• 検索
  • リスク・手数料等

市況解説 2025年8月29日(金)

2025年8月29日(金)市況解説 大引け
日経平均株価 42,718.47(-110.32)
TOPIX 3075.18(-14.60)
売買高概算 186670万株

大引け・3日ぶりに反落- 商い閑散、引けにかけてやや下げ渋る

29日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落、前日終値に比べ110.32円安い42718.47円で引けた。昨日に意外高を演じた日経平均株価は小幅反落でのスタート。前場序盤はじりじりと下げ幅を広げ、10時前には一時200円超下落。その後は安値圏でのもみ合いが続いたが、大引けにかけてはやや下げ渋った。

東証株価指数(TOPIX)も反落。東証プライムの売買代金は概算で4兆4068億円、売買高は同18億6670万株、値下がり銘柄数は全体の6割弱にあたる929、値上がりは632、変わらずが57だった。業種別TOPIXでは全33業種中28業種が下落し、5業種が上昇。「不動産」「保険」「輸送機」が下落し、「非鉄」「パルプ・紙」「卸売り」が上昇。個別では、傘下の「すき家」で牛丼を値下げすると発表したゼンショーホールディングス(7550)が売られ、吉野家ホールディングス(9861)と松屋フーズホールディングス(9887)も連れ安。ハイデイ日高(7611)やくら寿司(2695)、すかいらーくホールディングス(3197)など他業態にも売りが波及し、コジマ(7513)やビックカメラ(3048)など小売株の下落も目立つ。ファーストリテイリング(9983)や東京エレクトロン(8035)など値がさ株の下落も指数の重荷となり、「潜水艦用エンジンでも検査不正の可能性」と発表した川崎重工業(7012)は3%安だった。半面、「海外事業の売却を検討」と伝わった電通グループ(4324)が急伸し、子会社の電通総研(4812)には再編の思惑が浮上。三井E&S(7003)や古野電気(6814)、中国塗料(4617)などの「造船関連」の上昇も目立ち、「前社長らを提訴」と発表したフジ・メディア・ホールディングス(4676)もしっかり。米バークシャー・ハサウェイによる株式の買い増しが判明した三菱商事(8058)にも買いが続き、「ボーイング関連」として騰勢を強める大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)は連日で年初来高値を更新した。

新興市場は高く、東証グロース250指数は反発。AppBank(6177)、アクセルマーク(3624)、ヘリオス(4593)が上昇し、TORICO(7138)、農業総合研究所(3541)、リップス(373A)が下落した。



2025年8月29日(金)市況解説 前引け
日経平均株価 42,642.97(-185.82)
TOPIX 3073.95(-15.83)
売買高概算 90427万株

前引け・反落- 寄り付きを高値にじり安展開、商いは閑散

29日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べ185.82円安い42642.97円で引けた。昨日に意外高を演じた日経平均株価は小幅反落でのスタート。その後は寄り付きを高値にじりじりと下げ幅を拡大。前場中ごろからは手掛かり材料に欠ける中で膠着感が強まり、盛り上がりに欠けたまま午前の取引を終えた。

東証株価指数(TOPIX)も反落。東証プライムの売買代金は概算で2兆408億円、売買高は同9億427万株、値下がり銘柄数は全体の6割弱にあたる933、値上がりは611、変わらずが74だった。業種別TOPIXでは全33業種中28業種が下落し、5業種が上昇。「小売り」「電気・ガス」「保険」が下落し、「非鉄」「パルプ・紙」「卸売り」が上昇。個別では、傘下の「すき家」で牛丼を値下げすると発表したゼンショーホールディングス(7550)が売られ、吉野家ホールディングス(9861)と松屋フーズホールディングス(9887)も連れ安。ハイデイ日高(7611)やくら寿司(2695)、すかいらーくホールディングス(3197)など他業態にも売りが波及し、コジマ(7513)やビックカメラ(3048)など小売株の下落も目立つ。東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)など半導体株の下落も指数の重荷となり、「潜水艦用エンジンでも検査不正の可能性」と発表した川崎重工業(7012)は反落した。半面、「海外事業の売却を検討」と伝わった電通グループ(4324)が急伸し、子会社の電通総研(4812)には再編の思惑が浮上。三井E&S(7003)や古野電気(6814)、中国塗料(4617)などの「造船関連」の上昇も目立ち、「前社長らを提訴」と発表したフジ・メディア・ホールディングス(4676)もしっかり。米バークシャー・ハサウェイによる株式の買い増しが判明した三菱商事(8058)にも買いが続き、フジクラ(5803)は上場来高値を更新した。

新興市場は高く、東証グロース250指数は反発。Will Smart(175A)、ジンジブ(142A)、ヘリオス(4593)が上昇し、TORICO(7138)、農業総合研究所(3541)、トヨコー(341A)が下落した。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
市況解説は、投資判断の参考となる情報の提供を目的とするもので、投資に関する最終決定は、お客様ご自身の責任と判断でなさいますようお願い申し上げます。-/p>

市況解説 バックナンバー

金融商品の取引にかかる手数料およびリスクについて

当社が取扱う商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。商品ごとに手数料等およびリスクは異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面、目論見書、お客様向け資料等をお読みください。

リスク・手数料等説明ページ

ご留意事項

  • 当サイトに掲載されている情報は、当社のご案内やその他の情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。情報のご利用にあたっては、お客様ご自身で判断なさいますようお願いいたします。
  • 当サイトに掲載されている情報に関しては万全を期してはおりますが、その正確性、確実性を保証するものではありません。また、掲載されている情報等は最新の情報ではない可能性があり、予告なく変更・廃止されることもありますので、あらかじめご了承ください。
  • 万一、当サイトに掲載されている情報を用いたことにより、何らかの損害を被った場合でも、当社および当社に情報を提供している第三者は一切責任を負うものではありません。
  • 当サイトからバナー・テキストリンク等でアクセスできる第三者が運営するサイトは各々の責任で運営されているものであり、こうした第三者サイトの利用により生じたいかなる損害に関しても、当社は一切責任を負うものではありません。
  • 証券投資に関する最終決定は、お客様ご自身で判断いただきますようお願いいたします。