市況解説 2026年10月27日(火)
| 2026年10月27日(火)市況解説 大引け | |
|---|---|
| 日経平均株価 | 63268.37(+1078.72) |
| TOPIX | 3997.37(+24.39) |
| 売買高概算 | 224473万株 |
大引け・大幅反発-AI関連に見直し機運広がり、63000円台を回復
27日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに大幅反発、前日比1078.72円高の63268.37円で取引を終えた。人工知能(AI)開発のアンソロピックの新規上場に向けた手続きが進んでいることなどを受けて投資家心理が改善、このところ売り込まれていたAI・半導体関連を中心に買いが膨らむ展開となった。売り方の買い戻しも巻き込んで一時1500円近く上昇、その後は日米の中銀政策会合や主力企業の決算発表を前に持ち高を一段と買いに傾ける動きは限られたが、戻り待ちの売りをこなして63000円台を維持した。東証株価指数(TOPIX)は続伸。東証プライムの売買代金は概算6兆9360億円、同売買高は概算22億4473万株で、値上がり銘柄数は704、値下がり798、変わらず50だった。業種別TOPIXでは「非鉄」「電気機器」「銀行」など15業種が上昇、「不動産」「医薬品」「陸運」をはじめとする18業種は下落。AI関連が軒並み大きく買われ、イビデン(4062)には野村証の強気レポートも観測された。14時に通期見通しの上方修正を発表した大日本塗料(4611)が急騰、開発中の白血病薬候補が米食品医薬品局(FDA)の審査加速制度に指定された住友ファーマ(4506)にも買いが集まった。SMBC日興証が格上げしたアンリツ(6754)、サイバーセキュリティ関連として関心を集めるセグエグループ(3968)も強い。反面、競合企業のがん治療薬候補の良好な治験結果を受けて第一三共(4568)には競争激化懸念が浮上、三菱地所(8802)など大手不動産にはマンション転売規制への影響を警戒した売りが嵩んだ。4-9月期大幅増益の大東建託(1878)は通期予想の据え置きが失望売りを誘い、楽天グループ(4755)など不正アクセス被害を受けた企業の下げも目に付く。
新興市場では、出遅れ感のある銘柄を中心に値幅取り狙いの買いが膨らみ、東証グロース250指数が大幅に3日続伸。TerraDrone(278A)、ソーシャルワイヤー(3929)、アストロスケールホールディングス(186A)が買われ、Retty(7356)、ルクレ(648A)、リネットジャパングループ(3556)は売られた。
| 2026年10月27日(火)市況解説 前引け | |
|---|---|
| 日経平均株価 | 63381.29(+1191.64) |
| TOPIX | 3996.17(+23.19) |
| 売買高概算 | 98767万株 |
前引け・大幅反発-米株高・原油安を受けて投資家心理上向く
27日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、前日終値に比べて1191.64円高い63381.29円で引けた。26日の米株高や原油安が投資家心理を上向かせ、このところ売り込まれていた人工知能(AI)・半導体関連の自律反発機運を高める格好となった。AI開発のアンソロピックが新規上場に向けた目論見書を開示、ハイパースケーラー(大規模クラウド業者)の半導体調達拡大に向けた動きも観測されたことでAI投資を巡る過度の警戒が後退した模様で、上げ幅は一時1500円近くに達した。東証株価指数(TOPIX)は続伸。東証プライムの売買代金は概算3兆4242億円とやや盛り上がりを欠き、同売買高は概算9億8767万株。値上がり銘柄数は702、値下がり802、変わらずが47。業種別TOPIXでは「非鉄」「電気機器」「ガラス・土石」など15業種が上昇、「不動産」「医薬品」「陸運」など18業種は下落。アドバンテスト(6857)が4日ぶりに急反発、ソフトバンクグループ(9984)、東京エレクトロン(8035)も指数を押し上げた。村田製作所(6981)など電子部品株の一角も強く、コーエーテクモホールディングス(3635)は通期予想の引き上げが好感された。「次世代太陽電池ペロブスカイト量産へ補助金」と報じられたリコー(7752)はおよそ18年ぶりの高値を付け、「上場15周年の特別優待を実施」と発表したポールトゥウィンホールディングス(3657)もしっかり。反面、1-9月期大幅増益のキヤノンマーケティングジャパン(8060)は通期見通しの据え置きが嫌気され、不正アクセスで5.5億円の損失を計上する見通しとなったギフティグループ(590A)には売りが殺到した。HENNGE(4475)には手じまい売りが続き、小田急電鉄(9007)などディフェンシブ関連の一角も冴えない。
新興市場では東証グロース250指数が大幅続伸。国内金利の上昇が重荷となるなかでも、出遅れ感に着目した買いが継続した。データセクション(3905)、QDレーザ(6613)、オンコリスバイオファーマ(4588)が買われ、サイバートラスト(4498)、フツバー(478A)、デジタルプラス(3691)は売られた。
更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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2026年10月27日(火)
【日経平均株価終値:63268.37 前日比:+1078.72 売買高概算:224473万株】
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