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市況解説 2026年3月5日(木)

2026年3月5日(木)市況解説 大引け
日経平均株価 55278.06(+1032.52)
TOPIX 3702.67(+69.00)
売買高概算 277746万株

大引け・4日ぶり大幅反発-後場も激しい上下動が継続

5日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに大幅反発、前日比1032.52円高の55278.06円で取引を終えた。中東情勢への警戒緩和や昨日急落した韓国・台湾市場が大きく反発したことで朝方には2300円超えの急伸を見せた一方、戻り待ちの売りも高水準で後場寄り直後には心理的節目の55000円を割り込む場面もあった。原油価格の上昇が嫌気された可能性はあるが、半導体関連など業績期待の高い銘柄群に再び買い姿勢が強まり、持ち直した。東証株価指数(TOPIX)も4日ぶりに大幅反発。東証プライムの売買代金は概算で9兆686億円、売買高は同27億万7746株、値上がり銘柄数は全体の9割弱の1423、値下がり157、変わらず15だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉱業」「石油・石炭製品」「銀行」など27業種が上昇、下落は「空運」「その他製品」「食料品」など6業種。原油高を背景にINPEX(1605)、三井物産(8031)が一段高、銀行株もそろって堅調を保った。半導体関連のアドバンテスト(6857)、キオクシアホールディングス(285A)、ソフトバンクグループ(9984)などが後場も強く、三井金属(5706)、古河電気工業(5801)といったハイテク部材関連が上げ幅を広げ相場を支えた。信越化学工業(4063)は米国での塩ビ投資拡大を正式に発表し、昨年来高値を更新した。半面、カプコン(9697)、任天堂(7974)は午後も冴えず、花王(4452)、ヤクルト本社(2267)などのディフェンシブも軟調に推移した。午後に決算発表した積水ハウス(1928)は今1月期最終減益の発表を受け、下げ幅を広げた。

新興市場でも9割以上の銘柄が上昇する全面高商状を保ち、東証グロース250指数は後場も今日の高値付近で値を保った。アストロスケールホールディングス(186A)、メドレックス(4586)、オンコリスバイオファーマ(4588)が買われ、トライアルホールディングス(141A)、タイミー(215A)、ファーストアカウンティング(5588)が売られた。



2026年3月5日(木)市況解説 前引け
日経平均株価 55713.27(+1467.73)
TOPIX 3726.07(+92.40)
売買高概算 127742万株

前引け・急反発-中東警戒緩和、前日の下値到達感も支えに全面高

5日午前の東京株式市場で日経平均株価は急反発、前日終値に比べ1467.73円高い55713.27円で引けた。米・イランの停戦協議の可能性を伝える一部報道やホルムズ海峡封鎖に対する米海軍の支援期待などから警戒感が和らぎ、4日の欧米市場の主要指数がそろって大幅反発。米経済指標の堅調やきのうパニック感を伴って急落した韓国市場の記録的反発を支えに、一時上げ幅を2300円超に広げる場面もあったが、時間外取引での原油先物価格の上昇を睨み、戻り待ちの売りに押され伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)も大幅反発。東証プライムの売買代金は概算で4兆4922億円、売買高は同12億7742万株、値上がり銘柄数は全体の95%の1512、値下がり70、変わらず13。業種別TOPIXは全33業種が上昇、「銀行」「保険」「鉱業」「卸売」などが値上がり率の上位に並んだ。半導体関連が軒並み買われ、アドバンテスト(6857)は先週判明の「不正アクセス」による影響が最小限と発表し、一時7%高の急伸で指数を牽引した。ハイテク部材を手掛けるレゾナック・ホールディングス(4004)、フジクラ(5803)も大幅高、対米投資第2弾に関わる報道を巡り、日本製鋼所(5631)、三菱重工業(7011)といった原発関連も強い。三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、みずほフィナンシャルグループ(8411)はじめ銀行株もそろって大幅高、大手商社も全面高で相場を支えた。半面、きのう逆行高した任天堂(7974)、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)が戻り待ちの売りに押され、JR東海(9022)、ユニ・チャーム(8113)などディフェンシブの一角も冴えない。協和キリン(4151)はアトピー薬の治験中止が引き続き重荷となり、オービック(4684)、ジャストシステム(4686)といったソフトウエアにも売りが散見された。

新興市場も米モメンタム株の上昇も支えにほぼ全面高、東証グロース250指数は6%超えの急反発を見せた。QDレーザ(6613)、スリー・ディー・マトリックス(7777)、パワーエックス(485A)が買われ、Welby(4438)、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(6085)、ブランディングテクノロジー(7067)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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