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市況解説 2025年6月25日(水)

2025年6月25日(水)市況解説 大引け
日経平均株価 38,942.07(+151.51)
TOPIX 2782.24(+0.89)
売買高概算 158250万株

大引け・続伸- 半導体株の活況続く、約4ヵ月ぶりの高値水準を回復

25日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日終値に比べ151.51円高い38942.07円で引けた。24日の米国株式市場では、「中東リスク」後退から主要3指数が軒並み急伸。米国株に先行して急伸していた日経平均株価は、本日も堅調スタート。その後は手仕舞い売りに押されて前場を小安く終えたが、後場に入り再度盛り返して2月19日以来およそ4ヵ月ぶりの高値水準を回復した。

東証株価指数(TOPIX)も小幅に続伸。東証プライムの売買代金は概算で4兆2028億円、売買高は同15億8250万株、値上がり銘柄数は全体の5割弱にあたる738、値下がりは820、変わらずが69だった。業種別TOPIXでは全33業種中13業種が上昇し、20業種が下落。「その他製品」「電気機器」「化学」の上昇が目立ち、「電気・ガス」「精密」「パルプ・紙」が下落。個別では、米半導体株高を受け東京エレクトロン(8035)やSCREENホールディングス(7735)が高く、アドバンテスト(6857)は1月下旬以来の1万円台を回復。トリケミカル研究所(4369)やSUMCO(3436)などの部材メーカーも上昇が目立ち、川崎重工業(7012)はジェフリーズ証券による投資判断の引き上げを好感。通期の最終利益を上方修正した黒崎播磨(5352)は4%高で、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)やカプコン(9697)、コナミグループ(9766)はいずれも上場来高値を更新。他、中国塗料(4617)や三井E&S(7003)など「造船関連」株にも物色の矛先が向かった。半面、オリンパス(7733)は同社子会社が日本で製造する医療機器に関して、「米食品医薬品局(FDA)が輸入に関する警告」を発表したとして急落。昨日急騰のリズム(7769)の反動売りもきつく、大和証券による投資判断の引き下げがあった日本製鉄(5401)も小安い。原油価格急落から三菱商事(8058)や三井物産(8031)、ENEOSホールディングス(5020)などエネルギー関連株の一角も安く、三越伊勢丹ホールディングス(3099)や高島屋(8233)、J.フロント リテイリング(3086)など百貨店株の下落も目立った。

新興市場も小高く、東証グロース市場250指数は3日続伸。デリバリーコンサルティング(9240)、イオレ(2334)、MTG(7806)が上昇し、キッズウェル・バイオ(4584)、データセクション(3905)、アジャイルメディア・ネットワーク(6573)が下落した。



2025年6月25日(水)市況解説 前引け
日経平均株価 38,750.47(-40.09)
TOPIX 2771.93(-9.42)
売買高概算 77919万株

前引け・小幅反落- 買い先行も前引け間際に失速

25日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落、前日終値に比べ40.09円安い38750.47円で引けた。24日の米国株式市場では、「中東リスク」後退から主要3指数が軒並み急伸。米国株に先行して急伸していた日経平均株価は、本日も堅調スタート。その後もプラス圏で推移する時間が長かったものの、前場終盤にまとまった売りが出て、小幅安で午前の取引を終えた。

東証株価指数(TOPIX)も小幅に反落。東証プライムの売買代金は概算で2兆1601億円、売買高は同7億7919万株、値下がり銘柄数は全体の7割弱にあたる1107、値上がりは445、変わらずが75だった。業種別TOPIXでは全33業種中27業種が下落し、6業種が上昇。「精密」「石油・石炭」「その他金融」の下落が目立ち、「その他製品」「電気機器」「化学」が上昇。個別では、オリンパス(7733)は同社子会社が日本で製造する医療機器に関して、「米食品医薬品局(FDA)が輸入に関する警告」を発表したとして急落。昨日急騰のリズム(7769)の反動売りもきつく、大和証券による投資判断の引き下げがあった日本製鉄(5401)も小安い。原油価格急落から三菱商事(8058)や三井物産(8031)、ENEOS(5020)などエネルギー関連株の一角も安く、セレス(3696)やgumi(3903)など仮想通貨関連株の下落も目に付いた。半面、米半導体株高を受け東京エレクトロン(8035)やSCREENホールディングス(7735)が高く、アドバンテスト(6857)は一時1月下旬以来の1万円台を回復。トリケミカル研究所(4369)やSUMCO(3436)などの部材メーカーも上昇が目立ち、信越化学工業(4063)はみずほ証券による投資判断の引き上げも好感。通期の最終利益を上方修正した黒崎播磨(5352)は6%高で、「中国の基礎化学品会社株を合弁相手に売却」と発表した三井化学(4183)も大幅高。他、中国塗料(4617)など造船関連株にも物色の矛先が向かった。本日東証プライム市場に新規上場を果たした北里コーポレーション(368A)は公開価格(1340円)を49%上回る2001円で初値を付けた。

新興市場は安く、東証グロース市場250指数は反落。モンスターラボ(5255)、データセクション(3905)、トヨコー(341A)が下落し、イオレ(2334)、地盤ネットホールディングス(6072)、カウリス(153A)が上昇した。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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