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市況解説 2025年9月16日(火)

2025年9月16日(火)市況解説 大引け
日経平均株価 44,902.27(+134.15)
TOPIX 3168.36(+7.87)
売買高概算 198545万株

大引け・4日続伸―連日で史上最高値を更新

16日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸、前週末比134.15円高の44902.27円と、連日で史上最高値を更新して取引を終えた。米利下げ再開観測や米中閣僚級協議への期待を背景とする米ハイテク株高を支えに、東京市場でも値嵩半導体株を中心に買いが優勢の展開となった。寄り付き後まもなく45000円台に乗せた後は、短期的な過熱への警戒感や目先的な達成感が広がり、手じまい売りが膨らんだが、相場の先高観を背景とする海外短期筋らの先物買いも途切れず、後場は大台を挟んでもみ合う場面が長く続いた。東証株価指数(TOPIX)も4日続伸し、連日で高値を更新した。東証プライムの売買代金は概算5兆481億円と高水準に膨らみ、同売買高は概算19億8545万株。値上がり銘柄数は1078、値下がり493、変わらず48だった。業種別TOPIXでは「石油・石炭製品」「輸送用機器」「水産・農林」をはじめとする26業種が上昇、「その他製品」「不動産」「小売」など7業種は下落。ディスコ(6146)やSUMCO(3436)など出遅れ感のある半導体関連の上げが目立ち、新作ゲームの販売スケジュールを発表したコーエーテクモホールディングス(3635)も買われた。上期業績予想を引き上げたPR TIMES(3922)はストップ高比例配分され、富士石油(5017)、マンダム(4917)には株式公開買い付け(TOB)に絡む思惑が広がった。反面、任天堂(7974)にはイベント通過に伴う出尽くし感が台頭、ラクス(3923)は8月月次の伸び率鈍化が嫌気された模様。SWCC(5805)にはみずほ証の格下げが観測され、5-7月期営業赤字のヤーマン(6630)も大きく売られた。ファーマフーズ(2929)は大幅に4日続落。

新興市場では、大型株からの資金シフト思惑が支えとなり、東証グロース250指数が3日ぶりに反発。クラシコム(7110)、coly(4175)、FFRIセキュリティ(3692)が買われ、アシロ(7378)、スマレジ(4431)、バンク・オブ・イノベーション(4393)は売られた。



2025年9月16日(火)市況解説 前引け
日経平均株価 44,904.13(+136.01)
TOPIX 3173.57(+13.08)
売買高概算 100750万株

前引け・続伸―米ハイテク株高を支えに初の45000円台を示現

16日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前週末終値に比べて136.01円高い44904.13円で引けた。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ再開観測や米中閣僚級協議への期待を支えにハイテク株を中心に米株式相場が堅調に推移、東京市場でも値嵩半導体関連を中心に幅広い銘柄に買いが広がる展開となった。史上初めて45000円台に乗せた後は、短期的な過熱への警戒感や目先的な達成感から手じまい売りが膨らみ、下げに転じる場面があったが、下値には押し目買いが入り底堅さを示した。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証プライムの売買代金は概算2兆6154億円、同売買高は概算10億750万株で、値上がり銘柄数は1098、値下がり454、変わらずが66。業種別TOPIXでは「石油・石炭製品」「精密」「輸送用機器」をはじめとする26業種が上昇、「その他製品」「不動産」「小売」など7業種は下落。東京エレクトロン(8035)が指数を押し上げ、マツダ(7261)など自動車株には米政権の関税引き下げを歓迎した買いが入った。原油高を受けて三井物産(8031)や石油資源開発(1662)が高く、11-7月期2桁営業増益のギフトホールディングス(9279)は急伸。反面、ソフトバンクグループ(9984)は朝高後利食い売りに押され、ファーストリテイリング(9983)は「ユニクロ国内売上高、アパレル初の1兆円超え」との報道に反応薄だった。コスト高が響き11-7月期最終減益となったくら寿司(2695)は急落、ラクスル(4384)には今期見通しに対する失望売りが嵩んだ。ANYCOLOR(5032)は8日ぶりに反落。

新興市場では、東証グロース250指数が反発。大型株の上値の重さを意識した買いが膨らむ展開となった。データセクション(3905)、Liberaware(218A)、アストロスケールホールディングス(186A)が高く、デジタルグリッド(350A)、タイミー(215A)、モルフォ(3653)は安い。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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