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市況解説 2025年11月21日(金)

2025年11月21日(金)市況解説 大引け
日経平均株価 48,625.88(-1,198.06)
TOPIX 3297.73(-1.84)
売買高概算 337217万株

大引け・大幅反落- 生成AI関連が軒並み安、バリュー株は健闘

21日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落、前日終値に比べ1198.06円安い48625.88円で引けた。20日の米国株式市場で主要3指数は軒並み大幅安。好決算を発表したエヌビディアが大幅高で寄り付いたものの、場中に大失速。エヌビディア上昇を先に織り込む形で昨日急伸した日経平均株価は、梯子を外された格好となり急反落で取引を開始。エヌビディア連動が高い一部値がさ株が低迷して日経平均は終日軟調だったが、銀行や自動車などのバリュー株(割安株)は総じて堅調だった。

東証株価指数(TOPIX)は小幅に反落。東証プライムの売買代金は概算で8兆9565億円、売買高は同33億7217万株、値下がり銘柄数は全体の2割弱にあたる273、値上がりは1317、変わらずが22だった。業種別TOPIXでは全33業種中8業種が下落し、25業種が上昇。「非鉄」「機械」「電気機器」が下落し、「不動産」「陸運」「建設」が上昇。個別では、アドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)、ソフトバンクグループ(9984)の値がさ3社が指数を大きく押し下げ、キオクシアホールディングス(285A)やTOWA(6315)なども急落。トリケミカル研究所(4369)やレゾナック・ホールディングス(4004)などの半導体部材メーカーも売られ、フジクラ(5803)や三井金属(5706)などのデータセンター関連株も総じて軟調。豊田合成(7282)はトヨタ自動車(7203)など大株主による株式の売り出しが嫌気された。半面、三井住友フィナンシャルグループ(8316)やりそなホールディングス(8308)などの銀行株が買われ、トヨタ自動車やホンダ(7267)、SUBARU(7270)などの自動車株もしっかり。SMBC日興証券による投資判断の引き上げがあった三菱地所(8802)が大幅高で、大成建設(1801)と大林組(1802)は年初来高値を更新。サンリオ(8136)は自社株買いの発表が好感され、三越伊勢丹ホールディングス(3099)や高島屋(8233)、寿スピリッツ(2222)などのインバウンド関連には見直し買いが入った。

新興市場は小高く、東証グロース250指数は小幅続伸。インバウンドプラットフォーム(5587)、GENDA(9166)、インテグラル(5842)が買われ、オキサイド(6521)、ラクオリア創薬(4579)、カウリス(153A)が売られた。



2025年11月20日(木)市況解説 前引け
日経平均株価 48,653.80(-1,170.14)
TOPIX 3289.64(-9.93)
売買高概算 115380万株

前引け・大幅反落- 値がさハイテク株の急落響く、プライムでは8割弱が上昇

21日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落、前日終値に比べ1170.14円安い48653.80円で引けた。20日の米国株式市場で主要3指数は軒並み大幅安。好決算を発表したエヌビディアが大幅高で寄り付いたものの、場中に大失速。エヌビディア上昇を先に織り込む形で昨日急伸した日経平均株価は、梯子を外された格好となり急反落で取引を開始。エヌビディア連動が高い一部値がさ株が終始軟調に推移したが、銀行や自動車などのバリュー株(割安株)は総じて堅調だった。

東証株価指数(TOPIX)は小幅に反落。東証プライムの売買代金は概算で3兆250億円、売買高は同11億5380万株、値下がり銘柄数は全体の2割にあたる330、値上がりは1242、変わらずが40だった。業種別TOPIXでは全33業種中11業種が下落し、22業種が上昇。「非鉄」「機械」「電気機器」が下落し、「不動産」「繊維」「サービス」が上昇。個別では、アドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)、ソフトバンクグループ(9984)の値がさ3社が指数を大きく押し下げ、キオクシアホールディングス(285A)やTOWA(6315)なども急落。トリケミカル研究所(4369)やレゾナック・ホールディングス(4004)などの半導体部材メーカーも売られ、フジクラ(5803)や三井金属(5706)などのデータセンター関連株も総じて軟調。豊田合成(7282)はトヨタ自動車(7203)など大株主による株式の売り出しが嫌気された。半面、三井住友フィナンシャルグループ(8316)やみずほフィナンシャルグループ(8411)などの銀行株が買われ、トヨタやホンダ(7267)、SUBARU(7270)などの自動車株もしっかり。SMBC日興証券による投資判断の引き上げがあった三菱地所(8802)が大幅高で、大成建設(1801)と大林組(1802)は年初来高値を更新。騰勢強めるユニチカ(3103)は一段高となり、三越伊勢丹ホールディングス(3099)や高島屋(8233)などのインバウンド関連には見直し買いが入った。

新興市場も安く、東証グロース250指数は小反落。オキサイド(6521)、Synspective(290A)、ラクオリア創薬(4579)が売られ、GENDA(9166)、情報戦略テクノロジー(155A)、イオレ(2334)が買われた。本日東証グロース市場に新規上場を果たしたノースサンド(446A)は公開価格(1120円)を7%上回る1200円で初値を付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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