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市況解説 2026年9月3日(木)

2026年9月3日(木)市況解説 大引け
日経平均株価 64214.48(-111.16)
TOPIX 4102.04(+20.44)
売買高概算 218832万株

大引け・4日続落-韓国睨みで後場急失速、バリュー物色でTOPIX反発

3日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に4日続落、前日比111.16円安の64214.48円で取引を終えた。米株高を好感して幅広い銘柄で朝方から買いが先行も早々に下げ転換、その後はプラス圏での値動きが中心となったものの、午後2時頃には韓国株の急失速を受け一段安、500円超えの下げ場面も見られた。終盤に再度下げ渋るも結局小安く終了した。AI関連の不安定な挙動をあらためて確認する格好となった一方、金融、商社などの高利回り株への買い姿勢は終日保たれた。東証株価指数(TOPIX)は反発。東証プライムの売買代金は概算で7兆5770億円、売買高は同21億8832万株、値下がり銘柄数は685と、値上がり805を下回り、変わらず65だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉱業」「非鉄金属」「食料品」など13業種が下落、上昇は「卸売」「電気・ガス」「海運」など20業種。8月売上の不振を受けファーストリテイリング(9983)は午後も冴えず、三越伊勢丹ホールディングス(3099)、良品計画(7453)といった小売り大手も軟調が目立つ。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)は6日続落で年初来安値を更新。ゲーム関連のスクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)、コナミグループ(9766)や高値圏のカシオ計算機(6952)はじめ時計関連も軒並み安く、アドバンテスト(6857)、JX金属(5016)などAI関連の一角は終日軟調だった。半面、朝安で始まったレーザーテック(6920)が上昇に転じ、ソフトバンクグループ(9984)も日経平均を支えた。三菱重(7011)はNEC(6701)とのドローン事業での連携発表や造船用地の取得観測を支えに終日強く、日本製鋼所(5631)などの防衛関連も軒並み上昇した。メガバンクはじめ金融も買われみずほフィナンシャルグループ(8411)が年初来高値を更新、MS&ADインシュアランスグループホールディングス(8725)は上場来高値を付けた。商船三井(9104)はCFO(最高財務責任者)の「今期業績の上振れ余地ある」との発言を好感、同業大手もつれ高した。

新興市場は個別に売り買いが交錯、東証グロース250指数は小幅に4日続落で終えた。QDレーザ(6613)、ムービン・ストラテジック・キャリア(421A)、ノースサンド(446A)が売られ、ティアフォー(593A)、フィーチャ(4052)、ZenmuTech(338A)が買われた。



2026年9月3日(木)市況解説 前引け
日経平均株価 64455.83(+130.19)
TOPIX 4124.08(+42.48)
売買高概算 94573万株

前引け・反発-金利上昇一服、バリュー株物色が支えに

3日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日終値に比べ130.19円高い64455.83円で引けた。2日の米株市場で主要3指数がそろって4日ぶりに反発、長期金利低下を支えにハイテク大手や景気敏感株が見直された流れを引き継ぎ、半導体関連の主力銘柄や金融、商社などのバリュー(割安)株に買いが先行した。一部ハイテク株やファーストリテイリング(9983)の失速で早々に下げに転じたものの、前引けにかけて再度上昇に転じた。東証株価指数(TOPIX)は大幅反発。東証プライムの売買代金は概算で3兆4424億円、売買高は同9億4573万株、値上がり銘柄数は全体の3分の2にあたる1030、値下がり458、変わらず66だった。業種別TOPIXは全33業種中、「卸売」「石油・石炭製品」「鉄鋼」など23業種が上昇、下落は「鉱業」「非鉄金属」「精密」など10業種。米国同様に長期金利は低下したものの日銀の利上げペース加速が意識され、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など金融大手や日本製鉄(5401)、ホンダ(7267)といった高配当利回り株が幅広く買われた。大手商社や東京海上ホールディングス(8766)は大株主に名を連ねる米バークシャーのCEO発言も好感された模様。ニトリホールディングス(9843)は8月既存店売上の好調を受け7%超え急伸、東京エレクトロン(8035)、ソフトバンクグループ(9984)も指数を支えた。半面、ファーストリテイリング(9983)は国内ユニクロの8月減収が響き、AI関連でもアドバンテスト(6857)、古河電気工業(5801)が冴えず、ニチコン(6996)はユーロ円建て転換社債型新株予約権付き社債(CB)の発行が嫌気された。直近賑わった弁護士ドットコム(6027)、伊藤園(2593)は利益確定売りに押され、日本ハム(2282)は外資系証券の投資判断引き下げが観測された。

新興市場は個別に売り買いが交錯、東証グロース250指数は小幅反発で前場を終えた。モルフォ(3653)、ブレインズテクノロジー(4075)、ダイナミックマッププラットフォーム(336A)が買われ、WOLVES HAND(194A)、Terra Drone(278A)、アストロスケールホールディングス(186A)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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