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市況解説 2025年9月17日(水)

2025年9月17日(水)市況解説 大引け
日経平均株価 44,790.38(-111.89)
TOPIX 3145.83(-22.53)
売買高概算 207400万株

大引け・5日ぶり反落-米FOMC控えで後場再下落も終盤持ち直し

17日の東京株式市場で日経平均株価は5日ぶりに反落、前日比111.89円安の44790.38円で取引を終えた。今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて、内外市場ともに利益確定売りが終日優勢となった。指数寄与度の大きい東京エレクトロン(8035)など半導体関連の一角の大幅上昇を支えにプラス圏に転じる場面も見られたが、心理的節目の45000円を上回る水準ではポジション縮小の売りなどが重荷だった。東証株価指数(TOPIX)は終日マイナス圏で推移し、5日ぶりに反落。東証プライムの売買代金は概算で4兆6178億円、売買高は同20億7400万株、値下がり銘柄数は全体の8割近い1267、値上がり312、変わらず40だった。業種別TOPIXは全33業種中、「非鉄金属」「電気・ガス」「保険」など29業種が下落、上昇は「空運」「小売」「輸送用機器」「陸運」の4業種にとどまった。きのう上場来高値を付けたキオクシアホールディングス(285A)が10日ぶりに反落するなど高値圏銘柄中心に売りが嵩み、直近急伸した井関農機(6310)、住友ファーマ(4506)が急落、昨日今期見通しを下方修正したプロレド・パートナーズ(7034)や大幅減益となったのパーク24(4666)など決算への悪反応も目に付いた。データセンター関連として人気化した電線、電力株も軒並み安、フジクラ(5803)も下げ幅を広げた。半面、東京エレクトロンのほか、KOKUSAI ELECTRIC(6525)が一段高、トヨタ自動車(7203)、ソニーグループ(6758)など主力株の一角もしっかりだった。円高メリット銘柄とされるニトリホールディングス(9843)や、先週年初来安値を付けたメドレー(4480)が見直され、高島屋(8233)、JR東海(9022)が年初来高値を更新するなど内需関連も堅調さを示した。ティラド(7236)は昨日自社株買いを発表、13%高で年初来高値を更新した。

新興市場でも手仕舞い売りが重荷となり強弱感が交錯、東証グロース250指数は前日終値付近で小動きとなり、小幅反落で終えた。Liberaware(218A)、データセクション(3905)、FFRIセキュリティ(3692)が売られ、コンヴァノ(6574)、GENDA(9166)、デジタルグリッド(350A)が買われた。



2025年9月17日(水)市況解説 前引け
日経平均株価 44,995.79(+93.52)
TOPIX 3155.56(-12.80)
売買高概算 108071万株

前引け・続伸-売り先行も持ち直し、一時45000円乗せ

17日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日終値に比べ93.52円高い44995.79円で引けた。連日で史上最高値を更新中の日経平均株価は、米国株式市場の上昇一服も手伝って反落スタート。業種を問わず幅広い銘柄に手仕舞い売りが広がり、日経平均は一時300円弱下落。ただ、指数寄与度の大きい半導体や電子部品株の一角が大幅高となり、前場中ごろからプラス圏に浮上すると、45000円の大台に乗せる場面もあった。

東証株価指数(TOPIX)は反落。東証プライムの売買代金は概算で2兆2491億円、売買高は同10億8071万株、値上がり銘柄数は全体の2割強にあたる347、値下がりは1225、変わらずが47だった。業種別TOPIXでは全33業種中4業種が上昇し、29業種が下落。「電気機器」「空運」「小売り」が上昇し、「電気・ガス」「保険」「非鉄」が下落。個別では、東京エレクトロン(8035)やディスコ(6146)など出遅れ気味の半導体株が値を飛ばし、TDK(6762)の上昇も目立つ。モノ言う株主「オアシスマネジメント」による株式の大量保有が判明したカルビー(2229)も急伸し、アルプスアルパイン(6770)はモルガンスタンレーMUFG証券による投資判断の引き上げを好感。野村証券による目標株価の引き上げがあった資生堂(4911)の上昇も目立ち、日清食品ホールディングス(2897)や日本ハム(2282)など食品株の一角も強含んだ。半面、決算が失望されたパーク24(4666)が売られ、通期見通しを上方修正したTOKYO BASE(3415)は「材料出尽くし」の売り。昨日急騰のKLab(3656)には反動売りが出て、浜松ホトニクス(6965)はモルガンスタンレーMUFG証券による投資判断の引き下げを嫌気。北海道電力(9509)や北陸電力(9505)など電力株の下落も目立ち、ぐるなび(2440)は年初来安値を更新した。

新興市場は小高く、東証グロース250指数は続伸。プレシジョン・システム・サイエンス(7707)、オンデック(7360)、ユカリア(286A)が買われ、笑美面(9237)、アシロ(7378)、学びエイド(184A)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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