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市況解説 2025年7月29日(火)

2025年7月29日(火)市況解説 大引け
日経平均株価 40,674.55(-323.72)
TOPIX 2908.64(-22.09)
売買高概算 160740万株

大引け・3日続落―重要イベントを前に買い手控えムード

29日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落、前日比323.72円安の40674.55円で取引を終えた。国内外で相次ぐ重要イベントを前に積極的な買いが見送られるなか、短期的な過熱警戒感が尾を引いていることもあって、持ち高を整理する目的の売りが出やすい地合いを辿った。「低リスク通貨」とされる円に買いが入りジリ高傾向を辿ったことや、コマツ(6301)など決算を受けて大きく売られる銘柄が目立ったことも投資家心理を冷やし、後場も冴えない展開が続いた。東証株価指数(TOPIX)も3日続落。東証プライムの売買代金は概算4兆90億円、同売買高は概算16億740万株で、値下がり銘柄数は970、値上がり585、変わらずが70。業種別TOPIXでは「輸送用機器」「証券」「機械」をはじめとする26業種が下落、「鉱業」「石油・石炭製品」「サービス」など7業種は上昇。トヨタ自動車(7203)など自動車株が軒並み売られ、今期業績予想を大幅下方修正したさくらインターネット(3778)はストップ安。モルガン・スタンレー証券が格下げした日東紡(3110)も大幅反落するなど、データセンター関連の下げが目に付く。反面、4-6月期決算が好感された野村総合研究所(4307)は急反発、サンリオ(8136)には見直し買いが膨らんだ。SCREENホールディングス(7735)は自律反発狙いの買いを集め、先端医薬品の量産投資活発化報道を受けてタカラバイオ(4974)が動意付いた。通期業績を引き上げた日本車輌製造(7102)は急伸し、年初来高値を更新した。

新興市場では、東証グロース250指数が6日ぶりに大幅反落。生成AI(人工知能)関連を中心に手じまい売りが膨らんだ。オルツ(260A)、データセクション(3905)、FFRIセキュリティ(3692)が安く、サンバイオ(4592)、サスメド(4263)、Veritas In Silico(130A)は高い。



2025年7月29日(火)市況解説 前引け
日経平均株価 40,623.32(-374.95)
TOPIX 2902.95(-27.78)
売買高概算 77700万株

前引け・続落―短期的な過熱感を警戒した売り続く

29日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日終値に比べて374.95円安い40623.32円で引けた。国内外の重要イベントを前に積極的な買いが見送られるなか、短期的な過熱感を警戒した売りが引き続き優勢となった。モルガン・スタンレー証券の格下げを受けてレーザーテック(6920)が急落するなど、米半導体株高の影響が限られたことも市場心理を冷え込ませる格好となり、下げ幅は一時400円近くに達した。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証プライムの売買代金は概算1兆8926億円と低調で、同売買高は概算7億7700万株。値下がり銘柄数は全体の7割超の1156に達し、値上がり396、変わらず72だった。業種別TOPIXでは「輸送用機器」「精密」「卸売」をはじめとする30業種が下落、上昇は「鉱業」「石油・石炭製品」「情報・通信」の3業種に留まった。大引け後に決算を控えるアドバンテスト(6857)の上値が重く、前日に上場来高値を更新した日東電工(6988)は4-9月期業績予想を引き上げたにもかかわらず手じまい売りに押された。4-6月期大幅増益の塩野義(4507)も出尽くしの反応を示し、コーエーテクモホールディングス(3635)には業績を懸念した売りが膨らんだ。反面、くら寿司(2695)や良品計画(7453)が反発し高値に最接近、上期業績予想を引き上げた大塚ホールディングス(4578)も高い。ホギメディカル(3593)には非公開化検討報道を囃した思惑買いが続き、4-6月期大幅減収・減益のエンプラス(6961)は市場予想を上回ったとして買いが殺到した。

新興市場では、東証グロース250指数が大幅反落。買い手控えムードが広がるなか、目先的な利益を確定するための売りが膨らんだ。Synspective(290A)、QPS研究所(5595)、Heartseed(219A)が売られ、FRONTEO(2158)、トランスジェニックグループ(2342)、モンスターラボ(5255)は買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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