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市況解説 2024年4月25日(木)

2024年4月25日(木)市況解説 大引け
日経平均株価 37,628.48(-831.60)
TOPIX 2663.53(-47.20)
売買高概算 159431万株

大引け・4日ぶりに大幅反落-米時間外でのメタ急落を嫌気、売買代金は4兆円を下回る

25日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに大幅反落、前日終値に比べ831.60円安い37628.48円で引けた。24日の米国時間外取引では、決算を発表したメタ・プラットフォームズが急落。米国の株価指数先物でもハイテク株で構成されるナスダック100先物が大幅安となり、日経平均株価も1%を超える大幅安で寄り付いた。その後も寄り付き直後を高値にずるずると下げ幅を拡大。後場に入ると一段安となり、安値圏で一日の取引を終えた。

東証株価指数(TOPIX)も4日ぶりに大幅反落。東証プライムの売買代金は概算で3兆9669億円、売買高は同15億9431万株、値下がり銘柄数は全体の8割強にあたる1389、値上がりは234、変わらずが28だった。業種別TOPIXでは全33業種が下落。「電気・ガス」「鉱業」「輸送機」の下落が目立った。個別では、今期(25年3月期)の減益見通しを示したファナック(6954)が3%強下落し、前期(24年3月期)の最終利益を下方修正したパナソニックホールディングス(6752)は5%安。1~3月期の営業利益が4年ぶりに減益となったキヤノン(7751)の下げもきつく、同じく決算内容が失望されたメタウォーター(9551)は年初来安値を更新。原油市況の下落を嫌気しINPEX(1605)や石油資源開発(1662)などのエネルギー関連株も安く、三越伊勢丹ホールディングス(3099)やJ.フロントリテイリング(3086)などの百貨店株の下落も目に付いた。半面、好決算に加えて自社株消却を発表した日本航空電子工業(6807)は7%を超える急伸で、前期(24年3月期)の最終利益を上方修正した大真空(6962)は4%強上昇。9時に決算を発表したルネサスエレクトロニクス(6723)は小幅ながら続伸となり、エーザイ(4523)は提携する米バイオジェンのアルツハイマー治療薬の販売が大幅に伸びたことを材料視。第一三共(4568)は後場に好決算と巨額の自社株買いを発表して上昇した。

新興市場も安く、東証グロース市場250指数も大幅反落。トライト(9164)、シンカ(149A)、データセクション(3905)が下落し、トランスジェニック(2342)、キューブ(7112)、ナルネットコミュニケーションズ(5870)が上昇した。


2024年4月25日(木)市況解説 前引け
日経平均株価 37,818.11(-641.97)
TOPIX 2676.73(-34.00)
売買高概算 79020万株

前引け・大幅反落-主要企業の決算失望に加え、米時間外でのメタ急落も嫌気

25日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落、前日終値に比べ641.97円安い37818.11円で引けた。24日の米国時間外取引では、決算を発表したメタ・プラットフォームズが急落。米国の株価指数先物でもハイテク株で構成されるナスダック100先物が大幅安となり、日経平均株価も1%を超える大幅安で寄り付いた。その後も寄り付き直後を高値にずるずると下げ幅を拡大し、安値圏で午前の取引を終えた。

東証株価指数(TOPIX)も大幅反落。東証プライムの売買代金は概算で1兆9818億円、売買高は同7億9020万株、値下がり銘柄数は全体の8割弱にあたる1268、値上がりは339、変わらずが44だった。業種別TOPIXでは全33業種が下落。「鉱業」「輸送機」「電気機器」の下落が目立った。個別では、今期(25年3月期)の減益見通しを示したファナック(6954)が2%強下落し、前期(24年3月期)の最終利益を下方修正したパナソニック ホールディングス(6752)は4%安。1~3月期の営業利益が4年ぶりに減益となったキャノン(7751)の下げもきつく、同じく決算内容が失望された中外製薬(4519)は年初来安値を更新。原油市況の下落を嫌気しINPEX(1605)や石油資源開発(1662)などのエネルギー関連株も安く、北海道電力(9509)や九州電力(9508)には手仕舞い売りが継続した。半面、好決算に加えて自社株消却を発表した日本航空電子工業(6807)は9%を超える急伸で、前期(24年3月期)の最終利益を上方修正した大真空(6962)は5%強上昇。9時に決算を発表したルネサスエレクトロニクス(6723)は続伸となり、「空調の省エネ化で米企業と提携」と伝わった富士通ゼネラル(6755)も高い。エーザイ(4523)は提携する米バイオジェンのアルツハイマー治療薬の販売が大幅に伸びたことが材料視された。

新興市場も安く、東証グロース市場250指数も大幅反落。トライト(9164)、情報戦略テクノロジー(155A)、データセクション(3905)が下落し、トランスジェニック(2342)、地域新聞社(2164)、JRC(6224)が上昇した。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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