市況解説 2026年5月28日(木)
| 2026年5月28日(木)市況解説 大引け | |
|---|---|
| 日経平均株価 | 64693.12(-306.29) |
| TOPIX | 3902.01(-16.00) |
| 売買高概算 | 260873万株 |
大引け・反落-中東緊迫化、原油高嫌気し後場急失速も下げ渋る
28日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比306.29円安の64693.12円で取引を終えた。昼休み中に「イラン革命防衛隊が米軍施設を攻撃」と一部報道が伝わるなどで、WTI原油先物が92ドル台に上昇、ハイテク株中心に幅広い銘柄への手仕舞い売りが急速に膨らんだ。一時1100円超え下落し、心理的節目の64000円を割り込む場面もあったが、要人発言等から交渉進展を期待するムードも再浮上するなか、後場中ごろから急速に持ち直した。東証株価指数(TOPIX)は小幅に続落。東証プライムの売買代金は概算で10兆8678億円、売買高は同26億873万株、値下がり銘柄数は747、値上がり767、変わらず52だった。業種別TOPIXは全33業種中、「非鉄金属」「保険」「電気・ガス」など23業種が下落、上昇は「金属製品」「パルプ・紙」「小売」など10業種。アドバンテスト(6857)、レーザーテック(6920)が下げ幅を拡大、半導体部材のレゾナック・ホールディングス(4004)、日東紡(3110)など周辺銘柄にも手仕舞い売りが広がった。三菱重工業(7011)が年初来安値を割り込むなど防衛関連は後場も冴えず、銀行株も下押しが優勢、タマホーム(1419)は5月末の配当権利落ちが響いた。半面、主要製品の需給ひっ迫観測が強まる太陽誘電(6976)、村田製作所(6981)は後場も大幅高水準を維持、OKI(6703)は宇宙・防衛関連としての再評価の思惑が強まり、終日堅調だった。原油高に反応してINPEX(1605)は切り返し、ファーストリテイリング(9983)、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)といった小売大手もしっかり。リクルートホールディングス(6098)は業績期待を支えに終日強く、年初来高値を更新した。
新興市場も後場終盤に買いが入り、東証グロース250指数は反発で終えた。イーディーピー(7794)、データセクション(3905)、Terra Drone(278A)が買われ、マイクロ波化学(9227)、スリー・ディー・マトリックス(7777)、デジタルグリッド(350A)が売られた。
| 2026年5月28日(木)市況解説 前引け | |
|---|---|
| 日経平均株価 | 65039.78(+40.37) |
| TOPIX | 3912.08(-5.93) |
| 売買高概算 | 108448万株 |
前引け・続伸-半導体関連に利食い先行も持ち直す
28日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日終値に比べ40.37円高い65039.78円で引けた。27日の米株市場では原油価格の大幅安を支えに主要3指数がそろって史上最高値を付けるも、高値警戒感のくすぶる半導体関連中心に利益確定売りが広がり、東京市場でも関連銘柄に手仕舞い売りが先行した。一時500円超えの下押し場面もあったが、出遅れ銘柄などへの見直し買いに加え、電子部品中心にハイテク株への根強い買い姿勢も継続、前引け間際に切り返した。東証株価指数(TOPIX)は小幅続落。東証プライムの売買代金は概算で4兆6898億円、売買高は同10億8448万株、値上がり銘柄数は736、値下がり773、変わらず57だった。業種別TOPIXは全33業種中、「金属製品」「電気機器」「パルプ・紙」など16種が上昇、下落は「非鉄金属」「保険」「鉱業」など17種。NAND大手のキオクシアホールディングス(285A)が下落スタートから切り返し、電子部品の太陽誘電(6976)、村田製作所(6981)、ヒロセ電機(6806)などは製品需給ひっ迫を支えに軒並み急伸した。出遅れ感の強かった日立製作所(6501)、トヨタ自動車(7203)等の主力株や、きのう年初来安値を更新したパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)が反発。ディフェンシブのユニ・チャーム(8113)、オリエンタルランド(4661)も強く、日本郵船(9101)は中東の緊張緩和を好感した。半面、アドバンテスト(6857)、ソフトバンクグループ(9984)などの主力製造装置や部材関連の古河電気工業(5801)、日東紡(3110)が売られ、資源安でINPEX(1605)、三井物産(8031)も軟調に推移した。メガバンク、東京海上ホールディングス(8766)は6月利上げ期待の後退が重荷となり、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)は人気シリーズ新作の投入が遅れそうとの懸念が浮上した。
新興市場ではテーマ系銘柄への買い姿勢が目立ち、東証グロース250指数は反発。アストロスケールホールディングス(186A)、オンコリスバイオファーマ(4588)、トライアルホールディングス(141A)が買われ、モイ(5031)、ジェイドグループ(3558)、Aiロボティクス(247A)が売られた。
更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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2026年5月28日(木)
【日経平均株価終値:64693.12 前日比:-306.29 売買高概算:260873万株】
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