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市況解説 2025年5月21日(水)

2025年5月21日(水)市況解説 大引け
日経平均株価 37,298.98(-230.51)
TOPIX 2732.88(-5.95)
売買高概算 181276万株

大引け・反落- 円高進行を嫌気、安値引けで取引を終える

21日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べ230.51円安い37298.98円で引けた。20日の米国株式市場では主力株を中心に手仕舞い売りに押されたが、大証夜間の日経平均先物はこじっかりの展開。先物価格にサヤ寄せするように日経平均株価も小幅続伸でスタートしたが、早々にマイナス圏に転落。日米財務相会談への警戒感から円相場が強含んだことも逆風となり、一日を通して上値の重さが目立つ展開となった。

東証株価指数(TOPIX)も小幅に反落。東証プライムの売買代金は概算で4兆1957億円、売買高は同18億1276万株、値下がり銘柄数は全体の5割にあたる816、値上がりは747、変わらずが69だった。業種別TOPIXでは全33業種13業種が下落し、20業種が上昇。「保険」「その他製品」「電気機器」の下落が目立ち、「鉱業」「石油・石炭」「パルプ・紙」が上昇。個別では、昨日引け後に決算を発表した東京海上ホールディングス(8766)とSOMPOホールディングス(8630)は「物足りない」との見方から売られ、今期の売上高見通しを下方修正したブイキューブ(3681)も大幅安。昨日急伸のセブン銀行(8410)は手仕舞い売りに押され、ルネサスエレクトロニクス(6723)は提携先の米ウルフスピードが「破産法申請を準備している」との報道が重荷。アドバンテスト(6857)やファーストリテイリング(9983)の下落も指数の上値を抑え、任天堂(7974)やコナミグループ(9766)などのゲーム株にも下落する銘柄が散見された。半面、朝方の金利の上昇を好感し三井住友フィナンシャルグループ(8316)やりそなホールディングス(8308)が買われ、みずほフィナンシャルグループ(8411)は「政策保有株削減を加速」との方針も好感。「運用環境改善」の思惑から第一生命ホールディングス(8750)やT&D(8795)の上昇も目立ち、INPEX(1605)や石油資源開発(1662)は米時間外でのWTI原油先物の急伸を好感。IHI(7013)や三菱重工業(7011)など「防衛関連株」も値を飛ばし、丸井グループ(8252)はみずほ証券による目標株価の引き上げが材料視された。

新興市場は安く、東証グロース市場250指数は9日ぶりに反落。AppBank(6177)、東京通信グループ(7359)、いつも(7694)が下落し、フィスコ(3807)、cacco(4166)、レナサイエンス(4889)が上昇した。



2025年5月21日(水)市況解説 前引け
日経平均株価 37,491.80(-37.69)
TOPIX 2744.09(+5.26)
売買高概算 83352万株

前引け・小幅反落- 買い先行も上値重い、銀行株上昇でTOPIXは続伸

21日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落、前日終値に比べ37.69円安い37491.80円で引けた。20日の米国株式市場では主力株を中心に手仕舞い売りに押されたが、大証夜間の日経平均先物はこじっかりの展開。先物価格にサヤ寄せするように日経平均株価も小幅続伸でスタートしたが、早々にマイナス圏に転落。その後は前日終値近辺で一進一退の動きとなり、小幅安で午前の取引を終えた。

東証株価指数(TOPIX)は小幅に続伸。東証プライムの売買代金は概算で1兆9584億円、売買高は同8億3352万株、値下がり銘柄数は全体の37%にあたる598、値上がりは970、変わらずが63だった。業種別TOPIXでは全33業種9業種が下落し、24業種が上昇。「保険」「その他製品」「非鉄」の下落が目立ち、「銀行」「鉱業」「石油・石炭」が上昇。個別では、昨日引け後に決算を発表した東京海上ホールディングス(8766)とSOMPOホールディングス(8630)は「物足りない」との見方から売られ、今期の売上高見通しを下方修正したブイキューブ(3681)も大幅安。昨日急伸のセブン銀行(8410)は手仕舞い売りに押され、ルネサスエレクトロニクス(6723)は提携先の米ウルフスピードが「破産法申請を準備している」との報道が重荷。アドバンテスト(6857)やファーストリテイリング(9983)の下落も指数の上値を抑え、任天堂(7974)やコナミグループ(9766)などのゲーム株にも小安い銘柄が散見された。半面、国内金利の上昇を好感し三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や三井住友フィナンシャルグループ(8316)が買われ、みずほフィナンシャルグループ(8411)は「政策保有株削減を加速」との方針も好感。「運用環境改善」の思惑から第一生命ホールディングス(8750)やT&Dホールディングス(8795)の上昇も目立ち、INPEX(1605)や石油資源開発(1662)は米時間外でのWTI原油先物の急伸を好感。IHI(7013)や三菱重工業(7011)など「防衛関連株」も値を飛ばし、ソシオネクスト(6526)はSMBC日興証券による投資判断の引き上げが材料視された。

新興市場は安く、東証グロース市場250指数は反落。フューチャリンクネットワーク(9241)、東京通信グループ(7359)、ブシロード(7803)が下落し、フィスコ(3807)、cacco(4166)、QPS研究所(5595)が上昇した。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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