市況解説 2026年6月12日(金)
| 2026年6月12日(金)市況解説 大引け | |
|---|---|
| 日経平均株価 | 66020.04(+1802.77) |
| TOPIX | 3881.96(+51.61) |
| 売買高概算 | 275012万株 |
大引け・大幅続伸-需給悪が一段落、中東終戦期待で半導体関連活況
12日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸、前日終値に比べ1802.77円高い66020.04円で引けた。11日の米国株式市場では、トランプ氏が同日夜に予定されていたイランへの攻撃を中止したことや、交渉進展を示唆する発言をしたことが市場に好感され、主要3指数は軒並み大幅反発。米株高を受け日本市場でも半導体関連銘柄を中心に買い戻す動きが活発となり、日経平均株価は寄り付き直後から急伸。その後上げ渋るも下値は限定的だった。
東証株価指数(TOPIX)は大幅反発。東証プライムの売買代金は概算で12兆7697億円、売買高は同27億5012万株、値上がり銘柄数は全体の6割強にあたる964、値下がりは555、変わらずが44だった。業種別TOPIXでは全33業種中26業種が上昇し、7業種が下落。「非鉄金属」「機械」「鉄鋼」の上昇が目立ち、「サービス」「鉱業」「陸運」が下落。個別では、半導体製造装置の活況が続いており、東京エレクトロン(8035)、KOKUSAIELECTRIC(6525)が大幅続伸。キオクシアホールディングス(285A)は今日の上昇をもって時価総額がトヨタを超えて首位となった。利上げによる収益増加期待でゆうちょ銀行(7182)や三井住友フィナンシャルグループ(8316)等の銀行株が大幅高。日本製鉄(5401)や神戸製鋼所(5406)など出遅れていた鉄鋼銘柄にも買いが入った。一方で、太陽誘電(6976)と村田製作所(6981)は朝方高かったものの高値警戒感からその後軟調に推移。原油価格の急落を受けINPEX(1605)や石油資源開発(1662)が売られた。ビジョナル(4194)は営業利益が増加したものの、市場予想を下回り物足りなさから失望売り。不二製油(2607)やJR東日本(9020)といったディフェンシブ株の一角にも売りが入った。
新興市場はこじっかりで、東証グロース250指数は小幅反発。TKP(3479)、GENDA(9166)、タイミー(215A)が買われ、TerraDrone(278A)、網屋(4258)、セレンディップ・ホールディングス(7318)が売られた。
| 2026年6月12日(金)市況解説 前引け | |
|---|---|
| 日経平均株価 | 66442.95(+2225.68) |
| TOPIX | 3893.47(+63.12) |
| 売買高概算 | 150151万株 |
前引け・大幅続伸-中東警戒緩和、AI半導体関連が軒並み急伸
12日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸、前日終値に比べ2225.68円高い66442.95円で引けた。トランプ米大統領が「11日予定だったイランへの攻撃を中止、終結合意も近い」と発信、原油安・金利低下とともに米株市場が急回復した。米スペースXの上場が確定、寄り付きの指数先物取引の特別清算指数(SQ)算出も無難通過し、当面の需給不安が後退したとの観測が浮上したことも心理的な支えとなった。AI半導体関連株が軒並み大幅高、銀行や自動車等の主力銘柄にも買いが先行し、取引時間中としては1週間ぶりに67000円台を回復する場面もあった。東証株価指数(TOPIX)は大幅反発。東証プライムの売買代金は概算で7兆725億円、売買高は同15億151万株、値上がり銘柄数は全体の6割弱の927、値下がり592、変わらず44だった。業種別TOPIXは全33業種中、「非鉄金属」「機械」「ガラス・土石」など26業種が上昇、下落は「サービス」「陸運」「鉱業」など7業種。東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)、ソフトバンクグループ(9984)が大幅高で指数を牽引、MLCC(積層セラミックコンデンサ)大手の太陽誘電(6976)や、光関連の住友電気工業(5802)、サーバー部材の三井金属(5706)も急伸した。今8月期業績見通しを上方修正したマルマエ(6264)は一時ストップ高、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、三越伊勢丹ホールディングス(3099)は上場来高値を更新した。半面、米国同様にソフトウェア関連は売りが優勢で、リクルートホールディングス(6098)、NEC(6701)が下落、Macbee Planet(7095)は今4月期の営業減益予想が響き14%安に沈んだ。資源関連のINPEX(1605)やディフェンシブのJR東日本(9020)なども手仕舞い売りに押され、アサヒグループホールディングス(2502)は発表が遅れている前期決算について見通しを下方修正すると発表し、戻り待ちの売りに押された。
新興市場は個別に売り買いが交錯も好業績銘柄などに買いを支えに、東証グロース250指数は小幅に続伸。タイミー(215A)、アストロスケールホールディングス(186A)、TKP(3479)が買われ、スリー・ディー・マトリックス(7777)、Terra Drone(278A)、ノースサンド(446A)が売られた。
更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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2026年6月12日(金)
【日経平均株価終値:66020.04 前日比:+1802.77 売買高概算:275012万株】
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