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「会長年頭挨拶(全役職員向けメッセージ)」を掲載しました

2024年01月04日 岩井コスモ

壇上の代表取締役会長CEO沖津嘉昭岩井コスモグループ役職員の皆さん、明けましておめでとうございます。

今年のお正月。元日に令和能登半島地震が発生致しました。犠牲となられた方々にお悔やみ申し上げますと共に、被害を受けられました方々に心よりお見舞いを申し上げます。また、当社、富山支店、福井支店の皆様には、業務インフラ系統などについて、大変心配なされたことと存じます。双方、被害はなく何よりでございました。

ところで、皆様方におかれましては、比較的暖かかったこのお正月、「今年も大いに頑張るぞ!」との決意を新たに、三が日をお過ごしになられたことと存じます。

今年、辰年は、相場格言では昨年の「卯跳ねる」に続き、「辰巳天井」ということで、株価が2年かけて、高値に向かって進んで行くことを暗示しています。

いみじくも本年から、新NISAがスタートし、「貯蓄から投資」への動きがいよいよ本格的に始まります。面白い年になりそうです。

ところで、私達、皆の会社である岩井コスモグループは、昨年、皆さん方のご努力により、同業社の多くの方々から、業績をはじめ、当社の先進的な取組みに対し、羨望と言っても過言では無い眼差しを頂き、大変注目されて参りました。年頭にあたり、皆様方のこれまでのご努力に深く感謝の誠をお捧げ致します。

我々においては、既に、至極当然ということになっていますが、会社も人も、絶えず「変化」し、「進化」し続けなければなりません。これは我々全員が一致する「普遍的なテーゼ」であります。

この精神に基づき、本年、当社は、今後の岩井コスモグループ発展の為、名実ともに「デジタルに強い会社作り」に邁進しようと思います。

そうです。今年、2024年、令和6年は、我々グループの「デジタル元年」の幕開けです。

その第一歩として、本年早々、1月1日付けで、東京本部内に、「DX推進部」を新設しました。スタッフは、4名からスタート致しますが、徐々に拡充して参る所存です。

システム部は、STAR-IVなどの基幹システム周りとその周辺の業務に携わっておられるのに対し、この「DX推進部」には、各部署の独自のデジタル化の企画、サポート、支援を司って参ります。

この部門、すなわち「DX推進部」は、まず最初の業務として、現在準備を進めている営業管理部と営業企画部の生成AIを、当社の役職員全員がこれを上手に使いこなせるよう、指導・サポート等を行って参ります。

現在、営業管理部は、金融庁、取引所、証券業協会及び当社の示達、通牒、規則等について、その内容を皆さんに生成AIで回答出来るよう、また営業企画部は、相続税と証券税制について、それぞれマイクロソフトのアジュールというクラウドに設けた当社独自のソフトを通じ、皆さんが生成AIで回答を得られるように準備中ですが、「DX推進部」においては、これらについて従業員各位が上手にこれを使いこなせるよう支援・サポートを司って頂きます。

営業管理部、営業企画部が作成中のこれらの生成AIは、相続税、証券税制や取引所・協会、当社の規則、示達等について回答を得られるもので、皆様方にとって大いに役立つものと確信致しますが、これは同時に、皆さんが今後生成AIに慣れて頂く為の手段としての側面も併せ持っています。

新設される「DX推進部」は、先ずは、皆様方がスムーズにこの生成AIを使いこなせるようサポートすることからスタートし、徐々に、各部署独自の業務の効率化を目的としたAI等、デジタル加工の相談に対処して頂きます。

以上、年賀式のご挨拶としては、少々込み入ったお話を申し上げましたが、これからの企業は、証券会社を含め、生成AIを始めとしたデジタル化をいち早く推進した企業が勝利するものと確信しています。

絶えず進化し業界で先陣を切る当社として、今年を社内のデジタル化を進める「デジタル元年」と認識し、本日、大発会の年頭に臨み、当社を更に光り輝く会社に発展させるべく、ご挨拶申し上げました。

この新しい一年も、色々なアイデアを重ねることにより、打って一丸となって、より一層光輝く岩井コスモグループを創り上げて参りましょう。

最後に、本年も皆様方に心を込めてお願い申し上げたいことですが、コンプライアンスの徹底、顧客満足度のより一層の向上を目指した活動を、是非、宜しくお願い申し上げます。私たちの生活は、お客様の投資活動により支えられています。引き続き、本年も「お客様ファースト」の精神を堅持して頂くよう、宜しくお願い申し上げます。

12年に一度巡ってくる今年の辰年。1976年以降、4回の辰年のうち、3回が「大納会高値引け」ということになっているそうです。 恐らく、今年もそのようになるものと期待されます。

また、政府が求めている「賃上げ」にも、岩井コスモグループは、前向きに取り組んで参る所存です。

いつも業務に熱心で、才能溢れる当社従業員、役職員の皆さん、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

以上で、2024年、令和6年の年賀式の挨拶を終わります。

ご清聴、有難うございました。

岩井コスモホールディングス株式会社
代表取締役会長CEO
沖津 嘉昭