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市況解説 2022年6月23日(木)

2022年6月23日(木)市況解説 大引け
日経平均株価 26,171.25(+21.70)
TOPIX 1851.74(-0.91)
売買高概算 108229万株

大引け・小幅反発-景気敏感株売りの一方、内需関連が下支え

23日の東京株式市場で日経平均株価は小幅反発、前日比21.70円高の26171.25円で取引を終えた。原油安などを背景として世界的に景気後退への懸念が強まるなか、前日終値を挟んで上値の重い展開が続いたが、中国・上海総合指数の上昇が好感されたほか、物色面ではディフェンシブ関連の堅調や、安値圏にあったグロース(成長)株への見直し買いが支えとなった。東証株価指数(TOPIX)は小幅続落。東証プライム市場の売買代金は概算で2兆6528億円、売買高は同10億8229万株、値上がり銘柄数は全体の6割弱の1100、値下がり668、変わらず70だった。業種別TOPIXは全33業種中、「空運」「食料品」「保険」など19業種が上昇し、下落は「海運」「鉱業」「非鉄金属」など14業種。製品値上げの発表が引き続き好感されカルビー(2229)が続伸するなど大手食品株が買われ、東急(9005)、ANA(9202)はじめリオープン関連も終日堅調だった。ロート製薬(4527)は中国で再生医療関係の合弁会社を設立するとの発表を受け急伸、午後に年初来安値を更新した東京エレクトロン(8035)は終盤に持ち直した。東京海上ホールディングス(8766)には大手証券の強気判断が観測され年初来高値を更新した。半面、住友金属鉱山(5713)、大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)が6%超え下落するなど商品市況関連が総じて売られ、今月賑わった三菱重工業(7011)や日本農薬(4997)といったテーマ関連株への手仕舞い売りが厳しかった。三菱商事(8058)も続落、きのう年初来高値を付けたSUBARU(7270)も利益確定売りに押された。

新興市場では東証マザーズ指数が反発、米金利などを好感してグロース株見直しの動きとなった。モダリス(4883)、ANYCOLOR(5032)、Waqoo(4937)が買われ、Appier Group(4180)、モイ(5031)、プレイド(4165)が売られた。


2022年6月23日(木)市況解説 前引け
日経平均株価 26,146.71(-2.84)
TOPIX 1853.18(+0.53)
売買高概算 53388万株

前引け・小幅続落-世界景気懸念が重荷

23日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅続落、前日終値に比べ2.84円安い26146.71円で引けた。22日の欧米主要指数が軒並み反落した流れを引き継ぎ、小安く始まったものの内需関連やディフェンシブ株などへの買いを支えに250円超えの上昇する場面も見られた。時間外取引でのWTI原油先物の一段安など世界景気の先行き警戒感が強く意識されるなか、再度売り直されたが一定の底堅さを示した。東証株価指数(TOPIX)は小反発。東証プライム市場の売買代金は概算で1兆3409億円、売買高は同5億3388万株、値下がり銘柄数は全体の6割にあたる1105、値下がり632、変わらず101だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「鉱業」「非鉄金属」の14業種が下落、上昇は「空運」「保険」「陸運」など19業種。各国の利上げラッシュなどのインフレ抑制策による景気懸念があらためて意識されて、INPEX(1605)、住友金属鉱山(5713)などの資源株や日本郵船(9101)はじめ海運株が軒並み売られた。決算が冴えなかったニホンフラッシュ(7820)や証券会社の投資判断引き下げが観測された長谷工コーポレーション(1808)が弱く、塩野義製薬(4507)は期待の高かったコロナ治療薬を巡り、厚労省専門部会での承認判断が先送りされたことが嫌気された。半面、羽田-ソウル便の運航再開を決めたJAL(9201)をはじめリオープン関連が買われ、ファーストリテイリング(9983)など小売株の上昇も指数を支えた。ラクス(3923)、エムスリー(2413)といった高PER(株価収益率)株にも買いが入った。東芝(6502)は一部報道で非上場化案の観測が伝わり、中外製薬(4519)はアトピー性皮膚炎治療薬の海外での第3相治験の好結果を発表、ともに買い材料視された。証券会社の強気判断が伝わったMonotaRO(3064)、Sansan(4443)は大きく買われた。東証スタンダード市場に新規上場したホームポジション(2999)は公開価格450円に対し465円で寄り付いた。

新興市場では東証マザーズ指数が小幅に反発。キャンバス(4575)、GMOフィナンシャルゲート(4051)、JTOWER(4485)が買われ、ENECHANGE(4169)、アクシージア(4936)、東京通信(7359)が売られた。新規上場のジャパンワランティサポート(7386)は公開価格1640円に対し1480円で寄り付き、坪田ラボ(4890)は同470円に対し794円で寄り付いた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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