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市況解説 2025年11月19日(水)

2025年11月19日(水)市況解説 大引け
日経平均株価 48,537.70(-165.28)
TOPIX 3245.58(-5.52)
売買高概算 246906万株

大引け・4日続落- 後場失速、国内金利上昇や日中対立を嫌気

19日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落、前日終値に比べ165.28円安い48537.70円で引けた。昨日1600円超の下落を演じた日経平均株価は、自律反発で取引を開始。前場は乱高下の後49000円の大台を回復して終えたが、後場になると再度売り優勢の展開。国内金利が一段と上昇する局面で日経平均は上げ幅を縮小し、前場の上昇分を吐き出した。

東証株価指数(TOPIX)も小幅に4日続落。東証プライムの売買代金は概算で6兆5429億円、売買高は同24億6906万株、値下がり銘柄数は全体の5割強にあたる872、値上がりは670、変わらずが71だった。業種別TOPIXでは全33業種中17業種が下落し、16業種が上昇。「機械」「金属製品」「水産」が下落し、「石油・石炭」「小売り」「不動産」が上昇。個別では、SCREENホールディングス(7735)やディスコ(6146)、レーザーテック(6920)など半導体株の一角には売りが続き、SUMCO(3436)やトリケミカル研究所(4369)などの部材株も軟調。ニッスイ(1332)やヨシムラ・フード・ホールディングス(2884)は「中国が日本の水産物の輸入を停止へ」との報道が嫌気され、寿スピリッツ(2222)は年初来安値を更新した。半面、大和証券による目標株価の引き上げがあったキオクシアホールディングス(285A)が高く、京セラ(6971)村田製作所(6981)など電子部品株の一角もしっかり。エーザイ(4523)や第一三共(4568)など製薬株の上昇も目立ち、住友不動産(8830)や大林組(1802)などの内需株も堅調。島津製作所(7701)は経営支援ファンド「JAC」との資本・業務提携が好感された。

新興市場も安く、東証グロース250指数は5日続落。アクアライン(6173)、勤次郎(4013)、豆蔵(202A)が下落し、免疫生物研究所(4570)、グリーンモンスター(157A)、ラクオリア創薬(4579)が上昇した。



2025年11月19日(水)市況解説 前引け
日経平均株価 49,077.49(+374.51)
TOPIX 3275.36(+24.26)
売買高概算 123911万株

前引け・反発- 一時500円弱下落から持ち直し、49000円台を回復

19日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日終値に比べ374.51円高い49077.49円で引けた。昨日1600円超の下落を演じた日経平均株価は、自律反発で取引を開始。ただ不安定な地合いは継続しており、寄り付き直後に急失速。日経平均は一時500円弱下落し、48200円台まで売り込まれる展開に。その後は再度切り返しの動きを見せ、49000円の大台を回復して午前の取引を終えた。  東証株価指数(TOPIX)も反発。東証プライムの売買代金は概算で3兆2807億円、売買高は同12億3911万株、値上がり銘柄数は全体の7割弱にあたる1089、値下がりは475、変わらずが48だった。業種別TOPIXでは全33業種中29業種が上昇し、4業種が下落。「非鉄」「不動産」「銀行」の上昇が目立ち、「機械」「その他製品」「金属製品」が下落。個別では、値がさのソフトバンクグループ(9984)とファーストリテイリング(9983)の上昇が指数を支え、京セラ(6971)村田製作所(6981)など電子部品株の一角もしっかり。エーザイ(4523)や第一三共(4568)など製薬株の上昇も目立ち、住友不動産(8830)や大林組(1802)などの内需株も堅調。島津製作所(7701)は経営支援ファンド「JAC」との資本・業務提携が好感された。半面、SCREENホールディングス(7735)やディスコ(6146)、レーザーテック(6920)など半導体株の一角には売りが続き、SUMCO(3436)やトリケミカル研究所(4369)などの部材株も軟調。柏崎刈羽原発の再稼働判断が大詰めを迎えている東京電力ホールディングス(9501)は買い先行後に急失速し、寿スピリッツ(2222)は年初来安値を更新した。

新興市場も小高く、東証グロース250指数は反発。免疫生物研究所(4570)、フルッタフルッタ(2586)、BuySell Technologies(7685)が上昇し、モンスターラボ(5255)、アクアライン(6173)、豆蔵(202A)が下落した。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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