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市況解説 2026年10月23日(金)

2026年10月23日(金)市況解説 大引け
日経平均株価 62693.16(-214.68)
TOPIX 3965.81(-31.69)
売買高概算 288432万株

大引け・続落-後場一段と下げ渋り、AI半導体関連一部プラスに転じる

23日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べ214.68円安い62693.16円で引けた。22日の米国株式市場ではLRCX、METAの決算を経てなお、AIの収益性をめぐる懸念を払拭できずAI半導体関連が全面大幅安となり、ナスダック総合、S&P500は大幅反落。一方で、ハイテク株急落に対しリスクオフの観点からディフェンシブ株物色や、金利低下(債券買い)を受けた景気敏感株物色が進んだ側面もありダウは小幅続伸。日経平均株価は米ハイテク急落が波及する格好となり、安く寄り付く。前場は61500円付近を底として安値圏推移、後場は高く寄り付いた後、じりじりと下げ幅を縮めていった。

東証株価指数(TOPIX)も続落。東証プライムの売買代金は概算で8兆9383億円、売買高は同28億8432万株、値下がり銘柄数は全体の6割強にあたる951、値上がりは553、変わらずが48だった。業種別TOPIXでは全33業種中25業種が下落し、8業種が上昇。「銀行」「海運」「非鉄」の下落が目立ち、「不動産」「小売」「水産・農林」が上昇。個別では、太陽誘電(6967)、レゾナック・ホールディングス(4004)などAI半導体関連株が連日安い。AI半導体関連株と逆の動きをすることが多かった任天堂(7974)などのゲーム株も反落。リスクオフの債券買いが日本市場波及し金利が急低下、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411)といった銀行株も売られた。前日に決算を発表したディスコ(6146)は市場予想を下回る内容で失望売りが出た。一方で、サッポロビール(2501)や中外製薬(4519)などのディフェンシブ株が物色された。金利低下を受け、三井不動産(8801)や三菱地所(8802)など不動産株も高い。日本テレビホールディングス(9404)は「巨人新監督に松井秀喜氏が就任」との報道で思惑買いを誘った。レーザーテック(6920)や関東電化工業(4047)など一部のAI半導体関連株は後場からプラスに転じた。

新興市場は後場終盤で切り返し、東証グロース250指数は反発。データセクション(3905)、ジィ・シィ企画(4073)、フツパー(478A)が買われ、アクリート(4395)、JSH(150A)、GRCS(9250)が売られた。


2026年10月23日(金)市況解説 前引け
日経平均株価 61825.26(-1082.58)
TOPIX 3924.70(-72.80)
売買高概算 136307万株

前引け・大幅続落-AI収益性懸念残る。ディフェンシブ・債券へ資金シフト

23日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落、前日終値に比べ1082.58円安い61825.26円で引けた。22日の米国株式市場ではLRCX、METAの決算を経てなお、AIの収益性をめぐる懸念を払拭できずAI半導体関連が全面大幅安となり、ナスダック総合、S&P500は大幅反落。一方で、ハイテク株急落に対しリスクオフの観点からディフェンシブ株物色や、金利低下(債券買い)を受けた景気敏感株物色が進んだ側面もありダウは小幅続伸。日経平均株価は米ハイテク急落が波及する格好となり、安く寄り付く。その後も安値圏で推移したものの200日線水準で押し目買いが入っており、底堅さがあった。

東証株価指数(TOPIX)も大幅続落。東証プライムの売買代金は概算で4兆4206億円、売買高は同13億6307万株、値下がり銘柄数は全体の7割弱にあたる1050、値上がりは470、変わらずが32だった。業種別TOPIXでは全33業種中24業種が下落し、9業種が上昇。「非鉄」「銀行」「電気機器」の下落が目立ち、「不動産」「小売」「水産・農林」が上昇。個別では、アドバンテスト(6857)、イビデン(4062)、フジクラ(5803)などAI半導体関連株が連日大幅安。リスクオフの債券買いが日本市場でも起こり金利が急低下し、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411)といった銀行株も売られた。決算を発表したディスコ(6146)は第3四半期までの連結純利益が市場予想を下回り失望売りが出た。一方で、キッコーマン(2801)やアステラス製薬(4503)などのディフェンシブ株が物色された。金利低下を受け、三井不動産(8801)や三菱地所(8802)など不動産株も高い。為替が円高方向に動いたことで神戸物産(3038)やニトリホールディングス(9843)といった円高恩恵銘柄も買われた。

新興市場も厳しく、東証グロース250指数は大幅続落。GRCS(9250)、ZenmuTech(338A)、セカンドサイトアナリティカ(5028)が売られ、海帆(3133)、リネットジャパングループ(3556)、ピー・ビーシステムズ(4447)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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