岩井コスモ証券

トップページ 市況解説 市況解説[前引け]

市況解説[前引け]

2019.6.19(水)[前引け]
日経平均株価:21,321.17(+348.46)
前引け・大幅反発―米中協議再開観測と米欧利下げ期待で心理上向く
19日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日終値に比べて348.46円高い21321.17円で引けた。米中首脳会議が来週末に開かれる見通しとなり、米中貿易摩擦を巡る警戒感が後退、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の追加金融緩和も辞さない発言も飛び出し、投資家心理が上向いた。円相場の落ち着きや中国をはじめとするアジア主要株式の上昇も追い風となり、これまで売り込まれていた景気敏感株を中心に幅広い銘柄に買いが膨らんだ。東証株価指数(TOPIX)も大幅反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を今晩に控え、東証一部売買代金は概算1兆76億円、同売買高も概算6億1337万株と引き続き盛り上がりを欠いた。値上がり銘柄数は全体の9割近い1888に達し、値下がり191、変わらずが65。業種別TOPIXでは「空運」を除く32業種が上昇、「鉱業」「証券」「石油・石炭製品」「非鉄」が値上がり率上位に並んだ。東京エレクトロン(8035)や村田製作所(6981)が買われ、安川電機(6506)、コマツ(6301)もしっかり。「米アップルが支援に意欲」と報じられたジャパンディスプレイ(6740)、大規模な自社株買いの実施を発表した野村ホールディングス(8604)は商いを伴って上昇した。「自社で排出する二酸化炭素(CO2)を都市ガスの原料として再利用する事業を始める」と伝わった国際石油開発帝石(1605)も強く、昨晩の新潟地震の発生を受けて福田組(1899)など地元ゼネコンには思惑買いが広がった。反面、経営統合に向けての協議中止を発表したスシローグローバルホールディングス(3563)、元気寿司(9828)がそろって急落、明治ホールディングス(2269)、京王電鉄(9008)などディフェンシブ関連の一角も冴えない。エニグモ(3665)は大幅続落、神戸物産(3038)にも利食い売りが膨らんだ。自社株買いを発表したコーセル(6905)は今20.5期の大幅営業減益見通しが重荷となった。
新興市場でも、地合い改善を受けて、主要2指数がともに反発。HEROZ(4382)、レアジョブ(6096)、メイコー(6787)が買われ、そーせいグループ(4565)、地域新聞社(2164)、ビジョナリーホールディングス(9263)は売られた。新規上場のSansan(4443)は公開価格4500円に対し4760円、日本グランデ(2976)は同750円に対し752円のそれぞれ初値を付けた。
更新のタイミング
「前引け」市況解説…12時30分ごろ
「大引け」市況解説…16時30分ごろ
市況解説は、投資判断の参考となる情報の提供を目的とするもので、投資に関する最終決定は、お客様ご自身の責任と判断でなさいますようお願い申し上げます。