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市況解説 2025年12月30日(火)

2025年12月30日(火)市況解説 大引け
日経平均株価 50,339.48(-187.44)
TOPIX 3408.97(-17.55)
売買高概算 156798万株

大引け・続落- 一時プラス圏に浮上も再度失速。日経平均は25年通年では26%上昇

30日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べ187.44円安い50339.48円で引けた。29日の米国株式市場で主要3指数はそろって続落。米国株安を背景に日経平均株価も続落で寄り付き、取引開始後まもなく一時300円超下落。ただ、売り一巡後は徐々に下げ幅を縮め、後場には一時プラス圏に浮上する場面もあった。25年通年では、日経平均株価は3年連続の上昇となり、昨年末と比較して約26%上昇した。

東証株価指数(TOPIX)は4日ぶりの反落。東証プライムの売買代金は概算で3兆7436億円、売買高は同15億6798万株、値下がり銘柄数は全体の7割強にあたる1194、値上がりは356、変わらずが54だった。業種別TOPIXでは全33業種中29業種が下落し、4業種が上昇。「証券」「非鉄」「その他製品」が下落し、「鉱業」「精密」「海運」が上昇。個別では、非鉄相場の急落を嫌気して住友金属鉱山(5713)や三菱マテリアル(5711)、東邦亜鉛(5707)などに手仕舞い売りが広がり、ソフトバンクグループ(9984)は米投資会社買収による財務悪化を懸念して下落。弁護士ドットコム(6027)やSansan(4443)などのグロース(高成長)株にも売りが目立ち、レアアース関連の東洋エンジニアリング(6330)は朝方の急騰後に利益確定売りが出た。半面、東京エレクトロン(8035)やレーザーテック(6920)が朝安後に持ち直し、京セラ(6971)や村田製作所(6981)など電子部品株の一角もしっかり。宮崎銀行(8393)や大分銀行(8392)、佐賀銀行(8395)など地銀株も強含み、富士通(6702)は大和証券による投資判断の引き上げが好感された。

新興市場は安く、東証グロース250指数は6日ぶりに反落。TORICO(7138)、ファンディーノ(462A)、PostPrime(198A)が売られ、TMH(280A)、オンコリスバイオファーマ(4588)、いつも(7694)が買われた。



2025年12月30日(火)市況解説 前引け
日経平均株価 50,465.35(-61.57)
TOPIX 3422.92(-3.60)
売買高概算 71499万株

前引け・小幅続落―米貴金属市況の急落が心理冷やす

30日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落、前日終値に比べて61.57円安い50465.35円で引けた。取引所の規制強化を受けて貴金属市況が急落し、投資家のリスク回避姿勢が強まった米国市場の流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に利益確定や手じまい目的の売りが膨らむ展開となった。一時300円あまり下落する場面もあったが、海運など高配当割安(バリュー)株の一角に個人投資家とみられる買いが入り、下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)は小幅反落。東証プライムの売買代金は概算1兆6336億円と低調で、同売買高は概算7億1499万株。値下がり銘柄数は1020、値上がり518、変わらずが65。業種別TOPIXでは「その他製品」「証券」「サービス」をはじめとする22業種が下落、「石油・石炭製品」「鉱業」「銀行」など11業種は上昇。貴金属価格の上昇に歩調を合わせるかたちで上昇してきた住友金属鉱山(5713)が大きく売られ、ソフトバンクグループ(9984)は米投資会社買収に伴う財務負担への懸念が広がった。高値圏にあるラサ工業(4022)、クスリのアオキ(3549)なども冴えず、日産化学(4021)にはシティグループ証券の格下げが観測された。デジタルガレージ(4819)は4日ぶりに大幅反落し、年初来安値を更新。反面、大和証券が格上げした富士通(6702)が高く、安川電機(6506)などフィジカルAI(人工知能)関連の一角も底堅く推移。持田製薬(4534)は「国民病ともいわれる膝の痛みに再生医療」との日経報道が刺激材料となり、養命酒製造(2540)には公開買い付け(TOB)への思惑が台頭。

新興市場でも手じまい売りが膨らみ、東証グロース250指数が反落。パワーエックス(485A)、TORICO(7138)、豆蔵(202A)が売られ、オンコリスバイオファーマ(4588)、トランスジェニックグループ(2342)、農業総合研究所(3541)は買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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