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市況解説 2026年6月30日(火)

2026年6月30日(火)市況解説 大引け
日経平均株価 70062.32(+594.21)
TOPIX 3994.76(+12.76)
売買高概算 234571万株

大引け・続伸-3日ぶりに7万円台を回復

30日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比594.21円高の70062.32円と3日ぶりに7万円台を回復して取引を終えた。29日の米ハイテク株高が投資家心理を強気に傾け、AI(人工知能)・半導体関連など指数寄与度の大きい銘柄への買いを促す展開となった。朝方の買い一巡後には、四半期末に伴う機関投資家などのリバランス(資産配分の調整)目的の売りや国内金利の上昇が重荷となり、急失速する場面があったが、韓国株の切り返しなどを支えに再び強含みに転じる展開となった。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証プライムの売買代金は概算10兆8307億円、同売買高は概算23億4571万株で、値上がり銘柄数は526、値下がり1002、変わらず31だった。業種別TOPIXでは「非鉄」「電気機器」「金属製品」など12業種が上昇、「その他製品」「小売」「水産・農林」をはじめとする21業種は下落。キオクシアホールディングス(285A)が上げ幅を拡大、古河電気工業(5801)なども終日堅調に推移した。ファナック(6954)、安川電機(6506)などフィジカルAI関連も総じて強く、「総務省が資金補助する衛星通信の事業対象に決まる見通しになった」と報じられた楽天グループ(4755)が動意付いた。「NTT(9432)傘下と次世代通信基盤(IOWN)を用いた概念実証の健闘を開始」と伝わったさくらインターネット(3778)も大きく買われ、「物言う株主」の株買い増しが続くJ.フロントリテイリング(3086)は連日で史上最高値を更新した。反面、東洋エンジニアリング(6330)は急反落、3-5月期営業減益の象印マホービン(7965)の下げもきつい。ニトリホールディングス(9843)は円安進行が嫌気され、アシックス(7936)などはサッカーW杯における日本敗退が響いた模様。

新興市場では、東証グロース250指数が続伸。国内金利の上昇が重荷となるなか、宇宙関連などへの買いを支えに底堅く推移した。QPSホールディングス(464A)、LiNKX(584A)、アスタリスク(6522)が買われ、アクリート(4395)、HPCシステムズ(6597)、BRANU(460A)は売られた。



2026年6月30日(火)市況解説 前引け
日経平均株価 70116.82(+648.71)
TOPIX 3997.81(+15.81)
売買高概算 91061万株

前引け・続伸-米ハイテク株高を好感、期末需給への警戒などは重荷に

30日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日終値に比べて648.71円高い70116.82円で引けた。29日の米国市場で調整色を強めていたハイテク株に見直し買いが入り、主要3指数がそろって反発したことを好感した買いが先行。寄り付き後まもなく1100円超上昇した後は、四半期末に伴う機関投資家などによるリバランス(資産配分の調整)目的の売りや国内金利の上昇が重荷となり失速する場面もあったが、韓国株の切り返しなどを支えに再び7万円台を回復した。東証株価指数(TOPIX)も続伸。外為市場では円相場がおよそ39年半ぶりに1ドル=162円台に下落したが、介入警戒がくすぶっていることもあり、自動車株などへの買いにはつながらなかった。東証プライムの売買代金は概算4兆7387億円、同売買高は概算9億1061万株で、値上がり銘柄数は559と、値下がり954を大きく下回り、変わらずが46。業種別TOPIXでは「非鉄」「電気機器」「機械」など14業種が上昇、「水産・農林」「輸送用機器」「その他製品」をはじめとする19業種は下落。米同業の株価上昇を追い風に東京エレクトロン(8035)、SCREENホールディングス(7735)が大きく買われ、太陽誘電(6976)は大幅続伸。3-5月期決算が好感されたしまむら(8227)は小幅ながら続伸、「物言う株主」の買い増しが明らかになったアインホールディングス(9627)には思惑買いが膨らんだ。日清紡ホールディングス(3105)には野村証券の強気レポートが観測された。反面、トヨタ自動車(7203)などは不冴えな5月の世界販売台数が嫌気され、レアアースの輸出に関して中国当局から法令違反の疑いがかけられているとみられる富士電機(6504)も冴えない。決算発表を控える高島屋(8233)には買い手控えムードが広がり、象印マホービン(7965)は中間決算が失望売りを誘った。

新興市場では宇宙関連への物色を支えに、東証グロース250指数が続伸。アストロスケールホールディングス(186A)、Synspective(290A)、中村超硬(6166)が高く、データセクション(3905)、パワーエックス(485A)、スマレジ(4431)は安い。新規上場のネイス(589A)は、公開価格1320円に対し1476円の初値を付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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