• 検索
  • リスク・手数料等

市況解説 2025年12月17日(水)

2025年12月17日(水)市況解説 大引け
日経平均株価 49,512.28(+128.99)
TOPIX 3369.39(-1.11)
売買高概算 218197万株

大引け・3日ぶりに反発- 安値圏では見直し買い、半導体株が指数を支える

17日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発、前日終値に比べ128.99円高い49512.28円で引けた。自律反発でのスタートとなった日経平均株価は、寄り付き直後に急失速して一時300円超下落。ただ安値圏では見直し買いも入り、小幅高で一日の取引を終えた。

東証株価指数(TOPIX)は小幅に続落。東証プライムの売買代金は概算で5兆853億円、売買高は同21億8197万株、値上がり銘柄数は全体の4割にあたる662、値下がりは882、変わらずが65だった。業種別TOPIXでは全33業種中11業種が上昇し、22業種が下落。「保険」「非鉄」「海運」が上昇し、「水産・農林」「石油石炭」「ゴム製品」が下落。個別では、大和証券による投資判断の引き上げがあった住友金属鉱山(5713)とDOWAホールディングス(5714)が買われ、「コイン型全個体電池を開発」と発表したマクセル(6810)も急伸。アドバンテスト(6857)やキオクシアホールディングス(285A)など半導体株の一角には見直し買いが入り、昨日急伸のグッドコムアセット(3475)も続伸。ファナック(6954)やルネサスエレクトロニクス(6723)などの「フィジカルAI関連」は朝安後に切り返し、かんぽ生命保険(7181)は連日で上場来高値を更新した。半面、原油市況の大幅安を受けINPEX(1605)や石油資源開発(1662)が売られ、丸紅(8002)や三井物産(8031)などの商社株も安い。ENEOSホールディングス(5020)やコスモエネルギーホールディングス(5021)などの石油元売り株の下落もきつく、協和キリン(4151)はゴールドマンサックス証券による投資判断の引き下げが重荷となった。

新興市場は安く、東証グロース250指数は続落で約8か月ぶりの安値水準。免疫生物研究所(4570)、かっこ(4166)、イタミアート(168A)が売られ、monoAI technology(5240)、FUNDINNO(462A)、カルナバイオサイエンス(4572)が買われた。



2025年12月17日(水)市況解説 前引け
日経平均株価 49,553.71(+170.42)
TOPIX 3371.65(+1.15)
売買高概算 115592万株

前引け・反発- 売り一巡後に持ち直し、半導体株が高い

17日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日終値に比べ170.42円高い49553.71円で引けた。16日の米国株式市場では、直近下落が厳しかったハイテク株に自律反発の動き。2営業日連続で大幅安となった日経平均株価にも見直し買いが入り、小幅反発で取引を開始。ただ寄り付き直後に急速に下げ足を速め、一時300円超下落。その後は短期的な売られ過ぎ感から下値買いも入り、再度プラス圏に浮上した。

東証株価指数(TOPIX)は小幅反発。東証プライムの売買代金は概算で2兆5464億円、売買高は同11億5592万株、値上がり銘柄数は全体の4割にあたる660、値下がりは865、変わらずが83だった。業種別TOPIXでは全33業種中13業種が上昇し、20業種が下落。「非鉄」「保険」「電気機器」が上昇し、「水産」「石油石炭」「陸運」が下落。個別では、大和証券による投資判断の引き上げがあった住友金属鉱山(5713)とDOWAホールディングス(5714)が買われ、「コイン型全個体電池を開発」と発表したマクセル(6810)も急伸。アドバンテスト(6857)やキオクシアホールディングス(285A)など半導体株の一角には見直し買いが入り、昨日急伸のグッドコムアセット(3475)も続伸。ファナック(6954)や安川電機(6506)などの「フィジカルAI関連」は朝安後に切り返し、かんぽ生命保険(7181)は連日で上場来高値を更新した。半面、原油市況の大幅安を受けINPEX(1605)や石油資源開発(1662)が売られ、丸紅(8002)や三井物産(8031)などの商社株も安い。ENEOSホールディングス(5020)やコスモエネルギーホールディングス(5021)などの石油元売り株の下落もきつく、協和キリン(4151)はゴールドマンサックス証券による投資判断の引き下げが重荷となった。本日東証プライム市場に新規上場を果たしたSBI新生銀行(8303)は公開価格(1450円)を9%上回る1586円で初値を付け、その後上げ幅を拡大した。

新興市場は安く、東証グロース250指数は続落。免疫生物研究所(4570)、かっこ(4166)、地域新聞社(2164)が売られ、monoAI technology(5240)、中村超硬(6166)、アクリート(4395)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
市況解説は、投資判断の参考となる情報の提供を目的とするもので、投資に関する最終決定は、お客様ご自身の責任と判断でなさいますようお願い申し上げます。

市況解説 バックナンバー

金融商品の取引にかかる手数料およびリスクについて

当社が取扱う商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。商品ごとに手数料等およびリスクは異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面、目論見書、お客様向け資料等をお読みください。

リスク・手数料等説明ページ

ご留意事項

  • 当サイトに掲載されている情報は、当社のご案内やその他の情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。情報のご利用にあたっては、お客様ご自身で判断なさいますようお願いいたします。
  • 当サイトに掲載されている情報に関しては万全を期してはおりますが、その正確性、確実性を保証するものではありません。また、掲載されている情報等は最新の情報ではない可能性があり、予告なく変更・廃止されることもありますので、あらかじめご了承ください。
  • 万一、当サイトに掲載されている情報を用いたことにより、何らかの損害を被った場合でも、当社および当社に情報を提供している第三者は一切責任を負うものではありません。
  • 当サイトからバナー・テキストリンク等でアクセスできる第三者が運営するサイトは各々の責任で運営されているものであり、こうした第三者サイトの利用により生じたいかなる損害に関しても、当社は一切責任を負うものではありません。
  • 証券投資に関する最終決定は、お客様ご自身で判断いただきますようお願いいたします。