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市況解説 2026年3月3日(火)

2026年3月3日(火)市況解説 大引け
日経平均株価 56279.05(-1778.19)
TOPIX 3772.17(-126.25)
売買高概算 298761万株

大引け・大幅続落-年金売り観測なども浮上し一時2000円近く下落

3日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落し、前日比1778.19円安の56279.05円で取引を終えた。中東情勢の泥沼化が原油価格の上昇などを通じて国内企業の業績を圧迫し、景気悪化につながるとの警戒が広がり、幅広い銘柄に売りが膨らむ展開となった。2日の米国株が下げ渋ったことへの反応は限定的で、韓国株の急落や年金等のリバランス目的の日本株売り観測が浮上したことも嫌気され、下げ幅は一時2000円近く達した。東証株価指数(TOPIX)も大幅続落。東証プライムの売買代金は概算9兆8056億円、同売買高も概算29億8761万株とともに高水準で、値下がり銘柄数は1515、値上がり70、変わらずが10。業種別TOPIXでは全33業種が下落、「石油・石炭製品」「輸送用機器」「非鉄」「空運」が値下がり率上位に並んだ。TDK(6762)や村田製作所(6981)など電子部品株の下げがきつく、連日で上場来高値を更新した住友電気工業(5802)には手じまい売りが膨らんだ。高島屋(8233)、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)など小売も弱く、伊藤園(2593)は5-1月期決算が嫌気された。反面、レゾナック・ホールディングス(4004)、HOYA(7741)など半導体部材の一角が底堅く、「米半導体大手エヌビディアが米国の光学製品メーカーに出資」との報道を受けて浜松ホトニクス(6965)には連想買いが広がった。業績期待の買いが続く群栄化学工業(4229)は大幅に4日続伸、今朝の情報番組で取り上げられた東京ガス(9531)が動意付いた。リクルートホールディングス(6098)にはみずほ証券の格上げが観測された。

新興市場でも手じまい売りの動きが一段と加速、東証グロース250指数が下げ幅を広げた。QPSホールディングス(464A)、クオリプス(4894)、Liberaware(218A)が売られ、ソフトフロントホールディングス(2321)、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(6085)、データホライゾン(3628)は買われた。



2026年3月3日(火)市況解説 前引け
日経平均株価 56727.27(-1329.97)
TOPIX 3811.14(-87.28)
売買高概算 142209万株

前引け・大幅続落-原油高による世界景気の減速を警戒

3日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落し、前日終値に比べて1329.97円安い56727.27円で引けた。中東情勢の緊迫化による原油価格の上昇が世界景気を冷やすとの懸念を拭えず、世界の景気敏感株とされる日本株の売りを誘う展開が継続した。寄り付き後しばらくは米国株の下げ渋りを好感した買いが支えとなったが、上値は重く、先物主導でジリジリと下げ幅を広げ、1400円超下落する場面があった。東証株価指数(TOPIX)も大幅続落。東証プライムの売買代金は概算4兆8263億円、同売買高は概算14億2209万株で、値下がり銘柄数は全体の9割超の1442に達し、値上がり130、変わらずが23。業種別TOPIXでは全33業種が下落、「石油・石炭製品」「輸送用機器」「空運」「電気機器」が値下がり率上位に並んだ。トヨタ自動車(7203)やソニーグループ(6758)、TDK(6762)などがコスト高を警戒した売りに押され、JAL(9201)、ANA(9202)には事業環境の不透明感を嫌気した売りが継続。住友ファーマ(4506)には公募増資の実施に伴う需給悪化懸念が広がり、ENEOSホールディングス(5020)にはモルガン・スタンレー証券の格下げが観測された。反面、古河電気工業(5801)やレゾナック・ホールディングス(4004)などデータセンター関連の一角への買いが継続、三菱商事(8058)には原油高に伴う業績上振れ期待が膨らんだ。期末配当予想を引き上げたイーレックス(9517)は4日続伸、大和証券が格上げした大王製紙(3880)の上げも目に付く。

新興市場でもリスクオフの流れが強まり、東証グロース250指数が大幅続落。アクセルスペースホールディングス(402A)、窪田製薬ホールディングス(4596)、ヘリオス(4593)が売られ、ジーエヌアイグループ(2160)、QDレーザ(6613)、リボミック(4591)は買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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