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市況解説 2022年1月11日(火)

2022年1月11日(火)市況解説 大引け
日経平均株価 28,222.48(-256.08)
TOPIX 1896.82(-8.86)
東証一部売買高 124677万株

大引け・大幅に3日続落-28000円台付近で底堅さ

11日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続落、前週末に比べ256.08円安の28222.48円で取引を終えた。米金融政策の正常化が前倒しされるとの見方が強まるなか、高PER(株価収益率)銘柄への手仕舞い売りが止まず、終日軟調地合いが継続した。アジア市場や時間外取引での米株先物が底堅さを示したことで、下げ渋る動きを幾度か見せたものの、その度に上値を抑えられる格好となった。東証株価指数(TOPIX)も3日続落。東証一部の売買代金は概算で3兆73億円、売買高は同12億4677万株、値下がり銘柄数は1157、値上がり960、変わらず68だった。業種別TOPIXは全33業種中、「電気機器」「化学」「金属製品」など18業種が下落、上昇は「保険」「銀行」「証券」など15業種。キーエンス(6861)、日本電産(6594)が下げ幅を広げ、東京エレクトロン(8035)、レーザーテック(6920)など半導体関連が一段安し、指数を押し下げた。コロナ感染拡大も警戒が強まる意識され、高PERの資生堂(4911)、コーセー(4922)といった化粧品も大幅安でそろって昨年来安値を更新、上場来高値圏のデクセリアルズ(4980)は利益確定売りに押された。公募増資等を発表したミダックホールディングス(6564)も大きく売られ、レノバ(9519)は5日続落で昨年来安値を付けた。半面、トヨタ自動車(7203)、日立製作所(6501)などの主力割安株には買いが継続、メガバンクやKDDI(9433)が続伸した。オリエンタルランド(4661)、エイチ・アイ・エス(9603)などレジャー関連の一角に見直し買いが入ったほか、住友金属鉱山(5713)、日本製鉄(5401)もしっかり。3-11月期の好決算を支えにエスクロー・エージェント・ジャパン(6093)が20%超え急伸し、武田薬品工業(4502)は主力薬の売上予想を上方修正したことなどが好感された。

新興市場は主要2指数が高安まちまち、日経ジャスダック平均が4日続落、東証マザーズ指数は続伸で終えた。田中化学研究所(4080)、ウエストホールディングス(1407)、JTOWER(4485)が売られ、Green Earth Institute(9212)、サンバイオ(4592)、メドレー(4480)が買われた。


2022年1月11日(火)市況解説 前引け
日経平均株価 28,231.31(-247.25)
TOPIX 1981.22(-14.46)
東証一部売買高 61146万株

前引け・大幅続落―米金融政策への警戒が引き続き重荷に

11日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落し、前週末終値に比べて247.25円安い28231.31円で引けた。米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の正常化を前倒しするとの見方が強まり、米長期金利の上昇を嫌気した売りが優勢となった米国市場の流れを引き継ぎ、PER(株価収益率)の高い成長株を中心に売りが広がる展開となった。寄り前に「北朝鮮が再び飛翔体を発射」と伝わったことには反応薄だったものの、国内で新型コロナの新規感染者数が急増していることは重荷となった模様で、節目の28000円に接近する場面があった。東証株価指数(TOPIX)も大幅続落。東証一部売買代金は概算1兆5255億円、同売買高は概算6億1146万株で、値下がり銘柄数は全体の2/3超の1461、値上がり609、変わらずが112。業種別TOPIXでは「電気機器」「鉱業」「化学」をはじめとする22業種が下落、「保険」「銀行」「空運」など11業種は上昇。ソフトバンクグループ(9984)やファーストリテイリング(9983)が売られ、東京エレクトロン(8035)なども指数を押し下げた。日本電産(6594)やキーエンス(6861)はPERの高さが嫌気され、9-11月期2桁営業減益の良品計画(7453)も厳しい。3-11月期20%営業増益のローソン(2651)も7-9月期の減益が売り材料視され、「金融6社が保有株を売却へ」と報じられた日本ペイントホールディングス(4612)には需給悪化を警戒した売りが殺到した。反面、メガバンクをはじめとする金融が総じて高く、第一生命ホールディングス(8750)は昨年来高値を更新。日立製作所(6501)、コマツ(6301)といった割安感のある主力株の一角もしっかり。日本航空(9201)、オリエンタルランド(4661)などには買い戻しが膨らみ、「自動車レースの最高峰F1などに統一ホイールを独占供給」との報道を受けて前田工繊(7821)が賑わった。

新興市場では、主要2指数がそろって続落。東証マザーズ指数は再び昨年来安値を更新した。メルカリ(4385)、弁護士ドットコム(6027)、ウエストホールディングス(1407)が売られ、サイエンスアーツ(4412)、フリー(4478)、中京医薬品(4558)は買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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