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市況解説 2022年7月29日(金)

2022年7月29日(金)市況解説 大引け
日経平均株価 27,801.64(-13.84)
TOPIX 1940.31(-8.54)
売買高概算 129359万株

大引け・3日ぶり反落-一時1ドル=132円台に円急伸

29日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落、前日比13.84円安の27801.64円で取引を終えた。28日の米株高や時間外取引でのハイテク株上昇を好感して、朝方には28000円台を回復する場面があったが、個別決算を嫌気する動きに加え、後場入り直後の円急伸が手仕舞い売りを誘った。月末に伴うポジション整理や中国株の軟調も重荷となったが、一方的な下げには至らなかった。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反落。東証プライム市場の売買代金は概算で3兆2524億円、売買高は同12億9359万株、値下がり銘柄数は全体の7割近い1259、値下がり513、変わらず66だった。業種別TOPIXは全33業種中、「医薬品」「精密」「保険」など23業種が下落、上昇は「サービス」「空運」「陸運」など10業種。前引け間際に今3月期業績予想を下方修正したデンソー(6902)が一段安、清水建設(1803)、第一三共(4568)、コクヨ(7984)も決算発表後に下げ幅を広げた。円高進行でマツダ(7261)、SUBARU(7270)など自動車株全般が冴えず、ソフトバンクグループ(9984)は後場下げに転じて日経平均を押し下げた。半面、昼休み中に今3月期配当の大幅増額を発表した商船三井(9104)が一時一段高、ヤクルト本社(2267)は通期営業益の上方修正が好感され終盤上昇に転じた。通期見通しを増額した三和ホールディングス(5929)や4-6月期大幅増益の東洋水産(2875)、大同特殊鋼(5471)も上げ幅を広げ、ニトリホールディングス(9843)は円高を好感して終日しっかり。レノバ(9519)はじめ再生可能エネルギー関連は米環境関連株の上昇につれて大幅高した。

新興市場は米金利低下を背景にグロース(成長)株の見直しが継続、東証マザーズ指数は4月22日以来約3ヵ月ぶりの水準を回復した。フリー(4478)、ジーエヌアイグループ(2160)、JTOWER(4485)が買われ、モイ(5031)、LAホールディングス(2986)、ピアズ(7066)が売られた。


2022年7月29日(金)市況解説 前引け
日経平均株価 27,944.55(+129.07)
TOPIX 1949.23(+0.38)
売買高概算 56644万株

前引け・続伸-連日の28000円乗せも上値重い

29日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日終値に比べ129.07円高い27944.55円で引けた。28日の米株市場で長期金利低下や好決算を支えに主要3指数が続伸、引け後の時間外取引でのアマゾン株急伸も投資家心理の改善に繋がり、寄り付き直後に28000円台を回復する場面があった。円相場が1ドル134円台前半に強含むなか、週末月末に伴うポジション整理も重なりその後伸び悩んだが、決算発表を受けた個別物色が相場を支えた。東証株価指数(TOPIX)も小幅続伸。東証プライム市場の売買代金は概算で1兆4499億円、売買高は同5億6644万株、値上がり銘柄数は740、値下がり1026、変わらず71だった。業種別TOPIXは全33業種中、「サービス」「鉱業」「石油・石炭製品」など20業種が上昇し、下落は「医薬品」「食料品」「ゴム製品」など13業種。今3月期業績予想を上方修正と自社株買いを発表したアドバンテスト(6857)が買われ、4-9月期純利益予想を従来比3倍近くに引き上げたホシデン(6804)は12%近く急伸した。山陽特殊製鋼(5481)、富士電機(6504)も決算内容が好感され、エムスリー(2413)には昨日に続き、業績期待と米金利低下を支えとした買いが入った。アスクル(2678)は7月売上の好調を材料視。半面、4-6月期営業赤字となったNEC(6701)や前年同月比減益の村田製作所(6981)が大幅安、日立建機(6305)やルネサスエレクトロニクス(6723)はともに大幅増益の着地ながら通期見通しがコンセンサスに届かなかったとして急落した。米インテルの決算後の大幅安を受け、関連の強いニコン(7731)、新光電気工業(6967)が安く、きのう急伸した三菱自動車(7211)は利益確定売りに押された。

新興市場でも米金利低下を支えに高PER(株価収益率)株への見直し買いが続き、東証マザーズ指数は約3ヵ月ぶりの水準を回復した。ドリコム(3793)、そーせいグループ(4565)、ウェルスナビ(7342)が買われ、坪田ラボ(4890)、ANYCOLOR(5032)、ワンダープラネット(4199)が売られた。新規公開のエアークローゼット(9557)は公開価格800円に対し910円で初値を付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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