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市況解説 2026年3月31日(火)

2026年3月31日(火)市況解説 大引け
日経平均株価 51063.72(-822.13)
TOPIX 3497.86(-44.48)
売買高概算 264160万株

大引け・大幅に4日続落-原油睨みで乱高下

31日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に4日続落、前日比822.13円安の51063.72円で取引を終えた。中東情勢を巡る各種報道を受け、原油先物価格が時間外取引で乱高下、激しい値動きに繋がったが、終日ハイテク株売りが重荷となり、午後は大幅なマイナス圏で方向感の乏しい展開となった。WTI原油先物が日本時間早朝に107ドル付近まで急伸後、停戦協議進展への期待から100ドル台に低下。日経平均は前場中に一旦上昇に転じる急速な切り返しを見せたものの、買い一巡後は原油価格の持ち直しとともに再度下落した。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証プライムの売買代金は概算で8兆3666億円、売買高は同26億4160万株、値下がり銘柄数は906、値上がり613、変わらず56だった。業種別TOPIXは全33業種中、「非鉄金属」「鉱業」「卸売」など25業種が下落、上昇は「サービス」「パルプ・紙」「保険」など8業種。年初から活躍の目立ったフジクラ(5803)など電線株が軒並み一段安、半導体関連でもディスコ(6146)、アドバンテスト(6857)、JX金属(5016)が下げ幅を広げた。先週末に上場来高値を付けた三菱商事(8058)や、昨日昨年来高値を更新した多木化学(4025)がストップ安、川崎重工業(7012)は後場に入り下落に転じた。半面、SHIFT(3697)はじめ安値圏のソフトウエア関連が幅広く見直され、出遅れ感の強かったディフェンシブの花王(4452)や昨日決算発表のしまむら(8227)が上げ幅を広げた。デンソー(6902)は昼に発表の中期経営計画で利益目標や還元方針が好感され一段高、きのう上場来安値を付けたテクセンドフォトマスク(429A)には大手証券の強気投資判断が伝わり、急反発した。

新興市場では個別に売り買いが交錯も、徐々に手仕舞い売りが重荷となり、東証グロース250指数は続落。シンカ(149A)、リファインバスグループ(7375)、QDレーザ(6613)が売られ、W TOKYO(9159)、ファンデリー(3137)、EduLab(4427)が買われた。



2026年3月31日(火)市況解説 前引け
日経平均株価 51820.30(-65.55)
TOPIX 3546.13(+3.79)
売買高概算 110857万株

前引け・小幅続落-原油先物が失速、力強い持ち直し

31日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落、前日終値に比べ65.55円安い51820.30円で引けた。中東情勢を警戒した原油価格の一段高や米半導体関連の軒並み安を受け、寄り付き直後には一時1300円超えの急落を強いられたが、10時前後に「トランプ大統領は、ホルムズ海峡の封鎖解除なしでも戦争終結に前向き」との一部報道を契機に急速に持ち直した。WTI原油先物が106ドル台から一時101ドル台まで急速に値を消し、株式先物のショートカバー(売り方の買い戻し)を巻き込みながら一気にプラスに転じる場面もあった。東証株価指数(TOPIX)は小反発。東証プライムの売買代金は概算で3兆6155億円、売買高は同11億857万株、値下がり銘柄数は475と値上がり1063を大きく下回り、変わらず37だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉱業」「非鉄金属」「卸売」など13業種が下落、上昇は「保険」「サービス」「繊維」など20業種。ソフトバンクグループ(9984)、キオクシアホールディングス(285A)などの半導体関連が軒並み安、ハイテク部材のフジクラ(5803)、三井金属(5706)や防衛関連の三菱重工業(7011)、日本製鋼所(5631)も軟調だった。昨日ストップ高したイーレックス(9517)は大幅安、INPEX(1605)などの資源株も冴えない。半面、米市場と同様にソフトウエア関連が幅広く見直され、寄り付きからリクルートホールディングス(6098)、NRI(4307)、NEC(6701)が上昇、メガバンク、東京海上(8766)はじめ金融もほぼ全面高となった。きのう今期3月期業績予想を上方修正した安藤ハザマ(1719)、大成建設(1801)が買われ、良好な12-2月期決算は発表した象印マホービン(7965)は10%超急伸した。

新興市場も急速に買い戻され、東証グロース250指数は一時切り返すも小幅続落で前場を終えた。Aiロボティクス(247A)、アスタリスク(6522)、ispace(9348)が売られ、アミタホールディングス(2195)、オキサイド(6521)、セイワホールディングス(523A)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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