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市況解説 2022年7月28日(木)

2022年7月28日(木)市況解説 大引け
日経平均株価 27,815.48(+99.73)
TOPIX 1948.85(+3.10)
売買高概算 137679万株

大引け・続伸-後場はプラス圏で小動き

27日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比99.73円高の27815.48円で取引を終えた。米利上げペースの減速期待や好調な企業決算を支えに、朝方には300円近く上昇して節目の28000円台を回復する場面があったが、その後は目標達成感や円相場の強含みを嫌気して下げに転じる動きも見られた。後場は決算発表を手掛かりとした個別物色の色彩を強めるなか、小幅レンジの膠着商状となった。東証株価指数(TOPIX)も小幅続伸。東証プライム市場の売買代金は概算で3兆2742億円、売買高は同13億7679万株、値上がり銘柄数は全体の3分の2近い1203、値下がり549、変わらず85だった。業種別TOPIXは全33業種中、「電気・ガス」「鉱業」「サービス」など20業種が上昇し、下落は「輸送用機器」「保険」「空運」など13業種。午後の取引時間中に今3月期業績予想を上方修正した積水化学工業(4204)や、昼休み中に4-6月期の大幅増益を発表したメイテック(9744)が後場切り返し、きのうの決算発表が好感されたエムスリー(2413)は上げ幅を広げ14%近く上昇した。東邦ガス(9533)は今期利益見通しを据え置くも一段高で10%超えの急伸するなど、電力株・ガス株が軒並み買われた。エイチ・アイ・エス(9603)などのリオープン関連は終日しっかり。半面、円相場の強含みなどでトヨタ自動車(7203)、デンソー(6902)が下げ幅を広げ、4-6月期大幅営業減益の三菱電機(6503)が一段安、バリューコマース(2491)は今12月期予想の据え置きで成長鈍化が意識され、年初来安値を更新した。キッセイ薬品工業(4547)は子宮筋腫適応の開発品導出先の米企業が更生手続き入りしたとの発表が嫌気された。

新興市場も小幅ながら終日上昇基調を維持した。マクアケ(4479)、エッジテクノロジー(4268)、モイ(5031)が買われ、イーディーピー(7794)、サンウェルズ(9229)、ANYCOLOR(5032)が売られた。新規上場のHOUSEI(5035)は公開価格400円に対し580円で寄り付き、unerry(5034)は同1290円に対し3000円で寄り付いた。


2022年7月28日(木)市況解説 前引け
日経平均株価 27,804.21(+88.46)
TOPIX 1946.82(+1.07)
売買高概算 58787万株

前引け・続伸-28000円達成後に一時下落場面も

28日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅続伸、前日終値に比べ、88.46円高い27804.21円で引けた。27日結果発表の米連邦公開市場委員会(FOMC)では大方の予想通り0.75%の利上げを実施、その後のパウエル議長の会見を受け、今後の利上げペースの鈍化観測が浮上し、米主要指数の一段高に繋がった。本邦企業の好調な決算発表も重なり寄り付き直後に28000円台を一時回復したものの、目標達成感や1ドル=135円付近への円高を嫌気し下げに転じる場面もあった。東証株価指数(TOPIX)も小幅続伸。東証プライム市場の売買代金は概算で1兆4167億円、売買高は同5億8787万株、値上がり銘柄数は705、値下がり1027、変わらず105だった。業種別TOPIXは「電気・ガス」「鉱業」「サービス」など12業種が上昇し、「保険」「医薬品」「建設」など21業種が下落。今3月期業績予想を上方修正したファナック(6954)、三菱自動車(7211)が大幅高、信越化学工業(4063)は米半導体業界向け補助金法案の早期成立観測も追い風となった。米金利低下を背景にリクルートホールディングス(6098)、Sansan(4443)といった高PER(株価収益率)株が見直され、INPEX(1605)、出光興産(5019)などの資源株もしっかり。経済正常化関連の寿スピリッツ(2222)、ラウンドワン(4680)の一角も買われた。半面、朝方買い気配で始まったアドバンテスト(6857)、レーザーテック(6920)などの半導体関連が下げに転じ、円相場の強含みを受けて、デンソー(6902)、アイシン(7259)が値を消す展開となった。今12月期業績予想を引き下げたカゴメ(2811)が大きく下落し、今3月期の純利益見通しを一転減益予想とした小糸製作所(7276)が一時10%近く急落した。きのう約30年ぶりの高値を付けたキヤノンマーケティングジャパン(8060)は利益確定売りに押され、大手証券の格下げ観測が伝わった日東電工(6988)も軟調だった。

新興市場も買いが先行し、東証マザーズ指数は前場中プラス圏を保った。ワンダープラネット(4199)、ティーケーピー(3479)、ENECHANGE(4169)が買われ、弁護士ドットコム(6027)、クリアル(2998)、SKIYAKI(3995)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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