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市況解説 2025年4月11日(金)

2025年4月11日(金)市況解説 大引け
日経平均株価 33,585.58(-1,023.42)
TOPIX 2466.91(-72.49)
売買高概算 243540万株

大引け・大幅反落- 連日の乱高下、一時2000円弱下落から下げ渋る

11日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落、前日終値に比べ1023.42円安い33585.58円で引けた。10日の米国株式市場は前日の急騰から一転して急反落。米国株安を嫌気し、昨日急伸の日経平均株価も急反落で取引を開始。外国為替市場でドル円相場が円高方向へ振れる局面では2000円弱下落する場面もあったが、為替相場の落ち着きと共にやや下げ幅を縮小。後場に入ると米時間外の株価指数先物の上昇を受けて一段と下げ渋った。

東証株価指数(TOPIX)も大幅反落。東証プライムの売買代金は概算で5兆4412億円、売買高は同24億3540万株、値下がり銘柄数は全体の7割弱にあたる1100、値上がりは501、変わらずが36だった。業種別TOPIXでは全33業種が下落し、「医薬品」「保険」「銀行」の下落が目立った。個別では、昨日急伸したアドバンテスト(6857)、信越化学工業(4063)などの半導体関連株が急反落で、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や三井住友フィナンシャルグループ(8316)、東京海上ホールディングス(8766)などの銀行・保険セクターの下げもきつい。トヨタ自動車(7203)やSUBARU(7270)、マツダ(7261)は円高進行も重荷となり、好決算を発表したファーストリテイリング(9983)も地合い悪化に押されて2%安。ソニーグループ(6758)やパナソニックホールディングス(6752)などの大型株の下落も目立ち、武田薬品工業(4502)や第一三共(4568)など製薬株の一角には年初来安値を更新する銘柄が散見された。半面、強気の業績見通しを発表したスギホールディングス(7649)が買われ、同じく好決算と株主還元強化の方針を打ち出したベイカレント(6532)も大幅高。わらべや日洋ホールディングス(2918)や久光製薬(4530)も決算をきっかけに買われ、くら寿司(2695)やギフトホールディングス(9279)、イオン(8267)などの内需株の一角もしっかり。ウエルシアホールディングス(3141)とツルハホールディングス(3391)は「27年末としていた統合を2年前倒しする」との報道をきっかけに後場から急伸した。

新興市場は朝安後に切り返し、東証グロース市場250指数は大幅続伸。ケイファーマ(4896)、ミライロ(335A)、トヨコー(341A)が上昇し、クリーマ(4017)、エヌ・ピー・シー(6255)、売れるネット広告社グループ(9235)が下落した。



2025年4月11日(金)市況解説 前引け
日経平均株価 33,148.45(-1,460.55)
TOPIX 2431.51(-107.89)
売買高概算 110668万株

前引け・大幅反落- 昨日急騰から一転の大幅安、乱高下相場続く

11日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落、前日終値に比べ1460.55円安い33148.45円で引けた。10日の米国株式市場は前日の急騰から一転して急反落。米国株安を嫌気し、昨日急伸の日経平均株価も急反落で取引を開始。外国為替市場でドル円相場が円高方向へ振れる局面では2000円弱下落する場面もあったが、為替相場の落ち着きと共にやや下げ幅を縮小した。

東証株価指数(TOPIX)も大幅反落。東証プライムの売買代金は概算で2兆5195億円、売買高は同11億668万株、値下がり銘柄数は全体の9割強にあたる1516、値上がりは107、変わらずが14だった。業種別TOPIXでは全33業種が下落し、「保険」「銀行」「輸送機」の下落が目立った。個別では、昨日急伸した東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)、SCREENホールディングス(7735)などの半導体株が軒並み急反落で、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や三井住友フィナンシャルグループ(8316)、東京海上ホールディングス(8766)などの銀行・保険セクターの下げもきつい。トヨタ自動車(7203)やSUBARU(7270)、マツダ(7261)は円高進行も重荷となり、好決算を発表したファーストリテイリング(9983)も地合い悪化に押されて3%安。ソニーグループ(6758)やパナソニックホールディングス(6752)などの大型株の下落も目立ち、武田薬品工業(4502)や第一三共(4568)など製薬株の一角には年初来安値を更新する銘柄が散見された。半面、強気の業績見通しを発表したスギホールディングス(7649)が買われ、同じく好決算と株主還元強化の方針を打ち出したベイカレント(6532)も大幅高。わらべや日洋ホールディングス(2918)や久光製薬(4530)も決算をきっかけに買われ、くら寿司(2695)やイオン(8267)などの内需株の一角にも物色の矛先が向かった。

新興市場も安く、東証グロース市場250指数は反落。エヌ・ピー・シー(6255)、クリーマ(4017)、インテグラル(5842)が下落し、ジーネクスト(4179)、ミライロ(335A)、トヨコー(341A)が上昇した。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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