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市況解説 2026年1月8日(木)

2026年1月8日(木)市況解説 大引け
日経平均株価 51,117.26(-844.72)
TOPIX 3484.34(-27.00)
売買高概算 233096万株

大引け・大幅続落-ハイテク売り継続し、後場も一段安

8日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落、前日比844.72円安の51117.26円で取引を終えた。年初急伸や史上最高値更新に伴う達成感などから、きょうも主力銘柄への手仕舞い売りが継続、後場入り後にさらに下げ幅を広げた。7日の米半導体株安や日中対立への警戒が広がるなか、ソフトバンクグループ(9984)、住友電気工業(5802)など昨年活躍の目立ったAI関連が一段安、明日の株価指数オプション等の特別清算指数(SQ)算出を巡る需給不安も意識され、本日の安値圏での大引けとなった。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証プライムの売買代金は概算で5兆9632億円、売買高は同23億3096万株、値下がり銘柄数は905、値上がり632、変わらず67だった。業種別TOPIXは全33業種中、「医薬品」「電気・ガス」「空運」など10業種が下落、上昇は「非鉄金属」「電気機器」「情報・通信」など23業種。足元賑わったイビデン(4062)、信越化学工業(4063)が弱く、データセンター向け冷却装置関連株が米市場で急落したことを受け、ダイキン工業(6367)も連れ安した。午後決算発表したツルハホールディングス(3391)は年初来高値近辺から一転急反落、ジンズ(3046)は昨日発表の月次売上が小幅な伸びにとどまったとして、7日続落で昨年来安値を更新した。半面、レアアース関連とされる第一稀元素化学工業(4082)が連日のストップ高、東洋エンジニアリング(6330)、古河機械金属(5715)なども大きく買われた。デフェンシブ関連も見直され、米での新薬期待で武田薬品工業(4502)が昨年来高値を更新、出遅れ感の強かったサンリオ(8136)も終日堅調だった。応用地質(9755)は午後の決算発表での前期営業益の上方修正を好感、ラウンドワン(4680)は12月の国内既存店の好調が買いに繋がった。

新興市場は中小型株への見直し機運が継続し、東証グロース250指数は午後上げ幅を広げて、4日続伸で引けた。テラドローン(278A)、オンコリスバイオファーマ(4588)、マイクロ波化学(9227)が買われ、トライアル(141A)、日本ホスピスホールディングス(7061)、ワンダープラネット(4199)が売られた。



2026年1月8日(木)市況解説 前引け
日経平均株価 51,660.50(-301.48)
TOPIX 3508.38(-2.96)
売買高概算 117302万株

前引け・続落-高値警戒感背景に値嵩株に手仕舞い売り

8日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べ301.48円安い51660.50円で引けた。7日の米株市場でダウ工業株30種平均が4日ぶりに反落した流れを引き継ぎ、高値圏銘柄を中心に手仕舞い売りが強まった。東京エレクトロン(8035)など値嵩半導体関連が総じて弱く、時価総額の大きい主力銘柄への売りも響いて500円近い下げ場面もあったが、テーマ・材料系銘柄や出遅れ株への物色を支えに徐々に下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)は小幅続落。東証プライムの売買代金は概算で2兆8885億円、売買高は同11億7302万株、値下がり銘柄数は625と値上がり916を下回り、変わらず62だった。業種別TOPIXは全33業種中、「情報・通信」「化学」「ゴム製品」など17業種が下落、上昇は「鉱業」「石油・石炭製品」「医薬品」など16業種。ソフトバンクグループ(9984)、信越化学工業(4063)が大きく下落、日立製作所(6501)、村田製作所(6981)も日経平均を押し下げた。日米金利の低下を受け三井住友フィナンシャルグループ(8316)、りそなホールディングス(8308)が冴えず、エービーシー・マート(2670)は昨日発表の3-11月期最終減益が響いて6%超え急落した。トランプ大統領が「機関投資家による住宅購入禁止を推進」と発信し米住宅関連株が下落したことで、米事業を手掛ける住友林業(1911)も連れ安した。半面、米防衛予算増額の観測を支えに三菱重工業(7011)、日本製鋼所(5631)が買われたほか、大手商社、大手ゼネコンにも買いが入った。レアアース関連とされる東洋エンジニアリング(6330)、古河機械金属(5715)、大同特殊鋼(5471)が軒並み急伸、三井金属(5706)はAIインフラ向け特殊銅箔の利益倍増への期待が買いに繋がった。フラッシュメモリ大手のキオクシアホールディングス(285A)には証券会社の強気判断が相次ぎ、年初から大幅に4日続伸。

新興市場はこのところの中小型株物色が継続し、東証グロース250指数が続伸。ACSL(6232)、データセクション(3905)、FFRIセキュリティ(3692)が買われ、パワーエックス(485A)、Synspective(290A)、タイミー(215A)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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