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市況解説 2025年6月27日(金)

2025年6月27日(金)市況解説 大引け
日経平均株価 40,150.79(+566.21)
TOPIX 2840.54(+35.85)
売買高概算 220084万株

大引け・大幅に4日続伸- 4万円の大台を回復、TOPIXとともに年初来高値を更新

27日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に4日続伸、前日終値に比べ566.21円高い40150.79円で引けた。26日の米国株式市場ではハイテク株を中心に好地合いが継続し、主要3指数は軒並み大幅高。日本市場でも米株高の流れを引き継ぎ、日経平均株価も続伸でのスタート。早々に4万円の大台に到達するとその後も買いの勢いが継続。後場はやや手仕舞い売りがでたものの、1月7日に付けた年初来高値を約半年ぶりに更新した。

東証株価指数(TOPIX)も大幅に4日続伸で、3カ月ぶりの年初来高値更新。東証プライムの売買代金は概算で5兆9221億円、売買高は同22億84万株、値上がり銘柄数は全体の7割強にあたる1183、値下がりは391、変わらずが45だった。業種別TOPIXでは全33業種中29業種が上昇し、4業種が下落。「非鉄」「輸送機」「証券」の上昇が目立ち、「鉱業」「食料品」「倉庫」が下落。個別では、東京エレクトロン(8035)やSCREENホールディングス(7735)、ディスコ(6146)など値がさの半導体株が指数をけん引し、ソフトバンクグループ(9984)は1月下旬以来の1万円台回復。亀田製菓(2220)は業績見通しの上方修正をきっかけに急伸し、IHI(7013)や川崎重工業(7012)、三井E&S(7003)は「造船業界再編」を好感。足元で軟調だったトヨタ(7203)やホンダ(7267)、SUBARU(7270)などの自動車株にも見直し買いが入り、住友金属鉱山(5713)や三菱マテリアル(5711)は銅市況の急伸が材料視された。半面、「有価証券報告書の提出期限を延期する」と発表したニデック(6594)が安く、半導体株の上昇をけん引してきたアドバンテスト(6857)は逆行安。米食品医薬品局(FDA)から警告を受けたオリンパス(7733)には見切り売りが続き、セガサミーホールディングス(6460)などのゲーム関連株も上昇一服。相場が騰勢を強める中で、JT(2914)や雪印メグミルク(2270)などディフェンシブ株の一角にも売りが出た。

新興市場は安く、東証グロース市場250指数は大幅に続落。デリバリーコンサルティング(9240)、モンスターラボ(5255)、イード(6038)が下落し、ナイル(5618)、フルッタフルッタ(2586)、中村超硬(6166)が上昇した。



2025年6月27日(金)市況解説 前引け
日経平均株価 40,215.36(+630.78)
TOPIX 2841.08(+36.39)
売買高概算 93457万株

前引け・大幅続伸- 4万円台を回復、年初来高値を上回って午前の取引を終える

27日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸、前日終値に比べ630.78円高い40215.36円で引けた。26日の米国株式市場ではハイテク株を中心に好地合いが継続し、主要3指数は軒並み大幅高。日本市場でも米株高の流れを引き継ぎ、日経平均株価も続伸でのスタート。早々に4万円の大台に到達するとその後も買いの勢いが継続し、1月7日に付けた年初来高値(40083.30円)を上回って午前の取引を終えた。

東証株価指数(TOPIX)も大幅続伸で、3月に付けた年初来高値を上回っての前引け。東証プライムの売買代金は概算で2兆8029億円、売買高は同9億3457万株、値上がり銘柄数は全体の6割強にあたる1023、値下がりは524、変わらずが72だった。業種別TOPIXでは全33業種中27業種が上昇し、6業種が下落。「輸送機」「電気機器」「非鉄」の上昇が目立ち、「鉱業」「食料品」「医薬品」が下落。個別では、東京エレクトロン(8035)やSCREENホールディングス(7735)、ディスコ(6146)など値がさの半導体株が指数をけん引し、ソフトバンクグループ(9984)は1月下旬以来の1万円台回復。横浜ゴム(5101)は野村証券による投資判断の引き上げをきっかけに急伸し、IHI(7013)や川崎重工業(7012)、三井E&S(7003)は「造船業界再編」を好感。足元で軟調だったトヨタ(7203)やホンダ(7267)、SUBARU(7270)などの自動車株にも見直し買いが入り、住友金属鉱山(5713)や三菱マテリアル(5711)は銅市況の急伸が材料視された。半面、「有価証券報告書の提出期限を延期する」と発表したニデック(6594)が安く、半導体株の上昇をけん引してきたアドバンテスト(6857)は逆行安。米食品医薬品局(FDA)から警告を受けたオリンパス(7733)には見切り売りが続き、コナミグループ(9766)やセガサミー(6460)などのゲーム関連株も上昇一服。相場が騰勢を強める中で、JT(2914)やヤクルト(2267)、雪印メグミルク(2270)などディフェンシブ株の一角にも売りが出た。

新興市場は安く、東証グロース市場250指数は続落。デリバリーコンサルティング(9240)、イード(6038)、クラダシ(5884)が下落し、ナイル(5618)、ソレイジア(4597)、Sapeet(269A)が上昇した。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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