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市況解説 2025年10月22日(水)

2025年10月22日(水)市況解説 大引け
日経平均株価 49,307.79(-8.27)
TOPIX 3266.43(+16.93)
売買高概算 233733万株

大引け・3日ぶりに小反落- 一時700円超下落も下げ渋る

22日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに小反落、前日終値に比べ8.27円安い49307.79円で引けた。連日で史上最高値を更新中の日経平均株価は、小反落で取引を開始。上昇相場をけん引してきたソフトバンクグループ(9984)やアドバンテスト(6857)などの値がさ株に利益確定売りが広がり、日経平均も一時700円超下落。朝方の売り一巡後は徐々に押し目買いも入り、後場にはプラス圏で推移する時間も多かった。

東証株価指数(TOPIX)は3日続伸で10月9日以来約2週間ぶりに史上最高値を更新。東証プライムの売買代金は概算で6兆1076億円、売買高は同23億3733万株、値下がり銘柄数は全体の2割弱にあたる303、値上がりは1267、変わらずが45だった。業種別TOPIXでは全33業種中7業種が下落し、26業種が上昇。「情報・通信」「非鉄」「銀行」が下落し、「輸送機」「建設」「繊維」の上昇が目立った。個別では、ソフトバンクグループとアドバンテストの下落が指数を押し下げ、SCREENホールディングス(7735)はモルガンスタンレーMUFG証券による投資判断の引き下げも重荷に。住友電気工業(5802)、JX金属(5016)などデータセンター(DC)関連の一角にも手仕舞い売りが広がり、住友金属鉱山(5713)は「金価格」の急落が嫌気された。半面、米ゼネラルモーターズ(GM)の業績見通し引き上げを好感してトヨタ自動車(7203)やホンダ(7267)、SUBARU(7270)などの自動車株にも連想買いが広がり、デンソー(6902)やアイシン(7259)などの部品メーカーも堅調。SMBC日興証券による投資判断の引き上げがあった七十七銀行(8341)も高く、太平洋セメント(5233)は英投資ファンド「パリサーキャピタル」による株式保有の判明を好感。三菱重工業(7011)やIHI(7013)、日本製鋼所(5631)などの「防衛関連」にも物色の矛先が向かい、東洋エンジニアリング(6330)や古河機械金属(5715)などの「レアアース関連」も大幅高となった。

新興市場は高く、東証グロース250指数は大幅反発。JDSC(4418)、エータイ(369A)、ハウテレビジョン(7064)が買われ、イタミアート(168A)、FFRIセキュリティ(3692)、クラシル(299A)が売られた。



2025年10月22日(水)市況解説 前引け
日経平均株価 49,077.56(-238.50)
TOPIX 3260.15(+10.65)
売買高概算 102618万株

前引け・反落- 一部値がさ株が指数を押し下げ、プライム銘柄の8割強は上昇

22日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べ238.50円安い49077.56円で引けた。連日で史上最高値を更新中の日経平均株価は、小反落で取引を開始。上昇相場をけん引してきたソフトバンクグループ(9984)やアドバンテスト(6857)などの値がさ株に利益確定売りが広がり、日経平均も一時600円超下落。朝方の売り一巡後は徐々に押し目買いも入り、下げ幅を縮小して午前の取引を終えた。

東証株価指数(TOPIX)は続伸。東証プライムの売買代金は概算で2兆8823億円、売買高は同10億2618万株、値下がり銘柄数は全体の15%にあたる246、値上がりは1325、変わらずが43だった。業種別TOPIXでは全33業種中6業種が下落し、27業種が上昇。「非鉄」「情報・通信」「医薬品」が下落し、「輸送機」「建設」「繊維」の上昇が目立った。個別では、ソフトバンクグループとアドバンテストの下落が指数を押し下げ、SCREENホールディングス(7735)はモルガンスタンレーMUFG証券による投資判断の引き下げも重荷に。フジクラ(5803)や古河電気工業(5801)、JX金属(5016)などデータセンター(DC)関連の一角にも手仕舞い売りが広がり、住友金属鉱山(5713)は「金価格」の急落が嫌気された。半面、米ゼネラルモーターズ(GM)の業績見通し引き上げを好感してトヨタ自動車(7203)やホンダ(7267)、SUBARU(7270)などの自動車株にも連想買いが広がり、デンソー(6902)やアイシン(7259)などの部品メーカーも堅調。SMBC日興証券による投資判断の引き上げがあった七十七銀行(8341)も高く、太平洋セメント(5233)は英投資ファンド「パリサーキャピタル」による株式保有の判明を好感。イオン(8267)は5%高で上場来高値を更新し、三菱重工業(7011)やIHI(7013)、日本製鋼所(5631)などの「防衛関連」にも物色の矛先が向かった。

新興市場は高く、東証グロース250指数は大幅反発。ARアドバンストテクノロジ(5578)、イシン(143A)、イオレ(2334)が買われ、イタミアート(168A)、FFRIセキュリティ(3692)、アクアライン(6173)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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