市況解説 2026年7月30日(木)
| 2026年7月30日(木)市況解説 大引け | |
|---|---|
| 日経平均株価 | 61867.43(+433.24) |
| TOPIX | 3952.50(-21.53) |
| 売買高概算 | 300462万株 |
大引け・反発-メモリ中心に後場急失速も、好決算支えに持ち直し
30日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日比433.24円高の61867.43円で取引を終えた。29日の米取引終了後に米マイクロソフトが時間外に急伸し投資家心理が改善、東京市場でも主力ハイテク株や好決算銘柄への買い姿勢が強まったが、昼前後に韓国総合指数(KOSPI)が下げに転じ、半導体関連への戻り待ちの動きも混在した。個別決算への反応に市場の焦点が移るなか、指数は乱高下が続き方向感が定まらなかった。
東証株価指数(TOPIX)は反落。東証プライムの売買代金は概算で12兆6645億円、売買高は同30億462万株、値上がり銘柄数は全体の3割強の534、値下がり993、変わらずが28だった。業種別TOPIXは全33業種中、「電気機器」「その他製品」「非鉄金属」など5業種が上昇、下落は「証券」「銀行」「その他金融」など28業種。好決算発表のアドバンテスト(6857)が終日大幅高水準を保ち、日立製作所(6501)、NEC(6701)にも業績評価の買いが継続した。東京応化工業(4186)は発表を受け一時下落も再度切り返し、トーメンデバイス(2737)は通期売上、利益予想を倍増レベルに引き上げストップ高まで急伸した。ソニーグループ(6758)から買収提案を受領したと発表したタムロン(7740)はストップ高比例配分となり、愛三工業(7283)は決算発表後に一段高し上場来高値を更新した。半面、ソフトバンクグループ(9984)は傘下の英アームの時間外取引での下げを嫌気、他ハイテクでは太陽誘電(6976)、レーザーテック(6920)が後場下げに転じた。清水建設(1803)は特殊要因による上方修正が評価されず、後場下げ転換して年初来安値を更新、通期見通し下振れのタカラスタンダード(7981)は大幅安となった。三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)などの銀行株や良品計画(7453)など小売り株は終日利益確定売りが重荷に。
新興市場は強弱感が交錯し、東証グロース250指数は後場も前日終値付近で小幅に上下動、結局3日ぶり小反発で引けた。アクセルスペースホールディングス(402A)、ジャパン・ティッシュエンジニアリング(7774)、チャットプラス(598A)が買われ、タイミー(215A)、ティアフォー(593A)、GO(581A)が売られた。
| 2026年7月30日(木)市況解説 前引け | |
|---|---|
| 日経平均株価 | 62218.41(+784.22) |
| TOPIX | 3962.68(-11.35) |
| 売買高概算 | 128386万株 |
前引け・大幅反発-好決算のアドバンテ、米マイクロソフト急伸が支えに
30日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日終値に比べ784.22円高い62218.41円で引けた。29日の米株市場では中東警戒、金利上昇、決算反応から主要3指数がともに大幅安した一方、取引終了後に好決算を発表した米マイクロソフトの時間外急伸などで投資家心理が改善した。国内では昨夕に今期業績予想を大きく引き上げたアドバンテスト(6857)を中心に好決算へのポジティブ反応も目立ち、徐々に修正高の気運が広がった。
東証株価指数(TOPIX)は小幅反落。東証プライムの売買代金は概算で6兆1307億円、売買高は同12億8386万株、値上がり銘柄数は全体の3割強の545、値下がり976、変わらずが32だった。業種別TOPIXは全33業種中、「電気機器」「非鉄金属」「ガラス・土石」など9業種が上昇、下落は「証券」「空運」「銀行」など24業種。アドバンテスト1社で日経平均を700円ほど押し上げ、同じく通期予想を上方修正した日立製作所(6501)、NEC(6701)も大幅上昇、足元で下げの厳しかったキオクシアホールディングス(285A)、村田製作所(6981)の急伸などハイテク株に幅広く見直し買いが入った。期末配当計画を引き上げた小森コーポレーション(6349)は13%超上昇で2008年以来の高値水準を回復、第一工業製薬(4461)はストップ高まで買われ、二日連続ストップ高の円谷フィールズホールディングス(2767)も大きく続伸した。半面、通期見通しを据え置いたマキタ(6586)は材料出尽くし反応で10%超え急落、昨日取引時間中の決算発表を好感したコマツ(6301)も手仕舞い売りに押された。きのう7%高のトヨタ自動車(7203)や年初来高値を付けたマネーフォワード(3994)が反落するなど、このところ出遅れ修正の対象となった銘柄群が幅広く売られ、日本製鉄(5401)は13日ぶりに反落。みずほフィナンシャルグループ(8411)はじめ銀行株は軒並み安、コナミグループ(9766)、キッコーマン(2801)は上昇スタートから下げに転じた。
新興市場は個別に強弱感が交錯、東証グロース250指数は前日終値付近で小幅レンジの動きとなり、小幅反発で前場を終えた。アストロスケールホールディングス(186A)、QDレーザ(6613)、パワーエックス(485A)が買われ、技術承継機構(319A)、アイ・グリッド・ソリューションズ(603A)、アスタリスク(6522)が売られた。
更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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2026年7月30日(木)
【日経平均株価終値:61867.43 前日比:+433.24 売買高概算:300462万株】
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