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市況解説 2025年9月25日(木)

2025年9月25日(木)市況解説 大引け
日経平均株価 45,754.93(+124.62)
TOPIX 3185.35(+14.90)
売買高概算 192928万株

大引け・3日続伸-終日レンジ取引継続も連日で史上最高値を更新

25日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比124.62円高の45754.93円で取引を終え、連日で史上最高値を更新した。24日の米主要3指数の続落で半導体関連などを受け、利益確定売りが先行したが、1ドル=148円台後半水準への円安や出遅れ銘柄等への物色が継続して底堅い展開を見せた。朝方には売られたソフトバンクグループ(9984)が持ち直して上場来高値を更新するなど、値嵩ハイテク株の一角には早々に切り返す動きも見られ、出遅れ株物色も支えとして下値は限られた。東証株価指数(TOPIX)も連日で上場来高値を更新。東証プライムの売買代金は概算で5兆7636億円、売買高は同19億2928万株、値上がり銘柄数は全体の6割超えの1030、値下がり513、変わらず74だった。業種別TOPIXは全33業種中、「非鉄金属」「石油・石炭製品」「電気・ガス」など25業種が上昇、下落は「精密」「その他製品」「鉄鋼」など8業種。世界的な銅市況の上昇を背景に三井金属(5706)、住友金属鉱山(5713)が上げ幅を拡大、石油のENEOSホールディングス(5020)も原油高を支えに上場来高値を更新した。本日から開催の東京ゲームショウを巡る期待も重なり、29日に子会社上場を控えるソニーグループ(6758)も高値を付け、トヨタ自動車(7203)はじめ自動車の堅調も底堅さに繋がった。きのう上期決算見通しを増額したトーヨーカネツ(6369)や、本日製品値上げを発表したカルビー(2229)も強く、東京電力ホールディングス(9501)は原発再稼働への期待が浮上して大幅高で引けた。半面、アドバンテスト(6857)、TOWA(6315)は後場も冴えず、武蔵精密工業(7220)、フジクラ(5803)など最近賑わったデータセンター関連の一角も手仕舞い売りに押された。40年国債入札を受け、超長期金利が低下するなかSOMPOホールディングス(8630)、東京海上(8766)も弱く、エーザイ(4523)など医薬品も手仕舞い売りが優勢だった。新規上場のオリオンビール(409A)は公開価格850円に対し、1863円で午後に初値を付けた。

新興市場では朝方から個別に売り買いが交錯、東証グロース250指数は終日小幅安水準で推移、小幅続落で終えた。デジタルグリッド(350A)、Heartseed(219A)、QPS研究所(5595)が売られ、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(4576)、FRONTEO(2158)、技術承継機構(319A)が買われた。



2025年9月25日(木)市況解説 前引け
日経平均株価 45,719.71(+89.40)
TOPIX 3183.97(+13.52)
売買高概算 79711万株

前引け・続伸-円安進行も支えに個別物色意欲が旺盛

25日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日終値に比べ89.40円高い45719.71円で引けた。24日の米株市場で主要3指数がそろって続落したことや、半導体関連など高値圏銘柄への利益確定売りが重荷となったが、1ドル=148円台後半への円安や出遅れ株物色が下値を支えた。アドバンテスト(6857)はじめ指数寄与度の大きい値嵩株の下げが響き、120円超えの下げ場面もあったが、徐々に持ち直して一時上げ幅を200円近くに広げた。東証株価指数(TOPIX)も続伸、一時は取引時間中としてはじめて3190ポイント台を付けた。東証プライムの売買代金は概算で2兆5736億円、売買高は同7億9711万株、値上がり銘柄数は全体の6割弱の922、値下がり602、変わらず92だった。業種別TOPIXは全33業種中、「非鉄金属」「石油・石炭製品」「鉱業」など26業種が上昇、下落は「精密」「保険」「医薬品」など7業種。インドネシアの鉱山事故を受けて昨晩の欧米市場で銅市況が大幅高、三菱マテリアル(5711)など非鉄株が軒並み上昇し、住友金属鉱山(5713)は外資系証券の強気判断も伝わって8%高と急伸した。内外金利の上昇を支えにメガバンクやりそなホールディングス(8308)など銀行株がそろって上昇、円安を好感してトヨタ自動車(7203)、マツダ(7261)など自動車株も買われ、相場を支えた。8月の上場来高値更新から調整が続いていたサンリオ(8136)が大幅高、きのう今4-9月期業績を上方修正したハピネット(7552)が急伸、上場来高値にあと100円弱に迫った。半面、足元上昇の目立ったアドバンテスト(6857)、KOKUSAI ELECTRIC(6525)が利益確定売りに押され、太陽誘電(6976)、村田製作所(6981)などの電子部品株も冴えなかった。造船関連として人気化した古野電気(6814)も朝方には上場来高値を付けるも失速、朝日インテック(7747)には大手証券の格下げが伝わった。新規上場のオリオンビール(409A)は買い気配のまま値が付いていない。

新興市場は個別に売り買いが交錯、東証グロース250指数は小幅に続落した。サンバイオ(4592)、FFRIセキュリティ(3692)、アクセルスペースホールディングス(402A)が売られ、ディジタルメディアプロフェッショナル(3652)、タイミー(215A)、アストロスケールホールディングス(186A)が買われた。新規上場のGMOコマース(410A)は公開価格1180円に対し2131円で寄り付いた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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