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市況解説 2026年10月29日(木)

2026年10月29日(木)市況解説 大引け
日経平均株価 64659.47(+705.28)
TOPIX 4003.28(+11.57)
売買高概算 414801万株

大引け・3日続伸-アドバンテなど好決算支えに下値買い旺盛

29日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続伸、前日比705.28円高の64659.478円で取引を終えた。昨日好決算発表のアドバンテスト(6857)をリード役に買い先行で始まった後、10時決算発表の韓国・サムスン電子が大きく値下がりし、急速に下げ転換。後場寄り一段安で始まった後は、再びハイテク株の持ち直しを支えにじり高展開となった。東証株価指数(TOPIX)は小幅反発。東証プライムの売買代金は概算で13兆8657億円、売買高は同41億4801万株とTOPIX入替イベントで大商い、値上がり銘柄数は734、値下がり779と拮抗、変わらず38だった。業種別TOPIXは全33業種中、「銀行」「証券」「鉱業」など25業種が上昇、下落は「機械」「電気機器」「繊維」など8業種。アドバンテスト(6857)が7%高、ソフトバンクグループ(9984)、東京エレクトロン(8035)を合わせた3社で630円超え日経平均を押し上げた。大引け間際に今期見通しを上方修正したイビデン(4062)は直後に下げ転換も再度上昇に転じ、昨日大幅な上方修正を発表した積水化成品工業(4228)はストップ高比例配分となった。メガバンクはじめ金融株も幅広く見直され、地合いを支えた。半面、米ソフトウェア株安も影響して日立製作所(6501)、NEC(6701)が大幅安、昼休み中に良好な決算を発表した小野薬品工業(4528)、大同特殊鋼(5471)は市場予想には届かなかったとして後場大きく下押した。アイシン(7259)は営業利益見通しを下方修正して年初来安値を更新、コマツ(6301)は午後に上方修正を発表したものの7%安で終えた。任天堂(7974)はじめゲーム関連も軟調だった。

新興市場は時価総額の大きい主力銘柄への手仕舞い売りが重荷となり、東証グロース250指数は5日ぶりの反落で終えた。サイバートラスト(4498)、イーディーピー(7794)、TerraDrone(278A)が売られ、トライアルホールディングス(141A)、Synspective(290A)、QDレーザ(6613)が買われた。


2026年10月29日(木)市況解説 前引け
日経平均株価 64131.28(+177.09)
TOPIX 3979.89(-11.82)
売買高概算 103046万株

前引け・小幅続伸-アドバンテ決算好感も、韓国サムスンが足かせに

29日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸、前日終値に比べ177.09円高い64131.28円で引けた。28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では想定通り金利据え置きを決定、無難通過の感触のなか、好業績も支えにハイテク株主導で主要3指数がそろって続伸した。取引終了後に決算発表した米アルファベットの急落影響が警戒されたものの、本邦の関連企業には買い姿勢が先行、好決算のアドバンテスト(6857)をリード役に一時800円超えの上昇を見せたが、10時決算発表の韓国サムスンの急失速に押され下げに転じる場面もあった。東証株価指数(TOPIX)は続落。東証プライムの売買代金は概算で4兆4750億円、売買高は同10億3046万株、値上がり銘柄数は全体の3割の478にとどまり、値下がり1024、変わらず47だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉱業」「電気・ガス」「医薬品」など14業種が上昇、下落は「電気機器」「機械」「金属製品」など19業種。アドバンテストは昨日引け後の決算発表で今期2度目の大幅上方修正を発表して7%超え急伸、キオクシアホールディングス(285A)、古河電気工業(5801)など周辺銘柄の一角に買いが入った。三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、東京海上ホールディングス(8766)はじめ金融株も軒並み上昇、日清製粉グループ本社(2002)、ノジマ(7419)など好決算の内需関連も個別に大きく買われた。半面、昨日今期業績予想を上方修正した日立製作所(6501)、NEC(6701)が市場期待を下回ったとして大幅安、米ソフトウェア関連の下げも響いた模様でトレンドマイクロ(4704)、野村総合研究所(4307)も売られた。昨日ストップ高のさくらインターネット(3778)は利益確定売りに押され、フタバ産業(7241)は今期見通し下方修正が嫌気された。半導体関連の下げも多く決算を受けソシオネクスト(6526)、ルネサスエレクトロニクス(6723)などが大きく下押し、上昇スタートの東京エレクトロン(8035)も下げに転じた。

新興市場は時価総額の大きい主力銘柄を中心に幅広い銘柄に手仕舞い売りが先行。東証グロース250指数は大幅反落で前場を終えた。ジーエヌアイグループ(2160)、オンコリスバイオファーマ(4588)、データセクション(3905)が売られ、ZenmuTech(338A)、技術承継機構(319A)、ハイブリッドテクノロジーズ(4260)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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