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市況解説 2025年10月15日(水)

2025年10月15日(水)市況解説 大引け
日経平均株価 47,672.67(+825.35)
TOPIX 3183.64(+49.65)
売買高概算 205377万株

大引け・大幅反発―高市氏優位との見方復活、ASLM決算も刺激に

15日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに大幅反発し、前日比825.35円高の47672.67円で取引を終えた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受けた米追加金融緩和期待の高まりが投資家心理を上向かせ、幅広い銘柄に自律反発狙いの買いが先行。本日16時から開催される野党3党の党首会談への懐疑的な見方が先物買いを促す展開となるなか、14時過ぎには先端半導体製造装置メーカーASLM社の決算が半導体関連の刺激材料となり、900円超上昇する場面があった。東証株価指数(TOPIX)も大幅反発。東証プライムの売買代金は概算5兆1831億円、同売買高は概算20億5377万株で、値上がり銘柄数は1409、値下がり179、変わらず27だった。業種別TOPIXでは「機械」「証券」「非鉄」をはじめとする30業種が上昇、下落は「サービス」「ゴム製品」「海運」の3業種に留まった。ソフトバンクグループ(9984)やアドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)が一段高、TDK(6762)、フジクラ(5803)などデータセンタ関連も広く買われた。通期業績予想を引き上げた松竹(9601)は後場急伸、大和証券の強気レポートが観測されたキユーピー(2809)は上場来高値を更新した。反面、リクルートホールディングス(6098)は米労働市場の不透明感の強まりが重荷となり、イオンファンタジー(4343)は上期業績が市場予想に届かなかったとして売られた。通期予想を大幅下方修正したメディカル・データ・ビジョン(3902)は急落、6-8月期37%営業減益の大黒天物産(2791)にも売りが殺到した。好決算のカーブスホールディングス(7085)は出尽くしの反応を示した。

新興市場でも自律反発狙いの買いが活発化、東証グロース250指数は3日ぶりに大幅反発。FFRIセキュリティ(3692)、アストロスケールホールディングス(186A)、NANO MRNA(4571)が買われ、イオレ(2334)、モビルス(4370)、ELEMENTS(5246)は売られた。新規上場のライオン事務器(423A)は公開価格213円に対し374円の初値を付け、454円で引けた。



2025年10月15日(水)市況解説 前引け
日経平均株価 47,463.31(+615.99)
TOPIX 3174.70(+40.71)
売買高概算 98439万株

前引け・大幅反発- プライム9割上昇のほぼ全面高

15日の午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発、前日終値に比べ615.99円高い47463.31円で引けた。米中摩擦や政局不安から2営業日で1700円超下落した日経平均株価は、自律反発でのスタート。寄り付きから47000円の節目を回復するとその後もじりじりと上げ幅を拡大し、高値圏で午前の取引を終えた。

東証株価指数(TOPIX)も大幅に反発。東証プライムの売買代金は概算で2兆2797億円、売買高は同9億8439万株、値上がり銘柄数は全体の9割にあたる1465、値下がりは134、変わらずが16だった。業種別TOPIXでは全33業種中30業種が上昇し、3業種が下落。「非鉄」「機械」「証券」の上昇が目立ち、「ゴム製品」「サービス」「海運」が下落。個別では、アドバンテスト(6857)やSCREENホールディングス(7735)など半導体株の上げが目立ち、ソフトバンクグループ(9984)の上昇も指数の押し上げに寄与。スキマバイトサービスからの撤退を表明したメルカリ(4385)は11%を超える急伸で、好決算を発表したイオン(8267)は上場来高値を更新。三井海洋開発(6269)や東洋エンジニアリング(6330)など「レアアース関連」の上昇も目立ち、日立製作所(6501)は「送配電部門での採用を強化」との報道が材料視された。半面、通期の業績見通しを下方修正したJ.フロントリテイリング(3086)が売られ、ラクト・ジャパン(3139)とコスモス薬品(3349)も決算をきっかけに急落。昨日急伸の良品計画(7453)は反動安となり、決算発表の延期を発表したアサヒグループホールディングス(2502)は2%安だった。

新興市場も高く、東証グロース250指数は反発。イタミアート(168A)、マイクロ波化学(9227)、タイミー(215A)が買われ、ベースフード(2936)、ステラファーマ(4888)、ココナラ(4176)が下落。本日東証スタンダード市場に新規上場を果たしたライオン事務(423A)は買い気配を切り上げたまま商いが成立しなかった。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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