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市況解説 2025年10月6日(月)

2025年10月6日(月)市況解説 大引け
日経平均株価 47,944.76(+2,175.26)
TOPIX 3226.06(+96.89)
売買高概算 303059万株

大引け・大幅に3日続伸-高市トレードでほぼ全面高

6日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続伸、前週末比2175.26円高の47944.76円で取引を終え、連日で史上最高値を更新した。4日の自民党総裁選で高市早苗氏が勝利し、積極財政や緩和的金融政策への期待、さらには1ドル=150円台への円安進行も追い風に、寄り付きからほぼ全面高の展開となった。後場入り後には上げ幅を2400円近くに広げて、48000円台に乗せる場面もあったが、終盤はやや伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)は大幅続伸で9月26日以来の史上最高値更新。東証プライムの売買代金は概算で7兆8899億円、同売買高は30億3059万株、値上がり銘柄数は全体の9割超えの1469、値下がり119、変わらず28だった。業種別TOPIXは全33業種は「空運」「銀行」を除く31業種が上昇、「電気機器」「機械」「不動産」「精密」などが値上がり率の上位に並んだ。東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)など半導体関連は後場も大幅高の水準で推移、住友不動産(8830)、清水建設(1803)など建設・不動産には上げ幅を広げるものも多かった。造船関連でもある古野電気(6814)は3日発表の好決算を材料にストップ高、半導体関連とともに宇宙防衛事業も手掛けるシンフォニアテクノロジー(6507)の急伸も目に付いた。利上げ期待の後退で売りが先行した銀行セクターではメガバンクが後場そろって切り返した。半面、楽天銀行(5838)、りそなホールディングス(8308)は冴えず、円高メリット銘柄のニトリホールディングス(9843)、神戸物産(3038)もマイナス圏が継続した。ロート製薬(4527)はじめディフェンシブの一角や週末急伸の霞ヶ関キャピタル(3498)、直近上場のオリオンビール(409A)は終日軟調だった。

新興市場でもテーマ系銘柄を中心に買いが優勢で、東証グロース250指数が大幅続伸。デリバリーコンサルティング(9240)、QPS研究所(5595)、ACSL(6232)が買われ、デジタルグリッド(350A)、INTLOOP(9556)、タイミー(215A)が売られた。



2025年10月6日(月)市況解説 前引け
日経平均株価 47,835.36(+2,065.86)
TOPIX 3218.68(+89.51)
売買高概算 157139万株

前引け・大幅続伸―高市氏の経済対策への期待膨らむ

6日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸し、前週末終値に比べて2065.86円高い47835.36円と、史上初めて47000円台に乗せて引けた。4日投開票の自民党総裁選で、積極的な財政出動と金融緩和への志向が強い高市早苗氏が勝利を収め、サプライズが広がる展開となった。景気刺激的な政策を行うとの期待の高まりに加え、円相場が1ドル=149円台後半に下落したことも追い風に働き、先物主導で上げ幅を広げた。東証株価指数(TOPIX)も大幅続伸。東証プライムの売買代金は概算4兆965億円、同売買高も概算15億7139万株と高水準で、値上がり銘柄数は全体の85%超の1396に達し、値下がり197、変わらずが23。業種別TOPIXでは「銀行」を除く32業種が上昇、「機械」「電気機器」「不動産」「輸送用機器」が値上がり率上位に並んだ。三菱重工業(7011)や日本製鋼所(5631)など高市関連とされる防衛関連が軒並み急騰、指数寄与度の大きいアドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)の上げも目に付く。通期見通しを上方修正した安川電機(6506)にも買いが殺到、トヨタ自動車(7203)など自動車関連も強い。反面、日銀の利上げ時期が遠のいたとの見方から三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など金融が軒並み売られ、神戸物産(3038)など円高メリット銘柄も厳しい。KeePer技研(6036)は不冴えな9月月次が嫌気され、レノバ(9519)など太陽光関連の一角も大きく売られた。Link-Uグループ(4446)には利食い売りが膨らんだ。

新興市場では、早期利上げ観測の後退などを好感した買いが広がり、東証グロース250指数が大幅続伸。FFRIセキュリティ(3692)、アストロスケールホールディングス(186A)、Heartseed(219A)が買われ、イオレ(2334)、技術承継機構(319A)、コンヴァノ(6574)は売られた。新規上場のムービン・ストラテジック・キャリア(421A)は、公開価格2080円に対して2502円の初値を付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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