市況解説 2026年6月4日(木)
| 2026年6月4日(木)市況解説 大引け | |
|---|---|
| 日経平均株価 | 67470.69(-931.44) |
| TOPIX | 3951.85(-44.35) |
| 売買高概算 | 231448万株 |
大引け・大幅反落-後場下げ渋りも戻り限定
4日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落、前日比931.44円安の67470.69円で取引を終えた。3日の欧米株安や米取引終了後の半導体大手ブロードコムの決算嫌気売りをきっかけに、高値圏のAI半導体株などへの手仕舞い売りが一気に拡大、前場中には1500円近く下落して67000円を割り込む場面もあった。ただイスラエルとレバノンの停戦観測から投資家心理がやや改善したほか、ハイテクでも東京エレクトロン(8035)はじめ半導体製造装置は総じて強く、銀行株が利上げ観測から強含んだことも下支えとなった。
東証株価指数(TOPIX)も大幅反落。東証プライムの売買代金は概算で10兆1762億円、売買高は同23億1448万株、値下がり銘柄数は全体の6割超えの1079、値上がり433、変わらず51だった。業種別TOPIXは全33業種中、「情報・通信」「非鉄金属」「石油・石炭製品」など28業種が下落、上昇は「海運」「銀行」「機械」など5業種にとどまった。今週上場来高値を付けた村田製作所(6981)、太陽誘電(6976)などの電子部品株や半導体部材の堺化学(4078)、ラサ工業(4022)が過熱警戒から急反落、ソフトバンクグループ(9984)は更に下押しして日経平均の重荷となった。GMOペーメントゲートウェイ(3769)、任天堂(7974)といったソフトウエアや、キッコーマン(2801)などディフェンシブへの戻り待ち売りも目に付く。半面、アドバンテスト(6857)、KOKUSAI(6525)、TOWA(6315)、関東電化工業(4047)など半導体関連の一角は引き続き強く、量子コンピュータ関連とされるフィックスターズ(3687)、テラスカイ(3915)が急伸した。エーザイ(4523)など医薬品の見直し買いも見られ、昼休み中に好決算を発表した積水ハウス(1928)もしっかり。
新興市場は後場も下げ幅を拡大して、東証グロース250指数が大幅に5日続落で終えた。QPSホールディングス(464A)、テラドローン(278A)、パワーエックス(485A)が売られ、HPCシステムズ(6597)、CYBERDYNE(7779)、データセクション(3905)が買われた。
| 2026年6月4日(木)市況解説 前引け | |
|---|---|
| 日経平均株価 | 67101.83(-1300.30) |
| TOPIX | 3940.22(-55.98) |
| 売買高概算 | 107070万株 |
前引け・大幅反落-中東警戒や米決算嫌気し、反動売り嵩む
4日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落、前日終値に比べ1300.30円安い67101.83円で引けた。米・イランの攻撃が続いているとの報道などから原油高、米金利上昇が進み、3日米主要3指数がそろって反落、昨日までの相場上昇を牽引していたハイテク株への手仕舞い売りが広がった。スイス系投資ファンドの解約制限や米時間外取引での企業決算へのネガティブな反応も投資家心理を悪化させ、67000円を割り込む場面もあった。東証株価指数(TOPIX)も大幅反落。東証プライムの売買代金は概算で5兆2250億円、売買高は同10億7070万株、値下がり銘柄数は全体の7割超えの1128、値上がり392、変わらず42だった。業種別TOPIXは全33業種中、「情報・通信」「非鉄金属」「鉱業」など28業種が下落、上昇は「海運」「空運」「機械」など5業種にとどまった。データセンター関連のフジクラ(5803)、武蔵精密工業(7220)が急反落、ソフトバンクグループ(9984)は一時10%超え下落し、日経平均を500円近く押し下げた。ソフトウエア系の野村総合研究所(4307)、SHIFT(3697)やきのう上場来高値を更新したパナソニックホールディングス(6752)も大きく下落、スカパーJSATホールディングス(9412)には大手証券の投資判断引き下げが観測された。半面、きのうの植田日銀総裁の講演を受けて、あらためて6月利上げの観測が意識され、内外の金利上昇も背景に三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)やりそなホールディングス(8308)が買われた。半導体関連では指数寄与度の大きい東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)が上昇、ファーストリテイリング(9983)、武田薬品工業(4502)といった内需・ディフェンシブの見直し買いも目に付いた。一昨日に年初来安値を付けた三菱重工業(7011)などの防衛関連も中東情勢を意識してそろって上昇、ヤマダホールディングス(9831)との経営統合観測が伝わったエディオン(2730)や月次売上好調のKeePer技研(6036)が大幅高を見せた。
新興市場でも主要銘柄に手仕舞い売りが継続し、東証グロース250指数は大幅続落。アストロスケールホールディングス(186A)、データセクション(3905)、エクサウィザーズ(4259)が売られ、Ridge-i(5572)、イオレ(2334)、ジーエヌアイグループ(2160)が買われた。
更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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2026年6月4日(木)
【日経平均株価終値:67470.69 前日比:-931.44 売買高概算:231448万株】
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