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市況解説[大引け]

2019.6.25(火)[大引け]
日経平均株価:21,193.81(-92.18)
大引け・反落―106円台への円高進行が重荷
25日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比92.18円安い21193.81円で取引を終えた。米中協議の進展期待と中東情勢の緊迫化がせめぎ合い、前日終値を挟んだもみ合いが続いた後、円高進行を嫌気した売りが膨らむ展開となった。米国・イラン双方からの報道が地政学リスクへの警戒を高めたうえ、中国をはじめとするアジア主要株式の下落が安全通貨である円買いを促し一時1ドル=106円台に突入したことが背景だが、週末の重要イベントを見極めたいとする向きが大勢で、積極的に商いを傾ける動きは乏しかった。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部売買代金は概算1兆7305億円、同売買高も概算10億2985万株と低調で、値下がり銘柄数は1209、値上がり821、変わらず114。業種別TOPIXでは「鉱業」「証券」「電気・ガス」をはじめとする24業種が下落、「パルプ・紙」「倉庫・運輸」「陸運」など9業種は上昇。東京エレクトロン(8035)やファナック(6954)が下げ幅を広げ、株主総会を開催した大和ハウス工業(1925)も冴えない。石油輸出国機構(OPEC)の減産継続報道が石油需要の減少を意識させたとして国際石油開発帝石(1605)なども終日弱く、ツガミ(6101)は今期の減収・減益見通しが嫌気された。がん免疫薬「オプジーボ」の肝細胞がんを対象とした試験の不調が伝わった小野薬品工業(4528)も冴えない。反面、KDDI(9433)や武田薬品工業(4502)などディフェンシブの一角が買われ、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の強気レポートが観測された五洋建設(1893)もしっかり。3-5月期大幅営業増益のパルコ(8251)は大幅続伸、「ミドリムシの継続摂取で脳の認知機能が改善」との一部報道を受けてユーグレナ(2931)が賑わった。石川製作所(6208)などには短期資金が流入した模様。
新興市場では主要2指数がそろって反落。全般見送りムードのなか、材料が出た銘柄への個別物色の色彩を強めた。ブランディングテクノロジー(7067)、カオナビ(4435)、TKP(3479)が売られ、カルナバイオサイエンス(4572)、中村超硬(6166)、細谷火工(4274)は買われた。新規上場のインフォネット(4444)は公開価格1490円に対し、3430円の初値を付けた。
更新のタイミング
「前引け」市況解説…12時30分ごろ
「大引け」市況解説…16時30分ごろ
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