが嫌気され、セブン銀行(8410)は連日で年初来安値を更新した。

新興市場では、主要2指数がそろって小幅続伸。時価総額上位銘柄などへの押し目買いが相場を支える展開となった。JTOWER(4485)、ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)、JMC(5704)が買われ、フリー(4478)、BASE(4477)、クリーマ(4017)は売られた。


2020年12月2日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 26,756.37(-31.17)
TOPIX 1772.87(+4.49)
東証一部売買高 58279万株

前引け・小反落―利食い売り重荷も出遅れ株への買いが支え

2日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落、前日終値に比べて31.17円安い26756.37円で引けた。前日の欧米株高を好感した買いが先行したものの、急ピッチ上昇に対する短期過熱警戒感から高値圏銘柄を中心に利益確定売りが膨らむ展開となった。心理的な節目である27000円が視野に入るなか、時間外取引における米株先物の下落などが嫌気されたとみられるが、出遅れ感の強い景気敏感株への買いが下値を支える格好となった。東証株価指数(TOPIX)は小幅続伸。東証一部売買代金は概算1兆2280億円、同売買高は概算5億8279万株で、値下がり銘柄数は852と、値上がり1201を大きく下回り、変わらずが121。業種別TOPIXでは「サービス」「鉱業」「情報・通信」など7業種が下落、「ゴム製品」「非鉄」「海運」をはじめとする26業種は上昇。日本電産(6594)やダイキン工業(6367)、ソニー(6758)が売られ、神戸物産(3038)、ブイキューブ(3681)など巣ごもり関連の一角も冴えない。KDDI(9433)、ソフトバンク(9434)には競争激化懸念を受けた売りが継続、一転して今期最終減益となる見通しを示した伊藤園(2593)も安い。ユーロ円建てCBの発行を決めたリログループ(8876)には需給不安が台頭。反面、中国景気の回復期待を背景にコマツ(6301)が続伸し年初来高値を更新、商社や住友金属鉱山(5713)など資源関連も総じてしっかり。ホンダ(7267)は円相場の落ち着きも好感され、通期見通しを上方修正したロック・フィールド(2910)が急伸。月次好調のアスクル(2678)も強い。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。出遅れ感を意識した買いと高値圏銘柄への売りがせめぎ合う展開となった。そーせいグループ(4565)、Jストリーム(4308)、ジオコード(7357)が高く、ワークマン(7564)、AIinside(4488)、テラ(2191)は安い。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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