市況解説 2025年10月31日(金)
| 2025年10月31日(金)市況解説 大引け | |
|---|---|
| 日経平均株価 | 52411.34(+1085.73) |
| TOPIX | 3331.83 (+31.04) |
| 売買高概算 | 288524万株 |
大引け・大幅に3日続伸- 連日の史上最高値更新、52000円台に到達
31日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続伸、前日終値に比べ1085.73円高い52411.34円で引けた。30日の米時間外取引では、好決算を発表したアマゾン・ドット・コムが急伸し、同じく好決算のアップルも大幅高で推移。米IT大手の決算を好感する形で日経平均株価も強含み、300円を超える上昇で取引を開始。好決算を発表した日立(6501)などの急伸も相まって、日経平均は寄り付き後も上げ幅を拡大。前場序盤の急伸後には上げ幅を縮める場面もあったが、場中発表の村田製作所(6981)など主要企業の好決算を受けて再度騰勢を強め、連日で史上最高値を更新した。東証株価指数(TOPIX)は続伸で10月27日以来の史上最高値更新。東証プライムの売買代金は概算で8兆5645億円、売買高は同28億8524万株、値上がり銘柄数は全体の6割にあたる971、値下がりは580、変わらずが65だった。業種別TOPIXでは全33業種中23業種が上昇し、10業種が下落。「電気・ガス」「食料品」「非鉄」が上昇し、「輸送機」「金属製品」「医薬品」が下落。個別では、上記の日立は7%を超える上昇で、上方修正を発表したイビデン(4062)も高い。コナミグループ(9766)やJT(2914)も決算を手掛かりに急伸し、SCSK(9719)は住友商事(8053)によるTOB(株式公開買い付け)価格(5700円)にサヤ寄せ。アドバンテスト(6857)やソフトバンクグループ(9984)の上昇も指数を押し上げ、14時に上方修正を発表した村田製作所はその後急騰した。半面、通期の営業利益を大幅に下方修正したDMG森精機(6141)が一時ストップ安まで売り込まれ、同じく通期見通しを引き下げた日本航空電子工業(6807)もストップ安まで急落。上期の営業利益がコンセンサス(市場予想)に届かなかったオリエンタルランド(4661)の下げもきつく、パナソニックホールディングス(6752)やヤマトホールディングス(9064)も決算を手掛かりに下落。ニデック(6594)は年初来安値を更新し、場中に下方修正を発表のデンソー(6902)は6%安だった。
新興市場も高く、東証グロース250指数は続伸。ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)、オンコリスバイオファーマ(4588)、スリー・ディー・マトリックス(7777)が上昇し、ククレブ・アドバイザーズ(276A)、エヌ・ピー・シー(6255)、イオレ(2334)が下落した。
| 2025年10月31日(金)市況解説 前引け | |
|---|---|
| 日経平均株価 | 51,948.26(+622.65) |
| TOPIX | 3313.71(+12.92) |
| 売買高概算 | 135183万株 |
前引け・大幅続伸- 日米主要企業の決算を好感、一時1000円超上昇
31日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸、前日終値に比べ622.65円高い51948.26円で引けた。30日の米時間外取引では、好決算を発表したアマゾン・ドット・コムが急伸し、同じく好決算のアップルも大幅高で推移。米IT大手の決算を好感する形で日経平均株価も強含み、300円を超える上昇で取引を開始。好決算を発表した日立製作所(6501)などの急伸も相まって、日経平均は寄り付き後も上げ幅を拡大。前場早々に52000円の大台に到達し、一時1000円超上昇する場面もあった。
東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証プライムの売買代金は概算で4兆2197億円、売買高は同13億5183万株、値上がり銘柄数は全体の4割弱にあたる620、値下がりは944、変わらずが51だった。業種別TOPIXでは全33業種中17業種が上昇し、16業種が下落。「電気・ガス」「食料品」「情報・通信」が上昇し、「輸送機」「金属製品」「サービス業」が下落。個別では、上記の日立製作所は6%を超える上昇で、上方修正を発表したイビデン(4062)も高い。コナミグループ(9766)やJT(2914)も決算を手掛かりに急伸し、SCSK(9719)は住友商事(8053)によるTOB(株式公開買い付け)価格(5700円)にサヤ寄せ。アドバンテスト(6857)やソフトバンクグループ(9984)の上昇も指数を押し上げ、引け後に決算を控えるソシオネクスト(6526)も大幅高となった。半面、通期の営業利益を大幅に下方修正したDMG森精機(6141)が一時ストップ安まで売り込まれ、同じく通期見通しを引き下げた日本航空電子工業(6807)もストップ安まで急落。上期の営業利益がコンセンサス(市場予想)に届かなかったオリエンタルランド(4661)の下げもきつく、パナソニックホールディングス(6752)やヤマトホールディングス(9064)も決算を手掛かりに下落。ニデック(6594)は年初来安値を更新し、昨日ストップ高のレーザーテック(6920)も手仕舞い売りに押された。
新興市場も高く、東証グロース250指数は続伸。ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)、エクサウィザーズ(4259)、スリー・ディー・マトリックス(7777)が上昇し、ククレブ・アドバイザーズ(276A)、マクアケ(4479)、売れるネット広告社グループ(9235)が下落した。
更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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2025年10月31日(金)
【日経平均株価終値:52411.34 前日比:+1085.73 売買高概算:288524万株】
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