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市況解説 2025年10月24日(金)

2025年10月24日(金)市況解説 大引け
日経平均株価 49,299.65(+658.04)
TOPIX 3269.45(+15.67)
売買高概算 211270万株

大引け・3日ぶりに大幅反発- 史上最高値に肉薄、半導体株に買い戻る

24日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに大幅に反発、前日終値に比べ658.04円高い49299.65円で引けた。23日の米国株式市場はハイテク株を中心に強含み、主要3指数がいずれも上昇。日本市場でもここ数日調整基調にあった値がさの半導体株に見直し買いが入り、日経平均株価も大幅反発で取引を開始。寄り付きから49000円の大台を回復するとその後も断続的に買いが入り、10月21日に付けた史上最高値(49316.06円)を上回って推移する時間も多かった。

東証株価指数(TOPIX)も反発でこちらは史上最高値を更新。東証プライムの売買代金は概算で5兆3263億円、売買高は同21億1270万株、値上がり銘柄数は全体の4割強にあたる677、値下がりは880、変わらずが58だった。業種別TOPIXでは全33業種中16業種が上昇し、17業種が下落。「非鉄」「鉱業」「電気機器」が上昇し、「不動産」「その他製品」「その他金融」が下落。個別では、米半導体株高を好感しアドバンテスト(6857)や東京エレクトロン(8035)、ソフトバンクグループ(9984)が買われ、キオクシアホールディングス(285A)は19%を超える急騰。イビデン(4062)やレゾナック・ホールディングス(4004)などの部材メーカーの上げも目立ち、通期の業績見通しを引き上げたKOA(6999)は一時ストップ高まで上昇。伊藤忠商事(8001)や三井物産(8031)などの商社株は原油市況の急伸が追い風となり、「造船関連」の住友重機械工業(6302)は連日で年初来高値を更新した。半面、不適切会計に端を発して業績見通しを「未定」としたニデック(6594)は、中間配当を無配としたことや自社株買い中止も嫌気されて3.5%下落。ゴールドマンサックス証券による投資判断の引き下げがあったIHI(7013)も売られ、三菱重工業(7011)も小幅に連れ安。JAL(9201)とANA(9202)は原油市況の急伸が逆風となり、上期(4-9月期)の最終損益を大幅に下方修正したタカラバイオ(4974)も下落した。

新興市場は小安く、東証グロース250指数は続落。インフォメティス(281A)、サイバーソリューションズ(436A)、ククレブ・アドバイザーズ(276A)が下落し、FFRIセキュリティ(3692)、網屋(4258)、QPS研究所(5595)が上昇した。



2025年10月24日(金)市況解説 前引け
日経平均株価 49,299.12(+657.51)
TOPIX 3275.37(+21.59)
売買高概算 104616万株

前引け・大幅反発- 一時年初来高値を上回る、値がさ株がけん引

24日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発、前日終値に比べ657.51円高い49299.12円で引けた。23日の米国株式市場はハイテク株を中心に強含み、主要3指数がいずれも上昇。日本市場でもここ数日調整基調にあった値がさの半導体株に見直し買いが入り、日経平均株価も大幅反発で取引を開始。寄り付きから49000円の大台を回復するとその後も断続的に買いが入り、10月21日に付けた年初来高値(49316.06円)を上回る場面もあった。

東証株価指数(TOPIX)も反発。東証プライムの売買代金は概算で2兆6158億円、売買高は同10億4616万株、値上がり銘柄数は全体の5割強にあたる825、値下がりは704、変わらずが84だった。業種別TOPIXでは全33業種中20業種が上昇し、13業種が下落。「非鉄」「電気機器」「ガラス・土石」が上昇し、「空運」「不動産」「食料品」が下落。個別では、米半導体株高を好感しアドバンテスト(6857)や東京エレクトロン(8035)、ソフトバンクグループ(9984)が買われ、キオクシアホールディングス(285A)は17%を超える急騰。イビデン(4062)やレゾナック・ホールディングス(4004)などの部材メーカーの上げも目立ち、通期の業績見通しを引き上げたKOA(6999)はストップ高まで上昇。三菱商事(8058)や三井物産(8031)などの商社株は原油市況の急伸が追い風となり、大林組(1802)と鹿島(1812)は年初来高値を更新した。半面、不適切会計に端を発して業績見通しを「未定」としたニデック(6594)は、中間配当を無配としたことや自社株買い中止も嫌気されて急落。ゴールドマンサックス証券による投資判断の引き下げがあったIHI(7013)も売られ、日本製鋼所(5631)も小幅に連れ安。JAL(9201)とANA(9202)は原油市況の急伸が逆風となり、上期(4-9月期)の営業利益がコンセンサス(市場予想)に届かなかった信越ポリマー(7970)は4%安だった。

新興市場は小高く、東証グロース250指数は小反発。モブキャストホールディングス(3664)、FFRIセキュリティ(3692)、QPS研究所(5595)が上昇し、インフォメティス(281A)、サイバーソリューションズ(436A)、ククレブ・アドバイザーズ(276A)が下落。本日東証グロース市場に新規上場を果たしたインフキュリオン(438A)は公開価格(1680円)を7%下回る1560円で初値を付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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