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市況解説 2026年1月9日(金)

2026年1月9日(金)市況解説 大引け
日経平均株価 51939.89(+822.63)
TOPIX 3514.11(+29.77)
売買高概算 229736万株

大引け・3日ぶりに反発- ファストリ急伸で指数を押し上げ

9日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに大幅反発、前日終値に比べ 822.63円高い51939.89円で引けた。8日引け後にファーストリテイリング(9983)が好決算を発表。指数寄与度の高い同社株が買い気配で始まり、日経平均株価も反発で取引を開始。中国が対日輸出規制に関して「民生品は除く」と公表したことも追い風となり、寄り付き後には一段と上げ幅を拡大。前場を大幅高で終えると後場も堅調地合いを維持し、高値圏で一日の取引を終えた。

東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりの反発。東証プライムの売買代金は概算で6兆2881億円、売買高は同22億9736万株、値上がり銘柄数は全体の7割にあたる1110、値下がりは429、変わらずが65だった。業種別TOPIXでは全33業種中27業種が上昇し、6業種が下落。「鉱業」「輸送機」「繊維」が上昇し、「水産」「非鉄」「精密」が下落。個別では、上記のファーストリテイリングが11%高で指数を押し上げ、トヨタ自動車(7203)やホンダ(7267)、マツダ(7261)などの自動車株は「レアアース調達難懸念」の後退を好感。JR西日本(9021)が「動画配信プラットフォームを採用」と伝わったブイキューブ(3681)はストップ高まで買い進まれ、TOYOTIRE(5105)は大和証券によるカバレッジ開始に反応。三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)とみずほフィナンシャルグループ(8411)は昨年来高値を更新し、石油資源開発(1662)やINPEX(1605)は原油価格の上昇が支援材料となった。半面、決算が失望されたイオン(8267)が売られ、古河機械金属(5715)や東亜建設工業(1885)などの「レアアース関連」も上昇一服。キオクシアホールディングス(285A)は米メモリ株の下落に連れ安し、10-12月期の個別売上が堅調だったディスコ(6146)は買い先行後に失速。住友電気工業(5802)やフジクラ(5803)など電線株の下落も目立ち、「イオン(8267)との提携関係に溝」と伝わったクスリのアオキホールディングス(3549)も軟調だった。

新興市場も高く、東証グロース250指数は5日続伸。WASHハウス(6537)、エアークローゼット(9557)、アクアライン(6173)が買われ、ROXX(241A)、TerraDrone(278A)、Liberaware(218A)が売られた。



2026年1月9日(金)市況解説 前引け
日経平均株価 51692.70(+575.44)
TOPIX 3509.80(+25.46)
売買高概算 121581万株

前引け・大幅反発-ファーストリテイが牽引、中国警戒緩和も支えに

9日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日比575.44円高い51692.70円で引けた。足元で売り材料視された中国貿易政策への警戒が和らいだうえ、指数寄与度の大きいファーストリテイ(9983)が今8月期予想の上方修正を受け9%超えの大幅高を見せた。レアアース懸念の後退や円相場の弱含み推移も支えとなり、幅広い銘柄に買いが先行、株価指数オプション取引等の特別清算指数(SQ)算出を無難に通過したことも安心感に繋がった。明日からの3連休を控える週末で、今晩には米雇用統計の発表を控えることで、伸び悩む場面もあったが、前引け間際に今日の高値を付けた。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証プライムの売買代金は概算で3兆2062億円、売買高は同12億1581万株、値上がり銘柄数は全体の7割超えの1170、値下がり387、変わらず47だった。業種別TOPIXは全33業種中、「銀行」「輸送用機器」「繊維」など23業種が上昇、下落は「非鉄金属」「医薬品」「水産」など10業種。ファーストリテイリング1社で日経平均を400円超押し上げ、銀行株も軒並み上昇して指数をささえた。中国警戒で冴えなかったトヨタ自動車(7203)、ホンダ(7267)など自動車も強く、ファジカルAI関連とされる安川電機(6506)、SMC(6273)などの上昇も目立った。スギホールディングス(7649)は昨日発表の3-11月期決算で営業利益が3割増と市場予想を上回ったことを好感した。半面、レアアース関連として直近急伸した東洋エンジニアリング(6330)、第一稀元素化学工業(4082)が大幅安、昨日急伸したキオクシアホールディングス(285A)や昨年活躍したフジクラ(5803)などの電線株にも手仕舞い売りが目に付いた。イオン(8267)は今2月期見通しを小幅に引き上げたが出尽くし反応に押され、任天堂(7974)、サンリオ(8136)等のコンテンツ関連が軟調だった。

新興市場では年初からの中小型株物色が継続、東証グロース250指数は小幅に続伸した。アストロスケールホールディングス(186A)、トライアルホールディングス(141A)、パワーエックス(485A)が買われ、ROXX(241A)、FFRIセキュリティ(3692)、ACSL(6232)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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