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市況解説 2025年6月4日(水)

2025年6月4日(水)市況解説 大引け
日経平均株価 37,747.45(+300.64)
TOPIX 2785.13(+14.02)
売買高概算 162762万株

大引け・4日ぶりに反発- 米国株高を好感も商い低調、テーマ物色活発化

4日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反発、前日終値に比べ300.64円高い37747.45円で引けた。3日の米国株式市場はハイテク株を中心に堅調な展開で、主要3指数はそろって上昇。日本市場でも値がさの半導体株を中心に買い先行で始まり、日経平均株価も反発スタート。その後は終日を通して高値圏でのもみ合いとなったが、商いは低調で上値を追う動きは限られた。

東証株価指数(TOPIX)も4日ぶりに反発。東証プライムの売買代金は概算で4兆854億円、売買高は同16億2762万株、値上がり銘柄数は全体の6割強にあたる1018、値下がりは536、変わらずが76だった。業種別TOPIXでは全33業種26業種が上昇し、7業種が下落。「その他製品」「石油・石炭」「パルプ・紙」の上昇が目立ち、「ゴム製品」「不動産」「金属製品」が下落。個別では、米半導体株高を好感し東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)、SCREENホールディングス(7735)などが上昇し、古河電気工業(5801)や明電舎(6508)などのデータセンター(DC)関連の一角もしっかり。トヨタ自動車(7203)やデンソー(6902)はグループ再編による「持ち合い解消」や「資本効率の改善」が好感され、日本製紙(3863)は大和証券による投資判断の引き上げを材料視。日本製鋼所(5631)は連日の年初来高値更新で、TOKYO BASE(3415)やユナイテッドアローズ(7606)、エービーシー・マート(2670)は好調な5月の月次売上が支援材料となった。半面、豊田自動織機(6201)は再編にからむTOB(株式公開買い付け)価格が失望され、クレハ(4023)は自己株式の取得方法の変更を嫌気。野村証券による投資判断の引き下げがあったM&A総研ホールディングス(9552)も安く、同じく東京メトロ(9023)も外資系証券による格下げを悪材料視。ブリヂストン(5108)や住友ゴム工業(5110)などのタイヤ株の下落も目立ち、関西ペイント(4613)とライオン(4912)は年初来安値を更新した。

新興市場は高く、東証グロース市場250指数は4日続伸で連日の年初来高値更新。イシン(143A)、サンバイオ(4592)、メタリアル(6182)が上昇し、アイズ(5242)、クラダシ(5884)、LIFE CREATE(352A)が下落した。



2025年6月4日(水)市況解説 前引け
日経平均株価 37,834.66(+387.85)
TOPIX 2791.20(+20.09)
売買高概算 74786万株

前引け・反発- 米国株高を好感、半導体株が指数を押し上げ

4日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日終値に比べ387.85円高い37834.66円で引けた。3日の米国株式市場はハイテク株を中心に堅調な展開で、主要3指数はそろって上昇。日本市場でも値がさの半導体株を中心に買い先行で始まり、日経平均株価も反発スタート。その後は高値圏でのもみ合いとなったが、午前の値幅は100円弱にとどまり、商いは盛り上がりに欠けた。

東証株価指数(TOPIX)も反発。東証プライムの売買代金は概算で1兆9140億円、売買高は同7億4786万株、値上がり銘柄数は全体の76%にあたる1241、値下がりは334、変わらずが54だった。業種別TOPIXでは全33業種30業種が上昇し、3業種が下落。「その他製品」「パルプ・紙」「精密」の上昇が目立ち、「ゴム製品」「金属製品」「陸運」が下落。個別では、米半導体株高を好感し東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)、SCREENホールディングス(7735)などが上昇し、古河電気工業(5801)や明電舎(6508)などのデータセンター(DC)関連の一角もしっかり。トヨタ自動車(7203)やデンソー(6902)はグループ再編による「持ち合い解消」や「資本効率の改善」が好感され、日本製紙(3863)は大和証券による投資判断の引き上げを材料視。日本製鋼所(5631)は連日の年初来高値更新で、日本農薬(4997)や井関農機(6310)など「農業関連」銘柄もにぎわった。半面、豊田自動織機(6201)は再編にからむTOB(株式公開買い付け)価格が失望され、クレハ(4023)は自己株式の取得方法の変更を嫌気。野村証券による投資判断の引き下げがあったM&A総合研究所(9552)も安く、ブリヂストン(5108)や住友ゴム工業(5110)などのタイヤ株も軟調。近鉄グループホールディングス(9041)や南海電気鉄道(9044)、京王電鉄(9008)など私鉄株の一角には年初来安値を更新する銘柄が目立った。

新興市場は高く、東証グロース市場250指数は大幅続伸。イシン(143A)、サンバイオ(4592)、トヨコー(341A)が上昇し、アイズ(5242)、データセクション(3905)、ミライロ(335A)が下落した。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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