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市況解説 2025年7月18日(金)

2025年7月18日(金)市況解説 大引け
日経平均株価 39,819.11(-82.08)
TOPIX 2834.48(-5.33)
売買高概算 148535万株

大引け・反落-後場は3連休、イベント控え一段と閑散小動き

18日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落、前日比82.08円安の39819.11円で取引を終えた。17日の欧米株高を受け朝方こそ買いが先行して心理的節目の4万円台乗せで始まったが、その後は20日参院選を控えた3連休前の週末とあって、ポジションを手仕舞う動きが重荷となった。昨日決算発表のディスコ(6146)の急落を嫌気して、指数寄与度の大きい半導体関連や高値圏銘柄の一角の軟調が響く展開だったが、後場に入ると方向感乏しく小幅レンジの取引が中心となった。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証プライムの売買代金は概算で4兆45億円、売買高は同14億8535万株、値下がり銘柄数は1037、値上がり543、変わらず44だった。業種別TOPIXは全33業種中、「不動産」「空運」「パルプ・紙」など22業種が下落、上昇は「情報・通信」「証券」「非鉄金属」など11業種。アドバンテスト(6857)など主力半導体関連が後場も冴えず、ソニーグループ(6758)、スズキ(7269)といった輸出関連の一角も重荷となった。ベイカレント(6532)、ANYCOLOR(5032)など昨日買われた中小型グロース株の一角が手仕舞い売りに押され、14時に今期見通しを下方修正した東京製鐵(5423)は7%超えの大幅安で引けた。半面、データセンター関連には買いが継続、ソフトバンクグループ(9984)が年初来高値を、フジクラ(5803)が上場来高値を更新、原発関連とされる日本製鋼所(5631)も年初来高値を付けた。北海道電力(9509)は北海道で半導体国産化を目指すラピダスが先端試作品を初公開と伝わったことが材料視された。良品計画(7453)、パルグループホールディングス(2726)などの消費関連も強く、東宝(9602)は引き続き映画「国宝」のヒットや本日封切の「鬼滅の刃」への期待を支えに3日続伸で上場来高値を連日更新した。

新興市場でも週末手仕舞い売りが終日優勢で、東証グロース250指数が3日ぶりに反落した。クリングルファーマ(4884)、フルッタフルッタ(2586)、インフォメティス(281A)が売られ、GENDA(9166)、コンヴァノ(6574)、スマサポ(9342)が買われた。



2025年7月18日(金)市況解説 前引け
日経平均株価 39,778.85(-122.34)
TOPIX 2836.10(-3.71)
売買高概算 67132万株

前引け・反落-半導体売り響き4万円台保てず

18日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べ122.34円安い39778.85円で引けた。17日の欧米株高を支えに、寄り付きこそ200円近く上昇して4万円台に乗せて始まったが、半導体関連への売りが徐々に広がるなどで下げに転じた。20日の参議院選も控える3連休前の週末とあって、高値圏銘柄等への手仕舞い売りも多く、前場を通じてじり安方向の展開が継続した。東証株価指数(TOPIX)も小幅に反落。東証プライムの売買代金は概算で1兆9523億円、売買高は同6億7132万株、値下がり銘柄数は862、値上がり685、変わらず77だった。業種別TOPIXは全33業種中、「機械」「パルプ・紙」「空運」など21業種が下落、上昇は「証券」「食料品」「非鉄金属」など12業種。昨日4ー6月期決算を発表したディスコ(6146)が営業減益だったことが嫌気され、10%超え急落、アドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)も売られて指数を押し下げた。きのう急伸した東洋エンジニアリング(6330)、SHIFT(3697)が利益確定売りに押され、コスモス薬品(3349)は年初来高値付近から失速した。金利高警戒がくすぶる住友不動産(8830)、カナダ同業が買収案を撤回したセブン&アイ・ホールディングス(3382)も軟調が続いた。半面、データセンター関連の日立製作所(6501)、フジクラ(5803)がともに上昇、一方でファーストリテイリング(9983)、良品計画(7453)など内需関連が見直され、中外製薬(4519)、花王(4452)といったディフェンシブの一角もしっかり。村田製作所(6981)はじめ出遅れ感の強い製造業も堅調で、SBIホールディングス(8473)などの出資を受けると発表したアドバンスクリエイト(8798)がストップ高するなど、企業再編を巡る商いも相場を下支えた。

新興市場でも足元上昇した銘柄を中心に手仕舞い売りが優勢で、東証グロース250指数が反落した。データセクション(3905)、ABEJA(5574)、QPS研究所(5595)が売られ、Will Smart(175A)、Synspective(290A)、アストロスケールホールディングス(186A)が買われた。新規公開のみのや(386A)は公開価格1540円に比べ、2531円で寄り付いた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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