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市況解説 2026年11月5日(木)

2026年11月5日(木)市況解説 大引け
日経平均株価 61077.90(-1110.73)
TOPIX 3940.39(+45.01)
売買高概算 395805万株

大引け・大幅に4日続落-世界的にAI半導体関連が一段安

5日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に4日続落、前日比1110.73円安の61077.90円で取引を終え、終値ベースとしては5月20日以来ほぼ5ヵ月ぶりの安値水準で引けた。朝方には4日の米株高を支えに500円超えの上昇も見せたが、米中間選挙での民主党圧勝を受けたAI減速の懸念が尾を引き、手仕舞い売りが加速する流れとなった。午後に入っても韓国株や米時間外先物が一段安、アドバンテスト(6857)、キオクシアホールディングス(285A)の下げ幅拡大により、1400円超えの下げ場面もあった。一方、米同様にハイテク以外の銘柄への買いは途切れず、東証株価指数(TOPIX)は大幅反発。東証プライムの売買代金は概算で11兆7850億円、売買高は同39億5805万株、値下がり銘柄数は410にとどまり、値上がりは全体の7割超えの1130、変わらず12だった。業種別TOPIXは全33業種中、「非鉄金属」「鉱業」「海運」など8業種が下落、上昇は「輸送用機器」「不動産」「ゴム製品」など25業種。英半導体アームを傘下に抱えるソフトバンクグループ(9984)も下げ幅を拡大、村田製作所(6981)はじめ周辺部品、部材株にも一段安の動きが目に付いた。午後に今期業績予想を下方修正したAGC(5201)が下げに転じ、きのう今3月期営業赤字の見通しを発表した日本エム・ディ・エム(7600)がストップ安比例配分となった。中東和平への期待を支えとした原油安を受け、INPEX(1605)などの資源株もそろって下落した。半面、午後2時前に今期見通しを上方修正したトヨタ自動車(7203)が上げ幅を広げ、帝人(3401)、ダイセル(4202)も発表後に一段高を見せた。大手商社やアステラス製薬(4503)等の医薬品、また小売などでも好業績株への買いが終日継続、住友林業(1911)、三井不動産(8801)などは内外の金利低下などが支えとなった。

新興市場も日経平均の下げ幅拡大を受け、手仕舞い売りが拡大し、東証グロース250指数は後場大幅安に転じた。TerraDrone(278A)、データセクション(3905)、QDレーザ(6613)が売られ、トライアルホールディングス(141A)、ノースサンド(446A)、フリー(4478)が買われた。


2026年11月5日(木)市況解説 前引け
日経平均株価 61913.51(-275.12)
TOPIX 3955.29(+59.91)
売買高概算 182305万株

前引け・続落-ほぼ全面高もAI半導体軒並み安が響く

5日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べ275.12円安い61913.51円で引けた。4日米株市場では民主党大勝を受け、データーセンター投資の減速懸念等からAI関連が幅広く売られる一方、マイクロソフト等の主力テクノロジー企業や金融・消費関連などが幅広く大幅高、ダウ工業株30種平均が3%超え上昇した。この流れを引き継ぎ、一時500円超えの上昇場面があったが、値嵩半導体関連の大幅安が響き早々に下げに転じた。韓国株軟調も重なり、800円超えの下押しもあったが、前引けに向けやや持ち直した。東証株価指数(TOPIX)は大幅反発。東証プライムの売買代金は概算で5兆7080億円、売買高は同18億2305万株、値下がり銘柄数は261にとどまり、値上がりは全体の8割超えの1281、変わらず7だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「鉱業」「非鉄金属」など7業種が下落、上昇は「不動産」「ゴム製品」「輸送用機器」など26業種。アドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)の2社で日経平均を1000円強押し下げるなどAI関連が軒並み安、オルガノ(6368)はきのう発表した上期減益決算を嫌気して2割超急落、イビデン(4062)は一時ストップ安まで売られた。米国同様に三菱重工業(7011)などの防衛関連も一段安、日本郵船(9101)は海運市況安の思惑が意識された。半面、トランプ関税の修正期待を支えに、トヨタ自動車(7203)はじめ自動車株が軒並み大きく上昇、金利低下期待から三菱地所(8802)などの建設・不動産も幅広く見直された。アナリストの強気判断が相次ぐコナミグループ(9766)が大幅高で上場来高値を付けるなどゲーム関連も強く、月次売上が冴えなかったファーストリテイリング(9983)は一時10%超え急伸するなど小売関連も全般しっかり。

新興市場でも好業績株などに広範に買いが優勢で、東証グロース250指数は小幅に反発。カバー(5253)、タイミー(215A)、GENDA(9166)が買われ、パワーエックス(485A)、ティアフォー(593A)、オンコリスバイオファーマ(4588)が売られた。本日名証ネクストに新規上場のLTV-X(655A)は公開価格570円に対し、700円で初値を付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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