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市況解説 2025年9月24日(水)

2025年9月24日(水)市況解説 大引け
日経平均株価 45,630.31(+136.65)
TOPIX 3170.45(+7.28)
売買高概算 192095万株

大引け・続伸- 売り先行も持ち直し、連日で史上最高値を更新

24日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日終値に比べ136.65円高い45630.31円で引けた。祝日明けの日経平均株価は、米国株式市場が上昇一服となったことをきっかけに手仕舞い売り優勢でスタート。小安く寄り付いた後に下げ幅を拡大し、前場終盤には一時300円弱下落。ただ、売り一巡後には持ち直しの動きを見せ、後場にはプラス圏に浮上。大引けにかけては一段と上げ幅を拡大し、連日で史上最高値を更新した。

東証株価指数(TOPIX)も続伸で、こちらは9月16日以来の史上最高値更新。東証プライムの売買代金は概算で6兆51億円、売買高は同19億2095万株、値上がり銘柄数は全体の5割弱にあたる734、値下がりは820、変わらずが63だった。業種別TOPIXでは全33業種中18業種が上昇し、15業種が下落。「鉱業」「その他製品」「機械」が上昇し、「ガラス・土石」「サービス」「ゴム製品」が下落。個別では、三菱重工業(7011)やIHI(7013)、川崎重工業(7012)などの「ボーイング関連」は、米中による民間航空機の大型契約前進報道を好感。三井E&S(7003)や古野電気(6814)などの「造船関連」の活況も続き、ソフトバンクグループ(9984)は「スターゲート計画」の進捗を好感。任天堂(7974)やコナミグループ(9766)、サンリオ(8136)などの「ゲーム・コンテンツ関連」にも見直し買いが入り、みずほフィナンシャルグループ(8411)は年初来高値更新となった。半面、アドバンテスト(6857)やソシオネクスト(6526)、KOKUSAI(6525)など半導体株の一角には手仕舞い売りが広がり、SUMCO(3436)やトリケミカル研究所(4369)などの半導体部材メーカーも安い。TDK(6762)や村田製作所(6981)などの下落も指数の重荷となり、神戸物産(3038)は好調な月次業績を発表したものの、売上高の伸び鈍化を嫌気。高島屋(8233)はモノ言う株主による株式の大量保有判明が「材料出尽くし」の動きにつながり、住友化学(4005)は岡三証券による投資判断の引き下げが嫌気された。

新興市場は安く、東証グロース250指数は3日ぶりに大幅反落。Institution for a Global Socie(4265)、ジンジブ(142A)、和心(9271)が下落し、ディジタルメディアプロフェッショナル(3652)、オプロ(228A)、スリー・ディー・マトリックス(7777)が上昇した。



2025年9月24日(水)市況解説 前引け
日経平均株価 45,300.30(-193.36)
TOPIX 3157.31(-5.86)
売買高概算 85901万株

前引け・反落―FRB議長発言を受けた米株安が重荷

24日午前の東京株式市場では日経平均株価が反落、前営業日である22日終値に比べて193.36円安い45300.30円で引けた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)が改めて利下げに慎重な姿勢を示し、23日の米主要株価がそろって反落したことが重荷となった。一時300円近く下げる場面もあったが、このところの急ピッチな相場上昇で買い遅れた投資家は多く、下値には押し目買いが入り下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証プライムの売買代金は概算2兆9382億円、同売買高は概算8億5901万株で、値下がり銘柄数は893、値上がり649、変わらずが75。業種別TOPIXでは「ガラス・土石」「サービス」「金属製品」をはじめとする18業種が下落、「その他製品」「機械」「鉱業」など15業種は上昇。上昇に転じる場面はあったものの米エヌビディア株の下落を受けてアドバンテスト(6857)が4日ぶりに大幅反落、村上系ファンドの大量保有が判明した高島屋(8233)は朝方の買い一巡後売りに押された。神戸物産(3038)は8月月次売上高の伸び率鈍化が嫌気され、中間配当を見送った東芝テック(6588)も冴えない。太陽誘電(6976)などには利食い売りが嵩んだ。反面、米国におけるAI(人工知能)インフラ整備計画が進展をみせたソフトバンクグループ(9984)は大幅反発、三菱重工業(7011)など重工3社には米ボーイングの大型受注報道が追い風となった。通期業績予想を上方修正したウィルグループ(6089)が買われ、スズキ(7269)にはゴールドマンサックス証券の強気レポートが観測された。

新興市場でも、地合い悪化を受けて幅広い銘柄が売られ、東証グロース250指数が反落。FFRIセキュリティ(3692)、GENDA(9166)、イオレ(2334)が安く、ディジタルメディアプロフェッショナル(3652)、データセクション(3905)、FRONTEO(2158)は高い。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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