市況解説 2026年9月10日(木)
| 2026年9月10日(木)市況解説 大引け | |
|---|---|
| 日経平均株価 | 65270.95(+128.17) |
| TOPIX | 4054.58(+7.94) |
| 売買高概算 | 216817万株 |
大引け・3日ぶり反発-中東警戒、米金利上昇で売り先行も切り返す
10日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発、前日比128.172円高の65270.95円で取引を終えた。中東警戒を受けた米金利上昇や9日の欧米株安を嫌気し、朝方には1000円近い下押し場面もあったが、日銀利上げなどを意識したバリュー株物色を支えにその後は持ち直しの動きが継続した。WTI原油先物の弱含みを支えに、米株先物、韓国市場も持ち直す動きが優勢となり、ハイテク株への見直し買いも広がった。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶり反発。東証プライムの売買代金は概算で8兆3803億円、売買高は同21億6817万株、値上がり銘柄数は723、値下がりは783、変わらずが48だった。業種別TOPIXは全33業種中、「証券」「サービス」「銀行」など16業種が上昇、下落は「非鉄金属」「その他製品」「建設」など17業種。アドバンテスト(6857)、レーザーテック(6920)は上げ幅を拡大、金利上昇が恩恵となりやすい金融セクターではみずほフィナンシャルグループ(8411)、野村ホールディングス(8604)の大手から地銀全般含め軒並み買い姿勢が続いた。パナソニックホールディングス(6752)は全固体電池のサンプル出荷報道や大手証券の強気投資判断を材料視、エアトリ(6191)は今9月期業績予想を上方修正、配当計画の大幅増額を好感してストップ高比例配分で終えた。半面、半導体製造装置の東京エレクトロン(8035)が終日冴えず、昨日急伸した古河電気工業(5801)はじめデータセンター周辺も弱い。金利上昇を嫌気して住友不動産(8830)はじめ建設・不動産が軒並み下落し、良品計画(7453)、神戸物産(3038)などの小売も軟調だった。IHI(7013)など防衛関連にも売りが目立ち、DMG森精機(6141)、ファナック(6954)といった設備投資関連も幅広く売られた。昼休み中に前7月期決算を発表したアイモバイル(6535)は着地が想定を下回り一段安した。
新興市場も個別物色を支えに後場下げ渋るも、東証グロース250指数は小幅に4日続落。GO(581A)、ティアフォー(593A)、ステムリム(4599)が売られ、シェアリングテクノロジー(3989)、カバー(5253)、TerraDrone(278A)が買われた。
| 2026年9月10日(木)市況解説 前引け | |
|---|---|
| 日経平均株価 | 64597.46(-545.32) |
| TOPIX | 4032.89(-13.75) |
| 売買高概算 | 95150万株 |
前引け・続落-中東警戒、米金利上昇が重荷
10日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べ545.32円安い64597.46円で引けた。中東地域で米イラン双方の攻撃が止まず、原油高、米金利上昇から9日の米主要指数が続落した流れを引き継ぎ、寄り付きから幅広い銘柄で売りが膨らんだ。朝方こそ半導体関連の一角には米国同様の買いが散見されたものの、韓国総合指数(KOSPI)の早々の下げ転換を受け失速、日経平均は1000円近く下押しする場面もあったが、前引けに向け持ち直した。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証プライムの売買代金は概算で3兆9989億円、売買高は同9億5150万株、値下がり銘柄数は全体の6割強の959、値上がりは535、変わらずが58だった。業種別TOPIXでは全33業種中、「非鉄金属」「その他製品」「ガラス・土石」など19業種が下落、上昇は「証券」「銀行」「石油・石炭製品」など14業種。東京エレクトロン(8035)、ソフトバンクグループ(9984)が下げを牽引、周辺部材を扱うイビデン(4062)や三井金属(5706)も大きく売られた。ファーストリテイリング(9983)はじめ大手小売が冴えず、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)が年初来安値を更新、金利上昇を嫌気して大成建設(1801)はじめ建設・不動産も幅広く売られた。三菱重工業(7011)などの防衛関連も軒並み安く、任天堂(7974)は昨日の新製品発表で人気タイトルが物足りないとの見方が優勢となり6%近い大幅安となった。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、りそなホールディングス(8308)などの金融株は金利上昇を支えにほぼ全面高、高利回り株の日本郵船(9101)、NTT(9432)もしっかり買われた。三井ハイテック(6966)は今1月期業績予想について2度目の上方修正を発表して急反発、ANYCOLOR(5032)も決算発表が好感された。
新興市場も主力株を中心に幅広く売られ、東証グロース250指数は続落。アイ・グリッド・ソリューションズ(603A)、ACSL(6232)、パワーエックス(485A)が売られ、フィーチャ(4052)、モルフォ(3653)、ダイナミックマッププラットフォーム(336A)が買われた。
更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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2026年9月10日(木)
【日経平均株価終値:65270.95 前日比:+128.17 売買高概算:216817万株】
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