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市況解説 2025年6月18日(水)

2025年6月18日(水)市況解説 大引け
日経平均株価 38,885.15(+348.41)
TOPIX 2808.35(+21.40)
売買高概算 162632万株

大引け・3日続伸- 寄り付き安値で高値引け、約4ヵ月ぶりの高値を回復

18日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸、前日終値に比べ348.41円高い38885.15円で引けた。17日の米国株式市場では「中東情勢」への警戒感から主要3指数が軒並み下落し、日経平均株価も反落で取引を開始。ただ、「有事のドル買い」を受けた円安方向への動きや、欧米各国と比較して「中東への関与の度合い」が低いことから資金は日本市場に流入。寄り付きを安値に持ち直しの動きを見せ、早々にプラス圏に浮上。後場になると一段と上げ幅を拡大し、2月19日以来およそ4ヵ月ぶりの高値を回復した。

東証株価指数(TOPIX)も3日続伸。東証プライムの売買代金は概算で4兆541億円、売買高は同16億2632万株、値上がり銘柄数は全体の7割弱にあたる1092、値下がりは461、変わらずが74だった。業種別TOPIXでは全33業種中28業種が上昇し、5業種が下落。「その他製品」「パルプ・紙」「証券」の上昇が目立ち、「鉄鋼」「海運」「機械」が下落。個別では、自社株買いと取得株式の消却を発表した日清オイリオグループ(2602)が急伸し、JPモルガン証券による投資判断の引き上げがあった王子ホールディングス(3861)も上昇。「スイッチ2」の好調が伝わる任天堂(7974)は上場来高値を更新し、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)やコナミグループ(9766)などのゲーム株も軒並み堅調。大成建設(1801)や大林組(1802)、鹿島(1812)などの内需株にも物色の矛先が向かい、SUBARU(7270)やマツダ(7261)は円安が追い風となった。半面、ジェフリーズ証券による投資判断の引き下げがあった日本製鉄(5401)が売られ、グンゼ(3002)も東海東京証券による格下げを嫌気。三菱重工業(7011)や川崎重工業(7012)、IHI(7013)などの「防衛関連」株には利益確定売りが広がり、三井住友フィナンシャルグループ(8316)などの銀行株の一角は国内外金利の低下が重荷。足元堅調だったセレス(3696)やgumi(3903)などの「仮想通貨関連」株にも手仕舞い売りが見られた。

新興市場も高く、東証グロース市場250指数は反発。モブキャストホールディングス(3664)、レナサイエンス(4889)、タイミー(215A)が上昇し、データセクション(3905)エヌ・ピー・シー(6255)、モンスターラボ(5255)が下落した。



2025年6月18日(水)市況解説 前引け
日経平均株価 38,791.80(+255.06)
TOPIX 2801.69(+14.74)
売買高概算 76088万株

前引け・続伸- 朝安後に持ち直し、午前の高値で引ける

18日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日終値に比べ255.06円高い38791.80円で引けた。17日の米国株式市場では「中東情勢」への警戒感から主要3指数が軒並み下落し、日経平均株価も反落で取引を開始。ただ、「有事のドル買い」を受けた円安方向への動きや、欧米各国と比較して「中東への関与の度合い」が低いことから資金は日本市場に流入。寄り付きを安値に持ち直しの動きを見せ、早々にプラス圏に浮上すると、午前の高値で前場の取引を終えた。

東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証プライムの売買代金は概算で1兆9988億円、売買高は同7億6088万株、値上がり銘柄数は全体の6割強にあたる1037、値下がりは520、変わらずが70だった。業種別TOPIXでは全33業種中26業種が上昇し、7業種が下落。「その他製品」「パルプ・紙」「証券」の上昇が目立ち、「鉄鋼」「海運」「銀行」が下落。個別では、自社株買いと取得株式の消却を発表した日清オイリオグループ(2602)が急伸し、JPモルガン証券による投資判断の引き上げがあった王子ホールディングス(3861)も上昇。「スイッチ2」の好調が伝わる任天堂(7974)は上場来高値を更新し、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)やコナミグループ(9766)などのゲーム株も軒並み堅調。大成建設(1801)や大林組(1802)、鹿島(1812)などの内需株にも物色の矛先が向かい、SUBARU(7270)やマツダ(7261)は円安が追い風となった。半面、ジェフリーズ証券による投資判断の引き下げがあった日本製鉄(5401)が売られ、グンゼ(3002)も東海東京証券による格下げを嫌気。三菱重工業(7011)やIHI(7013)などの「防衛関連」株には利益確定売りが広がり、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411)などの銀行株は国内外金利の低下が重荷。足元堅調だったセレス(3696)やgumi(3903)などの「仮想通貨関連」株にも手仕舞い売りが見られた。

新興市場も高く、東証グロース市場250指数は反発。モブキャストホールディングス(3664)、レナサイエンス(4889)、NANO MRNA(4571)が上昇し、アクセルマーク(3624)、データセクション(3905)エヌ・ピー・シー(6255)が下落した。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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