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市況解説 2025年8月8日(金)

2025年8月8日(金)市況解説 大引け
日経平均株価 41,820.48(+761.33)
TOPIX 3024.21(+36.29)
売買高概算 273959万株

大引け・大幅に4日続伸- 年初来高値に肉薄、TOPIXは史上初の3000Pt到達

8日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に4日続伸、前日終値に比べ761.33円高い41820.48円で引けた。東京市場寄り前に、懸案だった日米関税合意の食い違いについて「米国側が適時修正」との一報が伝わり、日経平均株価は続伸での寄り付き。その後も好決算を発表したソフトバンクグループ(9984)などの騰勢と共に上げ幅を拡大し、後場には一時42000円の大台に到達。7月24日に付けた年初来高値(41826.34円)を上回って推移する時間も長かったが、大引けにかけては手仕舞い売りに押され、高値更新はならなかった。

東証株価指数(TOPIX)も大幅に4日続伸で、連日の史上最高値更新。東証プライムの売買代金は概算で6兆7792億円、売買高は同27億3959万株、値上がり銘柄数は全体の66%にあたる1067、値下がりは496、変わらずが60だった。業種別TOPIXでは全33業種中29業種が上昇し、4業種が下落。「ゴム製品」「精密」「その他製品」が上昇し、「繊維」「医薬品」「非鉄」が下落。個別では、ソフトバンクグループが10%を超える急伸で指数を押し上げ、直近軟調だった東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)などの半導体株にも見直し買い。決算を受けて売り先行で始まったレーザーテック(6920)も切り返しの動きを見せ、4-6月期が減益決算のニトリホールディングス(9843)は「悪材料出尽くし」で上昇。昨日下方修正のトヨタ自動車(7203)は3.5%高で、後場に決算を発表したブリヂストン(5108)は年初来高値を更新した。半面、4-6月期が大幅減益となったKADOKAWA(9468)が売られ、通期見通しを下方修正した東洋炭素(5310)も急落。東レ(3402)やクラレ(3405)、SWCC(5805)も決算を手掛かりに売られ、昨日大幅安の古河電気工業(5801)には手仕舞い売り継続。中外製薬(4519)は協業先の米イーライリリーが発表した新薬候補の治験結果がさえず、失望売りに押された。

新興市場は小安く、東証グロース250指数は反落。カルナバイオサイエンス(4572)、フレクト(4414)、情報戦略テクノロジー(155A)が下落し、BTM(5247)、ラクオリア創薬(4579)、ソフトフロントホールディングス(2321)が上昇した。



2025年8月8日(金)市況解説 前引け
日経平均株価 41,968.68(+909.53)
TOPIX 3037.11(+49.19)
売買高概算 142485万株

前引け・大幅続伸- 年初来高値を上回る、TOPIXは3000Ptを突破

8日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸、前日終値に比べ909.53円高い41968.68円で引けた。東京市場寄り前に、懸案だった日米関税合意の食い違いについて「米国側が適時修正」との一報が伝わり、日経平均株価は続伸での寄り付き。その後も好決算を発表したソフトバンクグループ(9984)などの騰勢と共に上げ幅を拡大し、日経平均は7月24日に付けた年初来高値(41826.34円)を上回る水準で午前の取引を終えた。

東証株価指数(TOPIX)も続伸で、史上初めて3000Ptの大台に到達。東証プライムの売買代金は概算で3兆5592億円、売買高は同14億2485万株、値上がり銘柄数は全体の65%にあたる1056、値下がりは499、変わらずが66だった。業種別TOPIXでは全33業種中30業種が上昇し、3業種が下落。「精密」「情報・通信」「輸送機」が上昇し、「医薬品」「非鉄」「ガラス・土石」が下落。 個別では、ソフトバンクグループが13%を超える急伸で指数を押し上げ、直近軟調だった東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)などの半導体株にも見直し買い。決算を受けて売り先行で始まったレーザーテック(6920)も切り返しの動きを見せ、4-6月期が減益決算のニトリホールディングス(9843)は「悪材料出尽くし」で上昇。昨日下方修正のトヨタ自動車(7203)は4%高で、ソニーグループ(6758)は上場来高値更新となった。半面、4-6月期が大幅減益となったKADOKAWA(9468)が売られ、通期見通しを下方修正した東洋炭素(5310)も急落。浜松ホトニクス(6965)や東和薬品(4553)も決算を手掛かりに売られ、昨日大幅安の古河電気工業(5801)には手仕舞い売り継続。中外製薬(4519)は協業先の米イーライリリーが発表した新薬候補の治験結果がさえず、失望売りに押された。

新興市場は小安く、東証グロース250指数は反落。カルナバイオサイエンス(4572)、フレクト(4414)、情報戦略テクノロジー(155A)が下落し、BTM(5247)、ラクオリア創薬(4579)、地域新聞社(2164)が上昇した。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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